Entry

The first appearance of performance Mysterious Lake!!

ファイル 219-1.jpg
ファイル 219-2.jpg
ファイル 219-3.jpg
ファイル 219-4.jpg
The first appearance of performance Mysterious Lake was been on 16th April at the University Stony Brook, NY, USA.

The Order for design and producing of puppet I got from Japanese theatre director Izumi Ashizawa, which lives in the USA now 16 years. Here you can find her biography.The topic of performance about Japanese monster and supernatural beings is for me very interesting. It was not easy to explain to non-Japanese spectators. I started with work in mid-January; twice I flown to New York, I had to communicate a lot with skype and e-mail. I had less time and a lot work. Although I worked hardly every day, I couldn´t see finish, but now is performance on the world and I wish him success!


Premiéra představení Mysterious Lake!!

ファイル 217-1.jpgファイル 217-2.jpgファイル 217-3.jpgファイル 217-4.jpgPremiéra představení Mysterious Lake byla 16. dubna 2015 v divadle univerzity Stony Brook, NY, USA.

Zakázku na návrh a výrobu loutek jsem získala od japonské režisérky Izumi Ashizawa, která žije v USA již 16 let. Zde je odkaz na její životopis. Téma představení bylo založeno na japonských mýtech a nadpřirozených bytostech. Takové téma mně hodně zajímalo, protože představit japonské příšery pro amerického diváka je výzva. Začala jsem intenzivně na projektu pracovat v polovině ledna. Dvakrát jsem musela letět do USA, hodně komunikovat skypem. Bylo moc málo času a hodně práce. Pracovala jsem intenzivně a neviděla přesto konec..., ale nyní je představení na světě a doufám, že bude mít úspěch.

První a druhé foto Rick Burks


「アンネの日記」プレミエラ!!!

ファイル 215-1.jpgファイル 215-2.jpgファイル 215-3.jpgファイル 215-4.jpgファイル 215-5.jpg3月も今日で終わりです。ひゃー

アメリカへ行く前もやばかったですが、帰ってから今日まで、一山も二山もありました。。現在も、仕事的に時間的にやばい状況はかわらないのですが、明日から、2回目の渡米が待っているので、今忘れたくないこの感覚を書ければと思っています。

プラハは春らしい日差しになってきています。春好きの私にとっては、3月4月は特に好きな時期で、気分的に凄く救われています。木々が、植物が芽吹く感じが、暖かくなってきているけど、まだ肌寒い感じが好きです。そして花粉症の季節です。鼻水に目のかゆみ、今年は特にのどをやられています。春税なので我慢です。花粉症に悩みだす頃には、あー、日本はきっと桜が咲き始めているんだなー。見たいなー、見れる日はいつかくるのかなー、なんて思ったりもしています。

3月中旬は、「Mysterious Lake」の第二期納期があり、演出家のいずみさんが3日ぐらい?プラハに来られました。一緒にご飯を食べに行けると楽しみにしていたのですが、アメリカへ持っていってもらう人形達を製作しなければならず、結局何処にも行けずじまいでした。。凄く残念でした。。

そして先週末、遂に「アンネの日記」のプレミアがありました!!

私は、先々週に人形の調整、先週にゲネとプレミアとで3回、Uherské Hradištěに行きました。この、Uherské Hradiště。直通電車で行くと4時間15分なのですが、結局待ち時間などを合わせると往復で9時間ぐらいかかります。仕事の都合で、1回日帰りで行ったのですが、飛行機で座っている9時間とは別のなんか、疲れている体には、ほんとドーーーンとくる何かがあります。直通電車はワゴン車しかないタイプで、寝るのもちょっと危険で(ワゴン車で疲れきって寝てしまい何も盗まれなかったのですが、盗もうとしている方に会ったことがあるのです。。)起きているのも結構な戦いなのです。電車に座って景色を見るのは大好きなので、精神的にはリラックスになるのですが。。

