Entry

Petao-Design 始めます!!!

ファイル 182-1.jpg数年前から、構想し準備を進めてきた人形やおもちゃのブランド「Petao-Design」
今秋についに日本デビューします!!

詳細はおって書いていきたいと思います。
どうぞ、宜しくお願い申し上げます!

>web


「グッと!地球便」

ファイル 179-1.jpg来週、「グッと地球便」という関西日本テレビ制作の番組に出演します。
7月6日(日)10:25〜関西日本テレビにて放映予定です。詳しくは、>web

関西日本テレビなので、関東の方は見れないのですが、東北や九州等場所によって、ちらほら遅れて放送されるみたいです。

まだ、私自身どんな番組になったのか見ていないのですが、ウェブの次回予告の欄で、初めて少し垣間見ました。キャラに全く似合わず、大号泣しているシーンが!!!(めちゃ、恥ずかしいです…)

関西方面の皆さま、ぜひご覧頂けましたら嬉しいです。


「金髪のお姫様」プレミア公演、無事に終了しました!

ファイル 178-1.jpg6月21日に無事に「金髪のお姫様」プレミア公演、無事に終了しました。また、6月24日、25日9時半より上演があります。25日の上演の後、劇場は夏休みに入り、また来シーズン上演が続きます。

ファイル 178-2.jpg色々ときつかったこのプロジェクトですが、プレミアを迎え幸せな気分になっています。のどをすぎれば熱さ忘れる状態で、もう何がきつかったとか大変だったとか忘れてしまいました。これが、演劇中毒というものなのでしょうか。裏方の仕事をしている私にとっては、プレミアを迎えるまで、劇が少しでもよくなるよう、少しでもおもしろいものになるよう、観客の方々の反応を見るのを楽しみ一つに、全力疾走します。まだまだな面もありますが、ある意味では、自分の納得いく形でプレミアを迎えることができたので満足をしているのかもしれません。

ファイル 178-3.jpgファイル 178-4.jpg今回のプロジェクトは、役者イージー・ハイデラさん(Jiří Hajdyla )とマリエ・シュヴェストコバーさん(Marie Švestková)の2人がメインで語り、動き、人形を演じ、テクニカルなことですが、劇が機能するためのサポートしたり…、1時間の上演中休みなくかなり複雑に演じます。プレミア後、役者の2人に、リハも少なかったし、傍目から見ても通常のパフォーマンスよりかなり難しかったのではないか聞いたところ、「役者人生の中で一番、難しい役だったよ、へへへ」(へへへは、言ったかどうだかですが…)と言っていました。最初にリハが始まった時は、台詞も多いし、アクションも多いので、時間が足りるかな?と不安に思ったのですが、、逆に役者魂に火がついたのか、短期間でかなりのことをやりとげていました。そんな、2人の演技も、準備期間の苦労を忘れさせてくれるほど魅力的で、そんなことも含めて、現在の幸せな気分に繋がっているのかもしれません。また、2人は、私がDAMU時代に話したことはなかった(学年の差があったのです)のですが、なんとなく顔を合わせていたので「あの時のあの人だよね」と盛り上がりました。

ファイル 178-5.jpgそして、ライブ音楽で参加していたユーステイン・スボボダさん。Jusitin Svoboda)。彼もランピオン劇場に所属する役者で、役者だからできる形でかなりの数の楽器を(いったい上演中いくつの楽器を使っていたのか正確に把握していませんが)使いまわして、劇をもりたてていました。彼の凄いなと思ったところは、全部のテキストを正確に覚えていて、演じている2人が台詞を忘れた時などすぐに教えてあげていて、さらには、何を何処で演奏するとか書きとめていなくて、演奏のタイミングの全てを体で覚えていたところでした。多分、次なこれとかいう形で書きとめていたら、彼のように複雑に劇に絡めなかったなあーと思いました。ランピオン劇場、役者の方々のレベルが本当に高かったです。

音楽は、ズデニェック・クルカ氏 (Zdeněk Kluka)。ゾヤさん一派の彼とも「金の紡ぎ車」「親指姫」と3作品目の仕事になりました。かなり有名な作曲家であり、太鼓奏者でもあります。(どの楽器も普通につかえていました。)

