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Memories to Prof. Petr Matásek

ファイル 290-1.jpgThis year in Japan is dedicated to the Czech culture. Czech Center in Tokio in co-work with Theatre X organised a Workshop with lectures with the main topic: „World of Prof. Petr Matásek - Theatre, Puppet Stage Design“. I came to Japan with my DAMU classmate Mr. Antonin Šilar to join special Workshop and to have a few lectures about Petr Matasek Theatre philosophy and his way of teaching. We meet there a lot interesting and inspiratory people and could finish with experimental theatre performance. Many thanks to all!


Vzpomínka na Petra Matáska v Japonsku.

ファイル 289-3.jpgU příležitosti Českého roku v Japonsku připravilo České centrum v Tokiu ve spolupráci s tokijským divadlem Teatre X společnou akci „Ohlédnutí za prací divadelního scénografa Petra Matáska“. Na akci jsme byli pozváni spolu s mým spolužákem Tondou Šilarem a měli jsme za úkol udělat Workshop a několik přednášek o divadle a o práci našeho profesoru z DAMU, Petra Matáska. Měli jsme možnost potkat spoustu zajímavých lidí a mohli spolu vytvořit experimentální představení. Děkujeme všem!


壁画「PipiとAstrid Lindgren」

ファイル 288-1.jpgファイル 288-5.jpgファイル 288-2.jpgファイル 288-3.jpgファイル 288-4.jpgここ数年、立て込んだ仕事が続き移動も多いので、目が覚めると自分がいったいどこにいるのだかわからなくなる感覚によくなります。先月、座・高円寺で再演があった「ゴーレム」の中で『おれは、いったいここで何をしているんだ』という台詞が繰り返し使われていたのですが、まさにそんな感じで。

一昨日まで、ポーランドはSlupskuにて壁画を描いていました。今年は、本当に沢山この街に来たなあといった感じで。片道14時間の移動は、何往復しても全く慣れませんでした。Slupskuは10万人規模のポーランドでは中都市。カソリック教徒が多いポーランドですが、市長がゲイであることを告白し、一躍有名になった街でもあります。街中には古い建造物も沢山残っていて綺麗ですが、この街の面白い特徴はとにかく教習車が多いことです。朝から晩まで外に出て見かけないことはないぐらい走っていて、私が現在泊っている劇場のゲスト用アパートから劇場まで、徒歩5分もかからないのですが、その間に調子がいいと(どんな調子だかよくわかりませんが…)10台ぐらい見かけたこともありました。とにかく書かずにはいられない、どうもいい特色です。

今年の秋、Slupskuでは、「長靴下のピピ」の作者であるAstrid Lindgrenの生誕110周年を祝うイベントが企画されていました。9月16日にTęcza人形劇場にて初演を迎えた「長靴下のピピ」をはじめ、イベントが盛りだくさんだったようです。その一環で、Astrid Lindgrenとピピをテーマに壁画の依頼があったわけです。スウェーデン人であるAstrid Lindgrenを、ポーランドのSlupskuで生誕を祝い、プラハに住む日本人が壁画を描くという、ちょっとカオスなプロジェクトではありましたが、人生で初めてこのような大きな絵を描かせてもらって楽しかったです。

描く前は普段大きくても図面として等身大サイズ。ポスターやイラストでは大きくてもB3ぐらいまでの絵しか描いてない私が、壁画なんて大丈夫かなという不安はかなりありましたが、実際の問題は大きさではなく、制作環境にありました。あきらかに、この企画事態、夏ものといいますか、バルト海に隣接したSlupskuで、1日中外で作業をしていると本当に寒いといいますか、さらには霧雨、小雨も降ったり、最終日は白い息まででました。体力はあるほうではありますが、毎日ヘロヘロというか、ボロボロでした。。(この時期になってしまったのは、私のスケジュールの問題だったので文句は言えないのですが…)最初は、3人ポーランド人のアシスタントについてもらったのですが、中盤からは自分のタッチで仕上げないなので、一人で朝から日暮れまで作業していて、さらには小雨が降っている寒い日なんかは、壁に向かいながら、『おれは、いったいここで何をしているんだ…』なんてゴーレム現象が起こっていました。