「アンネの日記」が、プレミアがあったSlovácké divadlo は、人口約2万5千人程度の地方都市にあるにもかかわらず、連日劇場は観客であふれかえっている凄く人気な劇場です。さらには、昨年度は、チェコで2番目に質の高い劇を作り出しているとして表彰されていました。人形劇場とは違い、大人向けのいわゆるドラマ・演劇を見せる劇場で、キャパも380席ぐらいあり、人形劇場に慣れている私としては、結構感じの違う現場で凄く興味深かったです。私がDAMU学生の頃、担当教授だったペトル・マターセック氏が舞台美術として仕事をされた時期があり、その時「いい劇場だ!」と話されていたのを思い出しました。そして、ゾヤさんのおかげで、劇中に人形がでてくること事態ほとんどない、ドラマ中心の大劇場に、人形制作としてプロジェクトに参加できて本当に感謝です。劇場長を始め、役者の皆さん、裏方の人たち、皆優しかったです。

人気の劇場ということもあり、沢山の新聞やテレビも取材がきていました。テレビでは、少し私もしゃべっています。。>TV 緊張で顔がひきつっているのと、簡単な活用を間違えています。(takovou loutku!!)ゾヤさんのインタビューも沢山あります。私のことも少ししゃべってくれています。 >記事01,>記事02

そして、「アンネの日記」のプレミエラ。 

「アンネの日記」は、戦後70年なのと劇場の設立70周年記念事業として製作されたパフォーマンスです。最初にゾヤさんにお話をもらったのは、ちょっと覚えてえないのですが、昨年の初夏頃だったような気がします。まだ、役者・音楽・舞台美術全てのスタッフが決まっていない段階でした。毎回、ゾヤさんのプロジェクトへ参加する時は、舞台美術・衣装デザイン・人形等の製作ではいっていたのですが、今回のプロジェクトのアイデアを話している時に、「アンネの等身大人形を作る」という課題は、自分にとって凄く難しいものになると思い、人形制作のみに集中したいという話になりました。その勘は的中して、アンネは、私が今まで作ってきた人形の中で一番難しい人形でした。

人形制作という形でのプロジェクト参加だったのと、納期してから「Mysterious Lake」の仕事も沢山あった事もあり、リハを一切見ることができませんでした。これは、本当に不思議な感覚で、初顔合わせに参加して人形を渡して、次に人形調整にいった時は、ゲネ前でほぼ形ができあがっている状態でした。そして、アンネの人形もリハの激しさをうかがえる感じに、修理が必要でした。こういう瞬間に、自分の作った人形は、私の手から離れて、別の人生を歩んでいるのだなとしみじみ感じます。

台詞のチェコ語はかなり難しく複雑なパフォーマンスなのですが、チェコ語がわかる方には、ぜひ劇場に足を運んで欲しいなと思います!今回はリハを見ていなかったので、完全に観客の目で見ることができました。感想は、改めてゾヤさんは凄い演出家さんなのだなと感じました。

「アンネ」は女優さん5人がメインで、俳優さん1人は、本当に男性として象徴的に出る感じです。ゾヤさんの得意な演出方法である、ストーリーテラー方式(私が勝手に思っているだけですが)で、5人の女性が最初から最後までほとんど舞台上にでて、かわるがわる語り、アンネの人形を通して、5人の女性それぞれがアンネの持つ多面性を演じつつ、別の役もやりつつといった感じで、5人の女性と人形の感情の絡み合い方が本当に、繊細で、美しくて、ゲネでは、前半3回、後半2回涙がでてきました。こういった永遠に感じるような一瞬を見たいがために、心を、日常生活を、健康(これはよくないですが)を、、色んなものを削って製作しているんだなと思いました。

世界中に何作「アンネの日記」のパフォーマンスがあるかわかりませんが、ゾヤさんの演出した「アンネ」は、本当に繊細なゾヤさんしかできないものになったと思います。

思ったことを、ブワーと書きました。明日からのアメリカへ持っていく人形達をまだ製作中状況です。。フエー でも、1月には全くもって見えなかった終わりがなんとなく見えてきました。まだまだ、乗り越えなければいけない山が残っていますが、このテンションのままいければと思っています。

写真1・アンネのポスター!
写真2・街中いたるところにアンネのポスターがありました。
写真3・ゲネプロの時撮った写真
写真4・プレミア後の打ち上げ。守衛さんの一人が、実際のアンネの日記をモチーフにケーキをオーダーしてくれました。
写真5・電車にあった切符で折られた船。電車の窓辺になりました。私も誰かが喜んだらいいなと願って、同じようなことをたまにするので、嬉しくてつい写真を撮ってしまいました。。


First appearance of the Performance „Diary of Anne Frank“

ファイル 214-1.jpgファイル 214-2.jpgファイル 214-3.jpgFirst appearance of the Performance „Diary of Anne Frank“ was held on 28th March 2015 at Slovácké divadlo in Uherské Hradiště. The performance dedicated to the story of Anne Frank remembers the 70th anniversary of End of WW2 and theater foundation in 1945.