また、パフォーマンス中裏でサポートしつつ、少しだけ役ももらって演じていたViktor氏(ランピオン劇場の大道具等の管理責任者)。休憩中は、ジャスミンティーを飲んでいて、何度もご馳走になりました。照明のホンザさん。プレミア後、「金髪のお姫様」の打ち上げのためにマスを素敵にグリルしてくれたオンジェイさん(大道具等の仕込み)、大道具の製作のカレルさんとトマーシュさん、2人とも若いのにもの凄く器用でアイデアも斬新で、私が書いたデザイン画も、もっとこうした方が、簡単な構造物になり作り易いし、移動とかも楽じゃないかとか、沢山のアドバイスをくれました。劇場専属の運転手・ベンデリーンさん、いわゆる元気で明るいチェコ人のおじさんで、色んな買出しに連れて行ってもらいました。衣装を洗濯するおばちゃん達(かわいい人達でした)毎日、劇場をそうじする人達。明るい人も多くて、全員書ききれませんが、本当に疲れを吹き飛ばす沢山のいい人達に出会えました。

そして、今回ランピオン劇場で一番仲良くなったのが、舞台のための縫い物等や基本的に小道具等の製作物のアシスタントをしているカトカさんと、クラドノ市が持つ公立劇場とランピオン劇場の一切のデザインをまかされているグラフィック・デザイナーのトマーシュさんでした。

劇場が所有する工房が独立した場所にあって、毎日劇場と工房を行き来しないといけませんでした。(この距離が、微妙に近いような遠いようなで疲れた体に堪えました)その工房は1階が大道具を製作する所。2階が、小道具+大道具の仕上げをする所+グラフィック・デザインスタジオ。3階が、衣装等の倉庫になっていました。

毎日、ヘトヘトになって工房で仕事をしていましたが、トマーシュさんとカトカさんと色々と話をすることができて、彼らの明るさにかなり癒されました。とくに、カトカさんは私より2つ年上の姉御で、15歳の息子がいるシングルマザー。一緒に仕事をしながら色んな話をしました。リハが始まる最後の1週間は、大きな舞台の仕上げをしなければならなくて、時間がなさすぎて、私と共に夜の21時半や22時まで、工房に一緒に残って仕事につきあってくれました。酷い時は、休日返上で一緒に仕事をしてくれました。今まで、色んな劇場で、色んな工房の人達と仕事をしてきましたが、ここまで私と共に、走ってくれた工房の人は初めてで本当に感謝の念を抱きました。(息子が1人で大丈夫かと何回か聞きましたが、夜はご飯食べて時間になれば寝るから大丈夫よ!とのことでした。どうでもいい補足ですが、息子さんは将来有望なアイスホッケー選手で、15歳には見えない肉体をしていました。)

そして、演出家のゾヤさん。

今回で一緒に作った作品は7作目になりました。短いリハの時間、その上演じ手にとって、複雑な劇だったのですが、ゾヤさんのすさまじい演出力で1つの素敵な作品に産まれました。いつも、一緒に仕事をしていて思うのですが、演出中のゾヤさんは、10本の指から見えない白い糸がでていて、その糸が役者や照明、音響全ての人にくっついていて(多分私にも)、まるで人形を操るように現場の人達を操っているなあと。

毎回、前回よりも少し成長した形で、彼女と仕事ができたらと思っているのですが、今回はどうだったでしょうか。かなり、時間的にきつい日々でしたが、ゾヤさんが傍にいると本当に沢山劇を見る機会を得ます。今回もリハを終えた後、絶対にクタクタなはずなのに、プラハへ戻り劇場へ飛んでいっていました。私も何本かゾヤさんと一緒に見ましたが、演劇が大好き!!!というエネルギーが本当に純粋で、そういった想いが歳とか関係なく色あせなくて、相変わらず凄いなと思います。ゾヤさんのような女性に、こんな風に歳を取れたらいいなといつも思うのですが、かなりハードルは高いです。精進精進です。

