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近況報告・5月

更新日:2019年7月8日

毎度の事ですが、バタついた生活が続いています…。渦中にいる時は感情をアウトプット出来ない、実際に書く時間がないというのもありますが、新たなプロジェクト達が始まるので、忘れないうちにザクっと書けたらです。


ちょっと前ですが、5月中旬より2週間とちょっと日本に一時帰国していました。毎度のことですが、本当に怒涛でした…。


遅くなってしまいましたが、お忙しい中、狛江・カフェ&ギャラリー広洋舎で開催されました「箱舟」展にお越し頂いた皆様方、本当にありがとうございました。実を言うと、カフェ空間での展示は初めてだったのです。旧知の友の店とあってか、私自身とても居心地が良かったです。


さらには、人形作りと仮面作りとのワークショップも同カフェで開催させて頂きました。凄くエネルギーのある方々にご参加頂きました。また、何か企画できればと思っています。





16日間の日本滞在。


その中で、4分の1にあたる4日間。去年に引き続き、武蔵野美術大学空間デザイン池田ゼミにて、講義+演習の時間を持たせて頂きました。ちょうど就活と重なり出席が厳しい中16人いる生徒の半分、8人の生徒が、2週間という期間の中での月・木の4日間、最後まで走り抜けてくれました。


私自身、DAMU(チェコ国立芸術アカデミー劇場学部人形劇舞台美術科)時代、毎週90分、恩師ペトル・マターセク教授とのマンツーマン授業が3年間続いた経験があります。何よりも、このマンツーマン授業で鍛えられたと感じる今日この頃です。


去年はもっと生徒さんがいたので、個々のコミュニケーションが取りづらかったのですが、今回は8人。名前を覚える才能が全くない私ですが、あだ名込みで全員の名前を憶えられるぐらい密にコミュニケーションが取れたかなと思います。


そして今回課題に選んだのが、チェコの民話『オテサーネク』

(岩波文庫・『金色の髪のお姫様』カレル・ヤロミール・エルベン 文 木村 有子 訳を参考文献に使わせて頂きました。)


チェコに伝わる伝承文献ですが、かなり個々の視点からの切り口で攻めれたと思います。2017年にシアターΧにて「Memory Hole」というタイトルで、DAMU時代の同級生アントニーン・シィラル氏とワークショップをしましたが、同じくかなり実験的に出来たかなと。実際に劇化できれば面白い!というアイデアも多々生まれました。



また、今回の日本滞在は沢山打ち合わせがありました。まだまだ具体的には言えないことばかりですが、将来的にご報告できればと思います。


カバー・写真 この画が見たくて、お面絵付けのワークショップを企画しました。



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