それでも、チェコ人より感情表現が大きいポーランド人。壁画制作中、道行く人、子供から大人(結構ロックな恰好した若者まで)、おじいちゃん、おばあちゃん、とにかくみんな、「凄く綺麗!」とか「凄くいい仕事だね!」とか「人形劇で見たピピだー!」とか感想を本当に大声で叫んでくれて。チョコレートを差し入れてくれたおばあちゃんもいたりして、凄く励まされました。

電車の遅れもあり15時間かけてSlupskuに到着後、そのまま現場に連れていかれ、クレーン車に乗せられて、プロジェクターで投影した絵を「はい!スプレーでなぞって!!」と言われた時は軽い眩暈が起きました。さらには、愚痴に思われると良くないですが、当初、壁画サイズは、高さ16メートル×横11メートルと言われていたのですが、なんとなく壁画は横長なイメージが強かった私は、縦、横の単語をあまり注意してみなくて、高さ11メートル×横16メートルと勘違いしてデザイン画を作成してしまいました。その後、オーガナイズサイドから「反対だよ!」と言われて、急遽デザイン画を再度修正して提出したのに、実際の現場にきたら言われていた壁のサイズが全くもって違い、むしろ最初に間違えたサイズでデザインしたものの方が壁にマッチするという不可思議な現象も起きました…。言われていたサイズよりも実際の壁のが、小さかったので私的には助かりましたし、まあ、ご愛敬かなと…。

が、それでも話がまとまってからのステップはいい意味でヨーロッパ的で早く、面白い企画に呼んでもらって感謝です。そして、この壁画を描いた場所も、図書館の壁でそんなところも嬉しかったです。コーディネーターのパワフルなオラ、アシスタントでついてくれた本当に女性3人衆カーシャ、エヴァ、カロリーナ、本当に感謝です!!

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写真・1 壁画完成(白い部分には後から、本の引用文章が入ります。)
写真・2 アップ部分
写真・3 デザイン画
写真・4 初日、、
写真・5 初日、、、(顔がもう白いです)


Slupsk Library's wall with Astrid

ファイル 287-1.jpgファイル 287-2.jpgYesterday I went back from Slupsk to Prague. I spent there one week painting on the wall. This year I visited Slupsk very often. Slupsk city is celebrating 110 years anniversary of the Birth of writer Astrid Lindgren (14.th November 1907 - 28.th January 2002). Teatr Lalki Tecza opened the autumn season with the puppet show Pippi Pończoszanka.

Now I painted Astrid Lindgren with her books and her heroes on the wall of local Library. My biggest painting in my life! I´m happy for this opportunity! Thanks to my painting helper, thanks to the Slupsk city and all organization! Special thank to Michal Tramer! Cheers Astrid, your stories are beautiful!

>news Kanal6.pl


Zeď knihovny ve Slupsku

ファイル 286-3.jpgファイル 286-4.jpgVčera jsem se vrátila z týdenního pobytu ve Slupsku. Tento rok jsem tam díky spolupráci s divadlem Teatr Lalki Tecza jezdila docela často. Astrid Lindgren
(14. listopadu 1907 - 28. ledna 2002) letos bude mít výročí 110 let od svého narození.

Město Slupsk slaví a na začátku podzimní divadelní sezóny uvedlo v divadle Teatr Lalki Tecza premiéru loutkového představení Pippi Pończoszanka. Nyní jsem dostala úkol vymalovat zeď na její počest. Je to pro mě největší obraz, který jsem malovala a jsem ráda za takovou zkušenost. Chtěla bych poděkovat mým pomocnicím a vůbec všem, kteří celou akci organizovali!!!