プレミアを迎え、あんなに嫌がっていた毎日のクラドノへの通勤が終わり、それはそれで寂しくなってきています。毎日会っていた人達と会わなくなります。そんな、寂寥感を忘れないよう、とりとめもなく、感謝を書き綴ってしまいました。気持ちを切り替えて、掃除をしつつ次のプロジェクトの準備をしていこうと思います。

色々な写真を、ランピオン劇場が色々とあげています。FBですが、見てみて下さい。>web

写真・1 デザイナー・トマーシュが撮った私的にかなりお気に入りの1枚!
写真・2 プレミア後の打ち上げパーテイーにて
写真・3 上演前の様子、ランピオン(ランタンとかランプという意味)劇場なので、客席の上は、提灯でうめつくされています。
写真・4 上演直前。沢山の子供達が来てくれました!
写真・5 上演後、子供達が壇上にて人形達と触れ合えます。


「金髪のお姫様」プレミエラ!!!

ファイル 177-1.jpg「金髪のお姫様」のプレミアが明後日に迫っています!!ぜひ、お時間がある方は劇場に足をお運び頂ければ嬉しいです。
6月21日18時より、Lampion劇場(Náměstí Starosty Pavla 4, 27201 Kladno)>web

この1ヶ月、近況報告が書けませんでした。山あり谷あり本当に様々な事がありましたし、色んな事を考えたのですが、全くもって書ける余裕がありませんでした。どのプロジェクトも(プロジェクトの大小やどう関わるかにもよりますが)、プレミアまでは、本当に戦いです。色んな経験を少しずつ積んで、チェコにおける演劇現場にもなんとなく慣れてきたのではないかなと思う今日この頃ですが、今回のプロジェクトは、そんな私の小さな経験値等をふっとばすほど色々と大変でした。これ以上書くと愚痴っぽくなってしまうのですが、疲れというか、本当に心身共に芯からヘトヘトな1ヶ月でした。でも、だからこそ、そういった状況下でしか得られない経験も沢山ありましたし、濃厚な時間をだったなと思います。プレミア後、色々と書けたらいいなあと思いますが…。

今回の「金髪のお姫様」のプロジェクトは、プラハから38キロぐらいの場所にある中央ボヘミア州の中で一番人口の多いクラドノという街が所有するランピオン人形劇場のプロデユース作品です。クラドノは、プラハから一番近い大きな主要都市なので、毎日プラハへ通勤する人も沢山います。私自身も、プラハに近い近郊の街だ♪と最初は喜んだのですが、いやいや大きな間違いでした。片道なんだかんだ1時間半、往復で3時間…。ほぼ毎日クラドノへ通勤していたので、なかなかに堪えました。(毎日通っている人を尊敬します)

そして、「金髪のお姫様」!!

いい感じに仕上がっています!このプロジェクトは、全体を通して、劇場というか、市の問題というか、現場にいる私達全ての立たされた条件は、最初からかなりキツイものでした。ですが、演出家ゾヤさんを筆頭に、役者の方々、プロデユーサー、テクニックの方々(日本語ではなんというのでしょう?舞台の仕込みや大道具や小道具等全てを管理してくれる人)、私の仕事を全面的にアシストしてくれた小道具・大道具の方、照明の方等々、一丸となってできたのではないかと思います。

「金髪のお姫様」は、チェコで本当に有名なお話です。日本でいえば、「桃太郎」的な感じでしょうか?私的には、そんな、いわゆる「ザ・チェコ」カラーの強いお話に、自身を美術として使ってくれたゾヤさんに感謝です。一人でも多くのチェコ人の子供に楽しんで観てもらえるよう出せる限りのエネルギーを注ぎました。

いいプレミアになりますように!


Babylon!