Czech TV channel ČT24 shows short interviews during the premiere evening. >TV

Articles in the Czech Newspaper 01,02

Photos from theater
01,02


Premiéra představení „Deník Anne Frankové“

ファイル 213-1.jpgファイル 213-2.jpgファイル 213-4.jpgPremiéra představení „Deník Anne Frankové“ se konala v sobotu 28.března 2015 ve Slováckém divadle v Uherském Hradišti. Představení vzniklo jako připomínka 70 let od konce druhé světové války a založení Slováckého divadla.

Krátkou upoutávku na představení s rozhovory připravila ČT 24 - odkaz zde

Články_01,Články_02

Fotografie_01,Fotografie_02


Mysterious Lake

ファイル 212-1.jpgファイル 212-2.jpgファイル 212-3.jpgファイル 212-4.jpgNow I´m preparing puppets for American performance "Mysterious Lake". On Sunday 8.th March 2015 I came back from the USA, where I stayed at Stony Brook State University (Long Island, NY).

I had to fight with many issues, started with different measurement units (feet) and finished with different material. I prepared in Prague special wooden connectors with inner diameter of 2 cm. But in the local shop I couldn't buy shafts with same diameter! I worked all time without break, I could´t see Manhattan, it was far away and everywhere lie snow!

I´m gonna fly back to the USA at 1st. April, I hope to see New York!
First appearance will be on 16.th April 2015. A lot of work is waiting, but I look forward to be there again!


Mysterious Lake‏

ファイル 211-1.jpgファイル 211-2.jpgファイル 211-3.jpgファイル 211-4.jpgNyní intenzivně připravuji loutky pro americké představení "Mysterious Lake".

V neděli 8.3.2015 jsem se vrátila z USA, kde jsem deset dnů pracovala na univerzitě ve Stony Brook (Long Island, NY).

Dovezla jsem tam část loutek z Prahy a na místě vyrobila velkou hlavu draka. Podmínky v Americe byly těžké. Musela jsem koupit materiál, zvyknout si na americké jednotky, jako je feet. V Praze jsem např. připravila dřevěné spojky s otvory na dřevěné tyče s průměrem 2 cm. A na místě tyče s průměrem 2 cm neprodávali, měli jen tyče 1,9 cm! Tak jsem musela koupit větší...

A tak to bylo se vším. Mimo univerzitu jsem mnoho neviděla. Manhattan je vlakem ze Stony Brook minimálně dvě hodiny cesty, všude byla spousta sněhu, dva dny univerzita nevyučovala.

Do USA poletím ještě jednou 1.4. 2015, tak snad se podívám i do centra New Yorku! Premiéra představení bude 16. dubna 2015. Ještě čeká hodně práce, ale těším se!


「Mysterious Lake」

ファイル 210-1.jpgファイル 210-2.jpgファイル 210-3.jpgファイル 210-4.jpgファイル 210-5.jpg1ヶ月間ブログを更新できませんでした。本当に色々とあって、その時々の感情・感覚を書きとめておきたかったのですが、時間と状況と体力、精神力との勝負といった感じで、全く余裕がありませんでした。感覚を忘れないためにも、大変な時ほど何かしら書き留めておければとも思うのですが、なかなかに難しいです。

先月26日より、3月7日まで「Mysterious Lake」の人形達の第一回納期と調整と、龍頭 制作で、初渡米しました。初めてのアメリカということで、色々とドキドキしていたのですが、出発ギリギリまで仕事があり、ガイドブック的なものを何一つ見ることなく旅立ちました。