>reportáž Kanal6.pl


近況報告・10月

ファイル 285-1.jpgファイル 285-2.jpgファイル 285-3.jpgファイル 285-4.jpgファイル 285-5.jpg先週末に、プラハに帰ってきました。日本での滞在は、2週間とちょっとだったのですが、なんだかアッという間だったような、でも、思いだすと凄く遠い昔のような感じがしています。

直前の告知にも関わらず、「ゴーレム」や「Noha本×Yumi本」展にお越しくださいました皆様方、本当にありがとうございました。もっと、お話ししたい!!という瞬間しかありませんでした…。

「ゴーレム」再演―。

9月28日から10月1日まで座・高円寺にて上演された「ゴーレム」は、昨年KAATで上演されたものからさらにパワーアップされた仕上がりになりました。今回の一番の違いは、主役が寺十吾さんから元唐組の丸山厚人さんに変わったことでした。お二方のタイプが全く違うので、同じ劇でも、受ける印象が全く違うものになりました。

丸山厚人さんは、実力派の俳優さんで、私自身が書くまでもないのですが、回を重ねるごとに、毛細血管の先の先まで血が通いきるような感じで、劇場の空間自体を隅々まで掌握されるような圧倒的なパワーがありました。偶然にも同じ学年で本当に頼もしいなあと感じました。

そして、一糸座さん。昨年に引き続き、チェコチームとして呼んで頂き、本当に大感謝です。天野天街さん版「ゴーレム」は、日本でもチェコでも見られない本当にいい作品だと思います。また、別の形、場所でゴーレムが蘇ることを願ってやみません。

「Noha本Yumi本」
2日日間という短い間でしたが、お越しいただいた皆様本当にありがとございました。今回、福音館書店さんから出版させて頂いた「つくってあそぼう!あやつりにんぎょう」は、私自身、初めての出版本でした。日本滞在中、本屋さんで見かけたときは、「わわわー!!!」となりました。多くの知り合いから、実際に作った人形の写真や、福音館さんを通して、幼稚園で実際人形劇場を作ってあやつってみるという写真を頂きました。ただただ、嬉しいという気持ちでいっぱいです。

「ペトル・マターセク追悼企画」
惜しくも、7月25日に永眠された舞台美術家ペトル・マターセク氏の追悼企画です。

チェコの人形劇黄金時代の立役者であり、世界に代表する舞台美術家であり、チェコ国立芸術アカデミー劇場学部(DAMU)人形劇舞台美術科に在籍していた時代、私の担当教授であり、私自身の運命を大きくかえてくれた恩師でした。

この秋に氏のワークショップをするという形で進めていた企画が、まさか追悼企画という形に変わるとは思いもよりませんでした。メールをたどると、私と氏とのやりとりでは、2015年から日本でのワークショップを企画しようという話が始まり、2016年から劇場間での調整をはじめ、2017年秋にできる手筈がやっと整った矢先の話でした。日本でのワークショップは氏の大きな願いであり、恩師への恩返しできるチャンスだったのですが、一足遅かったのが悲しくて仕方ありません。

ただ、2010年に卒業してから、年明けや行事等では氏に会っていましたが、日本でのワークショップというプロジェクトが動いてからは、本当に数えきれないほど打ち合わせをする機会を得ました。学生の頃からでしたが、氏はいつも現状の力では乗り越えることではできない大きな課題を絶えず与えてくる方でした。同じ場所に立っていたり、同じことを繰り返していたり、思考が停止していると、いつも足元をすくわれました。卒業して数年間実際に現場でやってきて、今度は恩師と仕事をするという機会を得て、改めて学ぶ瞬間が多々ありました。

一生、緊張して向き合わなければいけない師がいるということは、本当に幸せな出会いだったのだと心から思います。

追悼企画という責任の重い企画を、諸先輩をさしおいて若輩者の私が背負うことについては、眩暈を感じずにはいられませんでした。が、この状況すらも、いつも大きな課題を与え続けてきてくれた氏からの課題なのかなとも感じています。天国から、「Udělej!!(やってみろ!)」と言われているような。心して臨めたらと思います。

11月には、氏の2作品が上映されます。詳しくはこちらを。(>webΧ)また、私と同じくマターセク氏の生徒だったアントニーン・シィラル氏とともに、11月3日から14日までシアターΧにてワークショップを開催予定です。最終日は劇場舞台にて発表があります。

2016年より準備を進めていたマターセク氏のワークショップのコンセプトを引継ぎ、私とアントニーン氏が氏から学んだことを活かしながら、舞台美術家という立場から、いかにアイデアを出し、舞台を構成・実現していく過程を学べるワークショップです。人形・舞台美術製作者、パフォーマー、ダンサーを対象としていますが、興味がある未経験者も大歓迎です。告知が遅くなってしまいましたが、ぜひ多くの皆様の参加をお待ちしています!(参加お申込みは、シアターΧまで)