ファイル 174-1.jpg3月に撮影されたチェコテレビのドキュメント番組・Babylonが今日放送ありました。(放送前に知らされると思っていたのですが、知らせてもらえませんでした…。)知り合いがたまたま見ていたので、連絡をくれて放送をしていたのがわかりました。当番組は30分で2人のチェコに住む様々な外国人を紹介しています。日本人では第一号らしいです。

これまで、インタビュー的な撮影には何度か経験があるのですが、自分にスポットを当てられての撮影は初めてでした。しかもチェコ語で…。とにかく事前に質問をくれるという感じではなく、流れにそってデイレクターさんがポンポン質問をなげかけてきたので、頭の整理もできないまま、チェコ語もいつもよりさらに酷い話し方になってしまっていました。まあ、ご愛嬌です。

そして、ドキュメント中に挿入されているパフォーマンスは、「姨捨山」です。今村昌平さんの映画『楢山節考』を見て衝撃を受けた、フランス人アクロバテイック・ダンサーのセリーンが、どうしてもパフォーマンスにしたいと発起した作品です。私にとっては、チェコに来て半年を過ぎた頃、人生で2作品目のプロジェクトでした。

ドキュメントには、日ごろお世話になっている演出家ゾヤさん、DAMU時代の教授ペトル・マターセック氏、ラドスト劇場の工房責任者・クシジョバーさん、そして、本邦初公開?の私のチェコ人の旦那であるペトルも出演しています。

リンクから、放送が見られます。私は後半部分です。ひゃー。
>web


近況報告・5月

ファイル 171-3.jpg5月が始まりました。引き続き「金髪のお姫様」のプロジェクトをメインにほぼ毎日引き篭り状態で製作しています。ペースは悪い方ではないと思うのですが、まだまだ沢山仕事が残っています。製作しつつ、劇場に行ってセットや衣装の確認をしつつ、足りないマテリアルを探し回ったりと、忙しくしています。リハーサルが6月2日から始まるので、それまでに、越えるべき山がまだまだ沢山あります。

ファイル 171-1.jpg毎日とにかく作るという生活の繰り返しなので、ブログにこれぞ!と書き留めるような感じのことはないのですが、先日1日オフをとって別荘に家族で行ってきた時に起きたちょっとした、偶然的な話を一つ書けたらなと思いました。

ファイル 171-2.jpg別荘は、Český Ráj(チェスキー・ラーイ)、チェコの天国と呼ばれている地域にある村にあります。国が定めた自然保護地区で、森林、岩、湖等も凄く綺麗で、沢山のお城もあります。チェコは、お城がフランスについで、ヨーロッパで2番目に多い国だと聞いたことがあります。本当かどうか定かではありませんが、たしかに面積に対してのお城密度は、チェコはかなり高いと思うのです。

別荘に行くときは、大概、お義母さん、お義姉さん、旦那と私で行きます。私の役割は、草刈と雑草とりなので、おかげで、ちょっとした草刈の達人?になりました。Kosaという死神が持っていそうな鎌から、1人でしょう電気タイプの草刈り機、ガソリンがいるタイプの大型草刈機、どれも扱えるようになりました。

今年の春は週末、気温が寒かった日が多いので、長いこと別荘に行けませんでした。なので、雑草は伸びきっていて、刈るのに5時間ぐらいかかりました…。一度、刈りだすとなんとなく完璧に刈り上げたい気になるのです。草刈は好きな方だと思うのですが、結局2週間後には、また草達の強い生命力の下、振り出しに戻るわけなのです。毎年夏を中心に別荘へ行く事=雑草との不毛な戦い、みたいな感じなのです…。

雑草を刈りきった後、畑の雑草を抜いていると、古い硬貨を土の中から見つけました。誰か昔にお金でも落としたのかな?と思って錆びや土をとってみると、全く読めない文字のコイン。注意深く見てみると、ナチスが使っていたハーケンクロイツのマークも彫ってあって、1941年のコインということがわかりました。お義母さんをはじめ、旦那も見たことがない代物。

家に帰って早速ネットで調べてみると、1940年から1944年の第二次世界大戦の間、ナチス・ドイツが使っていた硬貨で、5 Reichspfennig という硬貨でした。5 Reichspfennig は、製造した場所によって刻印が違い、私が見つけたコインはベルリン製でした。(コインにAという刻印があるのはベルリン製造。ミュンヘンだとD、ウィーンだとBといった感じで7種類あるそうです)