「Mysterious Lake 」は、アメリカ在住16年の演出家・芦沢いずみさんオリジナル戯曲です。いずみさんは、アメリカの名門中の名門大学Yale University School of Dramaを修了され、現在は、ニューヨーク州立Stony Brook大学にて教鞭をとられています。(詳しいプロフィールはこちらから>web)また、ご自身のカンパニーもあり活動されています。(>web)アメリカ、ヨーロッパ、イラン(これには驚きました。>web)など世界をまたにかけ演出をされています。

今回は、初めて日本人の演出家さんとのお仕事ということもあってドキドキでした。といっても、16年も在米のいずみさん。日本人といっていいものか、アメリカ人といっていいものか、両面お持ちだと思いました。メールでのやりとりは、いずみさんが英文のメールを書いてきて、私が日本語で返すといった(最初のうちは慣れない英語で返していましたが、、)不思議なやりとりでした。

秋頃スクリプトを頂き、アイデア出しをしつつ12月頃から作り始め、1月のアンネの納期が終わってからは、本当にもう、ヒャー!なペースで製作しました。アンネの人形はだいたい150センチの等身大だったのですが、「Mysterious Lake 」に登場する少年や妖怪達も、だいたいが等身大。子供とはいえ90~100センチぐらいだったので、結構大きいサイズだったということと、登場人物が多いこと、動きのシステムが、妖怪ということもあって各人形違うので、色々と試しては失敗!みたいなこともあって、結構な戦いでした。(現在進行形なので、戦い中です)

かなりバタバタな感じでのアメリカ行きだったのですが、初めて垣間見たアメリカは本当に興味深かったです。安全を考慮された作りのトイレ。誰かが入っているかわかるように、足元や頭上が見えるかんじな作りのドア。閉めきることができないトイレの鍵。強く押せば開く感じ。いたるところに掲げてあるアメリカ国旗などなど。といっても、マンハッタンはほぼ素通りだったので、ニューヨークは何も見てないに等しいのです。唯一の思い出は、「planet smoothie」というスムージー屋さんで、MEDITERRANEAN MONSTERという、どう発音していいかわからない、でもかなりおいしかったスムージーを買ったことぐらいです。しかもSサイズを頼んだのに、なんか一番大きなカップにしてくれて、(日本で見たことないようなXXXL?みたいなサイズで、サービスなのか、ただ作りすぎてしまったからなのか…)ニューヨークの印象はなんかいい感じで始まりました。さらに、そのお店では自分でカップにソフトクリームをいれてトッピングをいれて、みたいなコーナーもあって、そのソフトクリームがニューと出る機械が7台ぐらい列になっていて、冬なのに(冬だから?)女性のお客さんがひっきりなしに、アメリカンサイズのカップ(本当にドデカイ!)にニューとソフトクリームをいれてナッツやチョコレートなどのトッピングをしこたまいれて、食べる場所もなかったので、食べ歩きしながらそのまま街へ去っていく、、、みたいな、私が勝手に想像しているザ・アメリカ!みたいなシーンも見ることができました。4月にもう一度渡米予定で、その時は、マンハッタンを見れる時間を作っているので、本当に楽しみです。

滞在期間中は全日、マンハッタンから電車で2時間ぐらいのStony Brookに滞在していました。ニューヨーク州なのですが、田舎町?というか、森の中に学園都市が広がっているような不思議な所でした。

今回のアメリカ滞在での一番の目的は、もちろん人形を納め修理調整することもですが、大きな龍頭を作ることでした。一人で作るというサイズでは最大であることと、慣れない環境で作業の難しさや、道具等も不足するのでは…と、プラハにいる時から色々と想像できなくて、かなり不安でした。

最初の躓きは、材料でした。材料等は、アマゾン等でいずみさんがそろえていてくれたのですが、一番の問題はインチーセンチメートルのギャップでした。プラハから、ジョイントを木のブロックで作っていったのですが、全部サイズが違うのです。丸棒も直径2センチが欲しかったのですが、インチ表記だと0.74インチ(1.9センチ)と、微妙に違うので全部やりなおしたり、木工用ボンドの質も日本やヨーロッパのそれとはかなり違う感じだったり、(どう違うと言われると難しいのですが、アメリカの木工用ボンドは、粘着質があるかと思いきや液体質が強い感じで、貼り付けたあと間から結構たれてきて、さらには時間がたつとそのたれに粘着性が発生してきて、たれていた部分がつららみたいに固まったりみたいな。。。)Gボンド(ヨーロッパにもあります)的なものが見つからなかったりなどなど。結果的には素材を通して、国の違いを感じることができておもしろかったのですが、限られた時間で作らなければならなかったので大変でした。