写真・1 「ゴーレム」リハ風景。好きなシーンです!
写真・2 全体集合写真。「パベルだよ~」
写真・3 マターセク追悼企画、3企画あります。
写真・4 ワークショップ「Memory Hole」のチラシです。
写真・5 ワークショップのタイムスケジュールです。


News from the Summer End and Autumn Beginning

ファイル 284-1.jpgファイル 284-2.jpgファイル 284-3.jpgファイル 284-4.jpgファイル 284-5.jpgThe biggest events from this hectic time is the finish of theatre performance PIPI in polish Slupsk! The first appearance was on 16.th September in Teatr Lalki Tęcza.
It was not easy time, not only a lot of work with the stage and puppets, communications difficulties (I cannot speak polish), but also travel distance between Prague and Slupsk (700 km, two buses, one train, 14 hours of ride). We could rich our goal at time with good result! I thank very much to performance director
Jacek Popławski, organizations support of theatre director Michal Tramer, young and talented Music composer Pawel Sowa, excellent actresses and of course all my coworker in Slupsk stage design workshop. I´m satisfied with the presented performance! I´m happy, Pippi was born and started to live her own life on the stage. I think this story can touch all open people, not only children, and bring them back to the childhood, to the source of nicest memories! I wish, the performance will visit other places not only in North Poland and we can share our theatre joy and passion with many spectators. Then it makes sense!

Immediately after first appearance of Pippi I went to Japan. There I had to switch completely to a different story about Golem. I prepared also stage and puppets. The Czech-Japanese performance Golem we presented for first time last year in theatre KAAT, in Yokohama. Now we played changed version in theatre Za Kouenji in Tokio. The Czech-Japanese team worked very close, very well. It was very nice to see the actress team again together! The communication was more deeply, more friendly, what is to see to the performance quality. I hope, we could play one day in Europe, especially in the home of Golem, in Prague. One young actor started to learn Czech language and I was surprised, how good he could communicate with basics of this complicate language. I was very glad for it! We were been good team!

In between, together with photographer Nohagi Naka, we prepared small exhibition "Noha hon, Yumi hon" in Tokio. We presented our a new books. Gallery was very small and cute, but still we could see our friends and supporters! For me it was a nice experience to walk around bookstore and to see in the show window a book, which I wrote and illustrated. It is big joy for me! And of course big piece of responsibility to the readers.

Now, I´m back in Prague, and I prepare workshop "Farewell with Mr. Prof. Matasek" with my former fellow student, Antonin Silar. We planed to be only assistant of him, but the destiny changed our first proposal. We prepared all long time from 2016 and we are very sad, that Mr. Matasek on 25th July 2017 passed away.


Zprávy z konce léta a začátku podzimu

ファイル 283-1.jpgファイル 283-4.jpgファイル 283-2.jpgファイル 283-3.jpgファイル 283-5.jpgNejvětší událostí bylo dokončení představení PIPI v severopolském Slupsku! Premiéra byla 16. září v Teatr Lalki Tęcza. Nebyla to jednoduchá práce nejen množstvím, ale i jazykově (neumím polsky) a 700 km vzdáleností z Prahy (jedna cesta autobusy a vlakem trvala 14 hodin). Ale díky výbornému režisérovi Jackemu Popławskému, podpoře ředitele Michala Tramera, milé spolupráci se skladatelem hudby Pawlem Sowou, nastudování moc šikovnými herečkami a nakonec dobré spolupráci s dílnou, se povedlo udělat krásné představení!! Mám velkou radost, že se Pipi postavila na vlastní nohy a začala žít na divadelním jevišti svým životem. Myslím, že je to dobře srozumitelný příběh, který budou moci vidět diváci během divadelního turné i na jiných místech.