興味深いのは、その時代チェコ(正確には、現在のチェコというくくりはできませんが)は、ドイツ・ナチスの占領下だったわけですが、使われていた硬貨は、違うもの(Protektorátní koruna)でした。別荘には、この時代すでにお義母さんのお義母さんが住んでいたこと。(1920年ぐらいからその場所に住んでいたらしいです)チェスキー・ラーイの辺りには、ドイツ軍は来ていなかったのではないかという家族の証言(定かではありませんが…)。いったい、どんな経緯があって、土の中に埋まったのか想像が膨らむみます。

こじつけに近いかもしれませんが、ちょうどこのコインを見つけたのが5月10日。前日が5月9日で、この日は第二次世界大戦のチェコの終戦記念日でした。(西ヨーロッパは、5月8日が終戦記念日なのです。ロシアの影響で、5月9日になっています。)コインを通して、見て見ぬふりはできない事実としての歴史を、少しだけ肌で感じる日になりました。


近況報告・4月

ファイル 170-1.jpg4月も、今日で終わりです。時間が経つのが早いです!最低でも月2回(理想は1週間に1回…)はブログを更新したいと思っているのですが、なかなかに難しい課題です。コマメに書いていかないと、書きたかったことも、その時々に書きとめていなかったことで、結局、心の動向が変わっていってしまい書けなかったという事態に陥りがちなのです。

ファイル 170-2.jpg最近の私は、まだまだ花粉症に悩まされています。日によって症状の重さが違うのですが、のどだけは、3月から現在まで、常に痛んでいます。もう「目がー目がー(ムスカ大佐)」「鼻がー」「のどがー」な感じで 花粉症と戦う日々です。春税です。

ファイル 170-3.jpgそして、今月から、完全に製作モード全開です。とにかく期限がさしせまっているものから、順次に片付けている感じです。昨日、1つ納入が終わりました。韓国の劇場のプロジェクトのためのお面(といっても、直径85センチの球体・ドラえもんの頭みたいな感じのもの)で、かなり時間がかかりました。他の人形とスタイルを同じにしつつ、軽量かつ頑丈にするのに、色々と思考錯誤しました。

ファイル 170-4.jpgそして、なぜに韓国のお仕事?といいますと、なんとスーホ(>web)が、先月より仕事でチェコに期間限定で来ているのです。本当は先月書きたかったのですが、チェコにいる特定の人たちを驚かしたかったため秘密にしていました。(残念なことに、驚かせる前にFBよりチェコにいることが知れてしまったわけですが…)

ファイル 170-5.jpgスーホは、私のDAMU時代の1つ上の先輩で、1番仲のいい友人でした。現在は、ソウルにある国立芸術大学の劇場学部のオータナテイブ演劇学科の教授をしつつ演出家・舞台美術家として多岐に活躍をしています。チェコに来る前から、韓国で大きなプロジェクトに沢山関わっていて、演劇経験0だった私に色々アドバイスをくれたのは、本当に大きな助けでした。時間があれば、自分達が抱えている個々のプロジェクトのアイデア等の話をよく話したものでした。

現在でも、よき友人でよきライバルなわけですが、毎度スーホと何かするたびに、ハプニングが起きるのです。(知っている人には、もうコメデイーとしかいいようもない感じなのですが)今回もそんな感じで、球体お面はなかなかの戦いでした。(時間や、テクニック的なこと、最後の郵送も含めて…)今は無事に家から旅立っていったのでホッとしています。無事に韓国へつきますように。

後は、「金髪のお姫様」の人形や小道具達を鋭意製作中です。製作以外にも、「金髪のお姫様」の衣装のための布買いもありました。この仕事は、地味で誰にも特に評価してもらえない上に、意外とかなり大変なのです。プラハには、大きな布屋さんも1、2軒ありますが、日本のように大型布屋さん、布問屋街などはありませんので、小さな布屋さんを一つ一つ回って探すといった感じです。具体的なイメージがある場合は、見つけるまで足で稼ぐしかないのです。

そんなこんなで、毎日忙しくしています。なんだか、疲れているみたいで眠りも深いです。関係あるかわかりませんが、今朝の夢は、大蛇と戦う夢でした。

写真1・球体に対する張子作業、エンドレスでした…
写真2・誕生日に頂いた沢山の花束。ありがとうございました。
写真3・もうシーズン過ぎましたが、4月初めの近所で咲く八重桜
写真4・今は、ライラックが満開です。
写真5・長年育てているサボテンが初めて花をつけました!!!