滞在期間中、Stony Brookで唯一行けたのは、ホームセンターと布屋さん。それも、一回きり。。郊外型で車がないといけない感じでした。私が勝手にイメージするアメリカな感じの建物で、テンションは上がりました。ホームセンターは、どちらかといえば、日本よりヨーロッパの感じに似ているかなと思いました。(ホームセンターで買ったもので、家を建てられる感じ)じっくり見たかったのですが、時間がなかったので部分的にしか見られませんでした。布屋さんの特筆するべきところは、布がワイルドな感じで展示されているところです。私個人の経験では初めてのデイプレイで、考えてみればこっちのが、お客にとっては布のイメージが凄く伝わりやすく、雑然とした感じで清潔感は少々ないですが合理的な気がしました。

泊まった所は、大学にあるホテルといわれていたので、チェコ的な簡易なゲストルームを想像していたのですが、なんとHilton Garden Inn(Hiltonが始めた中級クラスのホテルとのことですが、チェコ的には4つ星クラス以上の素敵なホテルでした)でした。滞在中は、ホテルー劇場学部―ワン・センターの3箇所をグルグル回るといった感じでした。このワン・センターは、中国人卒業生のワンさんが出資して作った建物で、中にギャラリーやアジア系(中華、韓国、インド、日本―お寿司的な、鉄板系)の食堂がありました。このおかげもあって、アメリカの食事・ザ・ファーストフード!みたいなのは、嫌だなあーと思っていたのですが、かなり救われました。メニューも日ごと変わるので、私は色々と試したのですが、おもしろかったのは、まー、いずみさんが、毎日おいなりさんを食べていたことです。私も偏食がちですが、いずみさんは、毎日1食は必ずおいなりさんを食べられていて、凄い日は、昼・夜おいなりさんコースみたいなのもざらにありました。(まあ、影響の受け易い私は、滞在後半は、1食おいなりさんコースになっていましたが。。)こんなに、おいなりさんしか食べない人に出会ったのも初めてですし、その影響もあってか、だんだんと狐の化身(妖怪のお話を作っているので)にも見えてきたりもしました。

そんな、演出家いずみさん。

いずみさんは、私のイメージでは、狐の嫁入りの狐が化けた女性といった神秘的な感じもある一方、戦う女戦士アマゾネスといった両極面も持った感じの印象を受けました。まず日本人で、Yale大学の演出科を卒業できた人事態、いずみさん以外いないのではないかなあと思いますし、アメリカで女性一人で、演出家として演劇現場でバリバリやっている感じな方もそうはいないなあと思うのです。演出家ゾヤさんもですが、憧れる本当にかっこいい女性です。

アメリカ滞在中、朝から早朝までずっと一緒に仕事をしてくださり(作り物の手伝いをです。。)、演出家さんがこんなに手伝ってくれることも初めだったのですが、本当にずーーーーっと、よくテーマがなくならなかったなというぐらいお互いに話を沢山しました。その中で、いずみさんの経験談なんかを聞くと、もっと頑張れるなあ、頑張りたいな!というか、いいエネルギーを沢山もらった気がします。

また、人とこんなに長い間、集中的に話をすること事態、中高校生の頃、部活が一緒だった友人達と何をあんなに話していたのかわからないような感じの、とりとめとなく話し込んでいた時間に似た不思議な時間でした。アメリカ・チェコ・日本の話、演劇の話、妖怪とか、宮崎駿さんのアニメや、およそ人に話したことすらないのでは?といった具合の感覚的な感情の話や、「Mysterious Lake」の主人公が少年Danielということもあり、子供時代のかなり細かい部分の思い出話から現代までといった、、睡眠時間がかなり削られていたのですぐ寝るべきところも、ホテルに戻ってからもさらに話し込んでしまったりと、本当に濃いーーーー時間でした。

アメリカ来るまえに抱えていた、色んな感情を全部浄化された上に、モチベーションを上げられた感じになりました。

!!!