Bezprostředně po premiéře jsem odletěla do Japonska. Tam jsem připravovala scénu a loutky pro obnovenou premiéru česko-japonského představení Golem!! Loni jsme představení uvedli v divadle KAAT v Jokohamě, nyní jsme hráli v divadle Za Kouenji v Tokiu. V česko-japonském týmu herců vládla pohoda, bylo znát, že se již viděli před rokem a komunikace byla výrazně lepší. Dokonce jeden mladý herec pod vlivem začátku spolupráce před rokem začal studovat češtinu. Měla jsem z toho radost! Diváci mohli vidět zajimavé představení a herci mezi sebou mohli navázat nová přátelství.

Během shonu kolem Golema jsme měli spolu s fotografkou Nohagi Naka malou výstavu "Noha hon, Yumi hon" v Tokiu, kde jsme obě představili své nové knihy. Galerie byla malinkatá a moc roztomilá. Měli jsme jí pronajatou jen na dva dny, přesto přišlo hodně lidí a mohli jsme se sejít a popovídat. Pro mě to bylo poprvé, kdy jsem všude v knihkupectví viděla prodávat svou knihu. Měla jsem z toho opravdu velkou radost!!!

Nyní se připravuji na workshop "Rozloučení s Prof. Matáskem", který budeme mít společně s mým spolužákem Antonínem Šilarem příští měsíc v Tokiu v divadle X. Workshop měl mít jiný název a měl ho vést přímo náš učitel z DAMU, pan Prof. Petr Matásek. Akci připravujeme již od roku 2016 a je nám moc líto, že pan Matásek zemřel 25.července.


PIPI初演!!!

ファイル 282-1.jpgファイル 282-2.jpgファイル 282-4.jpgファイル 282-5.jpgファイル 282-3.jpgかなり困難なプロジェクトでしたが、9月16日「長靴下のピピ」は、スウプスクのTęcza人形劇場にて無事にプレミアを迎えることができました。良い作品に仕上がったので、本当に苦労が報われたなあと…。

初めて競演したJacekは本当に素晴らしい演出家でした。作曲家のPavelが作曲した音楽も劇全体を非常に盛り上げたと思います。今回、彼らとチームとして仕事ができたことは、とても良い経験となりました。

とにかく、実演までが短期間であったこと。「ピピ」のお話自体が凄くシーンも登場人物も多く、どうまとめても、作り物が多くなってしまうこと。劇場側の照明のリフォーム工事により、慣れない機材でスタッフ側のミスが増えてしまったこと。工房で作った大道具も何度も修正が必要だったことなど、多方面で、越えるべき課題が多々あった現場でしたが、一緒に乗り越えられた達成感は大きかったです。

プレミア後、Jacekと「こんな無理な現場、初めてだね…」と、話しました。これまで、どの現場でも、色々な困難がありましたが、今回の「ピピ」も私の経験の中でも大変だったという意味では、3本指に入ると思います。

今回の「ピピ」は、演出家Jacekの統率力と、女の子が主人公ということも影響してなのか、女性が活躍したことが成功に大きく影響したと思います。本公演に出演している女優5人や、工房における女性3人は目覚ましい活躍をしてくれました。

私自身は、工房に勤めている6人に仕事を割り振りながら大道具・人形・小道具・衣装を制作・準備を行う必要がありました。その中で、バーシャさんというおばあさんの人形職人さんは、素晴らしい技術と忍耐力、完成度を上げてくださる方でプラハに連れて帰りたいぐらいでした。他の女性達も、短期間で物凄い量の仕事量でしたが、全力でバックアップしてくださいました。

男性たちも頑張ってくれましたが、私自身仕上がりに対して満足できないこともあり、ここまで、厳しくダメ出しを言うのも初めての現場でした。10年間、こちらの劇場で働いて、出来上がった大道具を、壊させて作り直すという指示をだしたのも初めてでした。

もう、ここに書けないぐらい様々な舞台裏の人間ドラマがありましたが、いい作品に仕上がったことで、全部の気持ちが昇華されたといいますか、良かったなって本当に思います。この夏は、ずっとポーランド生活も続き、劇場の人達とも仲良くなり、結構ポーランド語も覚えだしましたが、ここで一区切りです。ピピが、これから沢山の場所で上演されることを祈っています。

ちょっと感傷気分でプラハに(1日かけて、、この移動も今回大変でした)帰ってきましたが、1日おいてバッタバッタのまま日本に来ました。気持ちを休める暇もなく次は「ゴーレム」(9月28日―10月1日座・高円寺)です!!!