近況報告・3月-2

ファイル 167-1.jpgプラハも春がやってきました!!日によって半そででもいいぐらい暖かかったり、まだまだマフラーとコートが必要なぐらい寒かったりと安定した天候ではありませんが、街の色がもう本当に変わりました。私は春が一番好きな季節なので、本当に幸せです。ひゃほー!そして、花粉症の季節です。ひゃほー!私は、鼻水・目のかゆみ、喉の痛みがあるので、それなりに結構苦しんでいます。
ファイル 167-2.jpg
が、やはりこれは「春税」というのか、本当に木が芽吹いて、花が咲き出して、一言で綺麗とは語りつくせない自然の美しさを垣間見させてもらえる、通行料のようなものだと思っています。

ファイル 167-3.jpg3月後半も、本当にビックリすることや感動したこと・出会い等々色々あったのですが、後日そのことについては書けたらと思っています。

ファイル 167-4.jpgそして、現在進行中のプロジェクト。速度の違い(期限の違い)はありますが、なんだか沢山の事が同時進行で動いています。寝ている時すらも、アイデアが夢の中で浮かんできたり…と、ずっと仕事の事を考えている状態で、なんだか現実と演劇・創造の世界の区別があいまいになっています。少し、遊びにでないとな…。今現在、一番メインで働いているプロジェクトは、6月にプレミア予定の『金髪のお姫様』です。

ファイル 167-5.jpgひょんなことから、急遽3月に本決まりしたプロジェクト。ゾヤさんがブルノで演出し、18年以上も上演され続けている『金髪のお姫様』といいう劇を別の劇場でリメイクするというもの。私自身は、人形デザイン・製作と衣装デザインで参加する予定だったのですが、急遽舞台デザインとしても入ることになりました。

ゾヤさんの意向で、私が尊敬する舞台美術家の一人、ヤロスラフ・ミルファイト氏が考案した舞台コンセプトをそのまま使う事に決まり、私は、それをベースにデザインをしなおすという初めての課題をもらいました。もともとベースがあるならやりやすいと思いきや、逆に0からやるより難しい!18年も続き無駄のないフォルムを持っている舞台。何かを足せるとしたら、表面上のことだけになってしまい、下手をすれば蛇足な感じになってしまう…。短期間で、もとあるデザインを尊重しつつ、どう自分なりにリメイクするかが、それなりに大変でした。

準備期間が実質1週間ぐらいしかなかったということもあり、デザインを練っている期間中は発狂しました。まず短期間というストレスと、さらには劇場側の要望も多く、その辺をどうクリアするかが頭を悩ませました…。が、先日、無事に劇場でのプレゼンと発注を終えました。本当に、本当に、一安心です。4月、5月は、6月のリハスタートまでに人形、小道具、舞台等私が作る部分も結構あるので、製作1色になるのではないかと思います。1月から3月まで、人形の製作もしていましたが、舞台のアイデア出しをかなりやった時期だったので、頭をからっぽにして作りたい気持ちで一杯です。

お知らせで、2012年に舞台・衣装デザインで参加した『Dynamo』が、2014年4月4日KD Mlajen(Kovářova 1615/4, 155 00 Praha 5:地下鉄B線Lukaより徒歩14分)にて千秋楽を迎えます。19時半より。ぜひ、プラハ近郊にお住まいの方は見に来て下さい!!(>web

あと、昨年、人形・仮面・小道具等製作で参加したプロジェクト『トリスタンとイゾルデ』が、4月6日に、Teatru w Kłodzku(Scena Kłodzkiego Centrum Kultury, pl. Jagiełły 1ポーランド・クロツコ)にて上演されます。(>web

演出Michał Tramer 、舞台美術 沢則行氏です。改めて考えてみると、『トリスタンとイゾルデ』の人形等を作って、本当に勉強になったなあとつくづく思います。クロツコは、ポーランドの中でも、(チェコの土地だった時期もあったようです)かなりチェコよりなので、チェコにお住まいの皆さま。ぜひ、ちょっとした遠足に見に行ってもらえたら嬉しいです。車で、片道約2時間、日帰りできる距離です。食べ物も安くておいしいです!!