書いていて思ったのですが、これも演出家さんのなせる業なのかもしれません。

今の感情をどわーと書いてみたので、とりとめもない文章になってしまいました。まだまだ「Mysterious Lake」は、一山二山越えなければなりません。来週には、いずみさんがチェコに来るので、それまでに色々と仕上げなければです!!!ひゃー

写真1・「Mysterious Lake」の人形の一部
写真2・Stony Brookで見たカナダ雁、凄く大きくて綺麗でした!
写真3・布屋さんの感じ。雑然としていますが、布の感じは見やすいです。
写真4・龍頭作り途中
写真5・龍頭作り途中。。実質6日間で作りました。


近況報告・2月

ファイル 209-1.jpgファイル 209-2.jpgファイル 209-3.jpgファイル 209-4.jpg先日パフォーマンス「アンネの日記」のアンネの人形を納めてきました。作るのも大変でしたが、等身大だったので持って行くのも大変でした…。人形に見えないよううまく包んでいったのですが、気がついた人には、想像通りの顔で驚かれていました…。(プラハから直通の快速電車に乗り4時間ちょっとかかりました…。)

「アンネの日記」は、プラハから300キロぐらいスロバキア国境に近い街・uherske hradisteにあるslovacke劇場(>web)で上演されます。プレミアは、3月28日で、今月の11日に顔合わせがありリハーサルがスタートしました。演出家は、ゾヤ・ミコトバーさん。舞台美術は、マリエ・イラースコバーさん(ゾヤさんと同じくJAMUの教授で、舞台美術学科でも教鞭をとっています)です。イラースコバーさんは旦那さんと共著で、チェコの人形についての素晴らしい本「Loutka a Moderna」を出版されていて、いつか会ってみたいなと思っていたので、こうして現場で会えて凄く嬉しかったです。私は、人形制作として参加しました。

アンネの人形は、色々な意味で難しかったです。一番には、現実に存在した人をモチーフに製作しなければいけなかったということでした。そして、彼女の生きた運命、性格、考えや哲学、彼女の持つ内なる強さ、リアルアンネを作るという方向よりは、そういった彼女の存在が象徴的に表現できればいいなあー、、といった事を考えながら作りました。

等身大の人形を作るのは、パフォーマンス的には4作品目で、これまでの経験・反省点を活かしつつ、改良点、新しく考案したシステム等をかなり織り込めたのではないかと思います。 また、アンネという生命の重さを表現するために、できるかぎりの部分で木材を使って作りました。そのせいもあり、重量が結構いってしまったので、リハの経過を見て軽量化していこうと思っています。

それにしてもアンネ、アンネです。彼女には、かなりのエネルギーを、心を、感情を吸い取られた気がします。今は、私の手から離れ、劇場のカツラを担当している人と衣装縫製をしている人の手に渡り、寂しくもありちょっとホッとした面もあります。どんな劇になっていくのか、凄く楽しみです。

少しブレイクしたいところですが、「Mysterious Lake」の期限が差し迫っています。今月末は、初ニューヨークです!!それまでに越えるべき山が結構あるので、気を抜かずに製作に集中しなければです。

お知らせが一つあります。私がDAMU(チェコ国立芸術アカデミー劇場学部)に在籍していた時の、劇人形の彫り・人形のシステムの授業教えていたヤロスラフ・ドレジャルさんが、東京飯田橋のパペットハウスで、ミニ展覧会が開催されています。(>web

ドレジャルさんは、チェコを代表する木彫造形作家の一人です。その豊富な経験値という点でも、ドレジャルさんを超えるチェコ人の彫り師はいないと思うのです。チェコの人形劇現場では、舞台美術家が舞台とともに人形のデザインをするケースが多いです。なので、大きな人形劇場には、人形を作る環境を含めた工房があります。ドレジャルさんは、そういった人形劇場の中でも世界的に最も有名な人形劇場の一つ、DRAK劇場(のさらには黄金時代だったとき)の工房で24年間、人形制作、人形のシステム部門の責任者をやっていたのです。意外と知られてないですが、伝統的とされているチェコの木彫人形の基礎ルールの中に、ドレジャルさんが考案したシステムが結構あるのです。