ぜひ、お越しください!!!

写真・1 Photo by Magda Tramer
写真・2 Photo by Magda Tramer
写真・3 Photo by Magda Tramer
写真・4 ピピ・ワンシーン
写真・5 今回制作した人形達


お知らせ!

ファイル 281-5.jpgファイル 281-1.jpgファイル 281-2.jpgファイル 281-3.jpgファイル 281-4.jpg今月の陸路の移動距離は、自分自身の人生の中で一番と確信もてるぐらいアチコチに移動しています。色んな現場が重なりかなり混戦模様でして、お知らせが遅れてしまいました。。

最初に、ポーランド、スウプスクのTęcza人形劇場にて9月16日にプレミア予定の「長靴下のピピ」は現在最後の仕上げに向けて修羅場と化しています。今まで色んな現場で色んな人達と仕事をしてきましたが、Tęcza人形劇場の工房の方々はその中でもそれぞれの個性がかなり強いです。プレミア後書けたらいいなと思いますが、本当に舞台裏で起こっていることのが、ザ・人間ドラマといいますか、実際の舞台よりも劇場的な時といいますか。とにかく、初演まであと数日ですが、いいプレミアを迎えられるよう全員で突っ走らないとです。

2つ目に、福音館書店のかがくのともより「つくってあそぼう!あやつりにんぎょう」という本をださせて頂きました!!!私にとっては、初めての本です!!最初に編集者の田中さんと会ったのは2014年の秋でした。その頃から、日本帰国時の度に打ち合わせをして、やっと1冊の本が完成しました!ぜひ、皆様お近くの本屋さんで見つけてみてください!!!

絵を描かないわけではないですが、イラストを作品として発表していない私としては、多方面で勉強になる経験でした。そんな全くもってど素人な私を辛抱強く導いていってくれた田中さん、ものすごく頼りになったデザイナーのたかのはしまいこさん、この場を借りして御礼申し上げます。

本誌は、5歳から6歳に向けての本だったので技術的な制約が沢山ありました。なるべく多くの種類の人形の作り方を載せて、作った人形で、実際に操って遊んでもらえることを願って制作しました。一番のモチベーションだったのは、もうすぐ5歳になる天使な姪っ子が読んでくれる本を作れたらいいなという事でした。本誌に登場するタコ、いぬ、キリンの人形など実際に作ってくれて写真が送られてきたときは、嬉しくてホロっときました。また、福音館書店さんあてに、本の感想のお手紙が届き読ませて頂きました。こういう形で読者の方から反応があるというのは、私自身初めての体験なので本当にドキドキしています。

また、本の出版を記念して、中乃波木さんこと、のはちゃんと、「Noha本×Yumi本」と題し、2日間限定のイベントを企画しています。偶然にも今年、のはちゃんも初の絵本を出版したので、これは何かの縁だし楽しいことができたらいいねといった感じで話が始まりました。いつもであれば、のはちゃんは写真、私は人形の展示をしていますが、今回はいつもとは違った絵本の世界を楽しんで頂ければと思っています。9月23、24日 会場:ギャラリーおばあちゃん家 世田谷区北沢2-27-15フラットしもきた1F 時間:10時から19時まで(DMご希望の方は、ご連絡下さい)

そしてそして、最後のお知らせは、昨年KAATにて初演を迎えた「ゴーレム」が、また座・高円寺で再演が決定しました!!9月28日から10月1日です。チケットのお問合せは、一糸座さん(>web)か私にメールを頂ければと思います。また、再演を記念して、チケットをご購入された先着50名様から抽選で「Noha本×Yumi本」のイベント内で、チェコお土産、またはゴーレムグッツをプレゼントします。特賞としてご用意していますのは、ゴーレムの絵本2冊、シナゴーグでユダヤ人のおばあさんから買ったお皿3枚。プラハで購入したファティマの手です。(抽選はあみだくじでいきたいと思っています!)もう、ネットで買ってしまったよ!という方がいましたら、ぜひご連絡頂ければと思います。

ピピの初演が終わったら、すぐに日本です。沢山の方に会えるのを楽しみにしています。


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