写真1 デザインの一部
写真2 春散歩で出会ったシャチネコのような黒猫
写真3 プラハでよく見かける忠犬
写真4 蛇も見つけました。暖かくなった証拠です。多分名前はUžovka hladká(チェコ語ですが)
写真5 最近の心の拠り所。コキジバト。巣がちょうど家の窓から見えるのです。


近況報告・3月

ファイル 166-1.jpgファイル 166-2.jpgいつも、なんだかバタバタな生活を送っていますが、先週は本当に色々ありました。一つは、テレビ撮影。まだ、放送されていないので、放送後あれこれ書けたらと思いますが、人生初のドキュメント撮影がありました。話すこと、言いたいこと色々とまとめたりもしたのですが、いざ本番になると全く勝手が異なり、チェコ人の旦那曰く、酷い話しぶりだったそうです。きっと、緊張していたのでしょう…。人前に出慣れていないので、というか、自分にスポットが当たることに全くもって慣れていないので、こういう時に格好つけたくても、つかないのです。

ファイル 166-3.jpg撮影に協力してくれた、ペトル・マターセック教授やゾヤさんは、一緒に撮影されながら、惚れ惚れするようなカリスマ性をはなっていました。人間には、それぞれの器があるなーと改めて確信していました。(撮影中に。←こんな事考えているからダメなのですが…)

ファイル 166-4.jpgもう一つは、私の恩師の一人ヤロスラフ・ドレジャル先生の個展に行ってきました。あいかわらずの、世界観でした!シュールレアリズムならぬ、ドレジャリズム。(>web)個展会期は、4月末までだそうです。DAMUで、人形彫りの先生だった、ドレジャル先生。チェコの父的存在であり、大学卒業後も定期的に会っているのですが、今回は夏ぶりでした。とにかく、沢山飲んで沢山話をしました。いつか、一緒に劇を作りたいと思っていたので、そんなプロジェクトもゆるりと始まりそうです。

現在進行中のプロジェクト達も引き続き動いています。色々な事態が起こりました。バックサイドの話なので、具体的には書けないのですが、劇を作るということ以外の問題にも、色々と直面しました。劇場側の問題(正確には、劇場を持つ市の問題なのですが)だったり、オーガナイズの問題だったり、劇場運営の思惑と、製作側の思いのギャップだったり、色々と戦いがありました。が、そんな問題をも一掃するような解決案をゾヤさんが思いつき、逆に思ってもみないプロジェクトが、もう一つ生まれました!

ある意味では、今の自分が一番望む(というか、やりたい)形の人形劇。いい意味でのクラシック人形劇。私自身、このプロジェクトにも参加させてもらえたら本当に嬉しいなと思っていたのですが、ゾヤさんのおかげでメンバーに入れてもらえました。涙。

まだ、契約書にサインをしていないので、確実ではないのですが…、サインをしたらもう少し詳細を書けるのではと思います。今週末に初打ち合わせがあるので、ドキドキです。

題材は、チェコを代表する国民的詩人、カレル・ヤロミール・エルベンが書いた、子供から大人まで皆知っているチェコの物語です。そして、エルベン!!DAMUに入った時、ペトル・マターセック教授に最初に出された課題もエルベンでした。そして、2年前にやったプロジェクト「金の紡ぎ車」もエルベン。凄く個人的に、縁の深さを感じています。私自身、エルベンの世界観は好きなので、モチベーションも上がっています。

写真1 鳥の餌♪
写真2 マイクを取り付けてもらっているところ
写真3 ドレジャル先生の個展風景。彫刻の人の中?足の辺りにくまがいます!
写真4 パーテイー後、ドレジャル先生のお宅にて。大好物!チェコ版ゆっけ料理・tatarsky biftekを作ってくれました。


近況報告・2月

ファイル 163-1.jpgもうすぐ、2月も終わりです。なんだか時間が経つのが早い気がしてなりません。色々なことが重複している今日この頃です。まだ書けないのですが、ちょっとした自分自身的には、かなりサプライズ的なことも待ち受けています。

ファイル 163-2.jpgプラハは、暖かく、日も長くなっていきているので、精神的に仕事がしやすい環境になってきています。日本に居た頃は、夜に仕事をするのが一番集中しやすかったのですが、チェコに来てから、お日様があたる所での仕事のが、身が入るようになってきました。最近は、アイデアだし・デザイン画、考えるのに疲れれば、手を動かす。頭が少し冴えてきたら、また考える、の繰り返しです。引き篭り状態が続いています。毎日1時間でいいから外に出なければと思ってはいるのですが…。

ファイル 163-3.jpgそんな感じなので、私の最近の最高の楽しみは、小鳥達に餌をあげる事です。冬の間、食べるものが不足している期間に、固形?の餌を木にしかけて、その経過を見ることです。硬いので、減りはそんなに早くありませんが、毎日少しずつ減っているのを見ると、なんだか幸せな気持ちになります。

そして、今月一番嬉しかったニュースは、友人がチェコ映画のアカデミー賞の衣装部門にノミネートされたことです!彼女の名前は、Marianna Stránská。(マリアンカと呼んでいます。)才色兼備とは、彼女のことで、本当に綺麗で、力強い女性です。(>web

私がDAMUの大学院入って半年経った頃。ひょんな事で、大学が有するDisk劇場でのプロジェクトの製作メンバーに入ることになりました。彼女は、その時に舞台美術・衣装デザインを一緒に仕事をした子です。今考えみると、通常では大学院生(ましてや外国人学生)がこういったプロジェクトに入れることじたい滅多にないので、この経験自体が本当にラッキーだったわけですが…。そして、その時の演出家が、現在チェコで、一番人気の若手演出家、Jiří Havelkaだったのです。

何より、私にとっては、初めての演劇製作現場。そして、天才演出家Jiří Havelkaは、台本なるものは一切使わず、リハを通して、毎日内容がどんどん変わっていき、(製作している人間も、おそらく本人も)どんな話になるか全く読めず、でも最後には凄いたたみかけでおもしろい劇を作り上げてしまう人なのです。

チェコ語事態が、今よりも全くもってたどたどしい頃だったので、まず何が変更になって何が起きたかが、いつも1,2テンポ遅れてしまっていたので、彼女には本当に助けてもらいました。ましてや、演出家Jiří Havelkaは毎日言っている事が変化する演出家。彼が言ったことに対して、その夜アイデア出しをしてまとめて次の日持っていくと、もう彼の思考は全く別の所にあるといった状況の連続でした。チェコ語の理解もですが、自分自身の即興力と状況の変化に対する適応力の低さにとても悔しい思いをしたのを覚えています。

そういった意味でも、マリアンカは、即興力・適応力が凄く高い女性で、今まで沢山の同世代の素敵なアーテイストに会いましたが、彼女ほど、虎のように(寅年なのです)ワイルドに、エネルギッシュに仕事ができる人を日本でもチェコでも見たことがありません。7歳年下のかわいい女性なのですが、本当に沢山の事を彼女から学び、初めての演劇の仕事で彼女と一緒に仕事ができて本当に良かったと心から思えたものでした。

そのプロジェクトから、6年。ワイルドなマリアンカは、おしくもアカデミー賞は受賞できませんでしたが、チェコ・アカデミー賞ノミネート!相変わらず、本当に凄いです。

写真1 鳥の餌♪
写真2・3 2月の前半に、週末を使って、ドイツへ遊びに行きました。ワーグナー歌劇祭で有名なバイロイトへ行きました。お目当ては、ギネスにも載っているマイゼル・ビールの工場へ♪


Page