チェコの人形史において伝説的な存在である、舞台美術家・木彫造形作家フランテイシェック・ビーテック氏の下で働き、私のDAMU時代の教授であり、チェコの人形劇が世界的に有名になる起因となった舞台美術家ペトル・マターセック氏や同じくDAMUの教授であり舞台美術家パベル・カルフス氏、DAMUの教授であり舞台美術家だった故アロイス・トマーネック氏などチェコを代表する舞台美術家達のデザイン画をもとに、舞台人形を製作していたのはヤロスラフ・ドレジャルさんです。また、個人としても、舞台美術家として多くのパフォーマンスを作られています。例えば、カルフスさん演出でリベレッツのナイブニー劇場で上演されている「Jak chodil Kuba za Markytou」や「Tři přadleny」などの劇を製作されています。Youtubeでパフォーマンスを見つけました。(>video・1>video・2

多くの天才達と共に働いてきたドレジャルさん。個性あふれる舞台美術家達のデザイン画を現実に人形として創り上げていたにもかかわらず、自分のスタイルを全くもって見失わない強い個性がありました。というのも、ドレジャルさんは、毎日の落書きを欠かさないのです。昔のファックス用紙に永遠に描き続けられているシュール・レアリズムならぬ、ドレジャリズムの世界。

そんなドレジャルさんの人形が、東京・飯田橋のパペットハウスさんでご覧になることができます!展覧会期間は、2月28日までだそうです。お時間のある方は、ぜひご覧いただけると嬉しいです!

写真1・冬の心の拠り所。毎週固形のえさを2個づつ近所の公園にしかけています。シジュウカラの近縁のParus majorが食べている姿を見るだけで、何か幸せな気持ちになります。
写真2・アンネ!!
写真3・アトリエのドレジャルさん。コーヒー飲めない私には毒に近い、物凄い濃いコーヒーを飲みながら、アイデア出しをする机です。
写真4・ドレジャリズムのアイデアスケッチ


近況報告・1月

ファイル 208-1.jpg1ファイル 208-2.jpgファイル 208-3.jpgファイル 208-4.jpgファイル 208-5.jpg月もあと少しで終わりです。ひゃー

先月から、「アンネの日記」と「Mysterious Lake」の製作に取り掛かっています。作らなければならない人形の量が結構多いのと、どれもこれもサイズが大きかったり、システムが複雑だったりで、まだまだ終わりが全く見えない状態です。ひゃー 精神的にはいい感じなのですが、年明けから風邪をひいてしまったりもしたので、製作ペースをもっと上げていかないと来月泣く事になるなあー、やだなー、、といった感じです。

引き篭り生活が続いていますが、先々週末を利用して、「アンネの日記」を演出するゾヤさんと一緒に、アムステルダムへ取材旅行に行きました。オランダは、長いこと行ってみたい国の一つだったのですが、「アンネの日記」を読んでますます行きたいなという気持ちになりました。ゾヤさんと、12月に打ち合わせしている時に、実際に隠れ家を見てみたい事をホロリと言ったら、ゾヤさんも「私も、実は見たかったのよ!」ということになり、急遽行く事になりました。

アンネ達が隠れていた家が、現在『アンネ・フランクの家』として博物館になっています。隠れ家は、何度も図解断面図や平面図を見て想像していたのですが、実際は、私が想像していたより、さらに狭い空間に感じました。一切の装飾を取り払われ、実際に隠れ住んでいた時と同じように明かりを制限された部屋は、本当に何とも言いようがない空間でした。

アンネの話を、最初ゾヤさんから頂いた時、実際に「アンネの日記」を読んだことはなかったのですが、かいつまんだ感じで知っているアンネに関する情報が、イメージの重さといったものが、暗そうなテーマにあまり乗り気でなかったのです。そんな所からのスタートだったのですが、アンネの日記を読んで、彼女の想いに触れ、考える機会を得ることができて本当に良かったなと今は思っています。そして、ゾヤさんとの旅行も、今までツアーや仕事で一緒に旅をする経験はあったのですが、数日間、朝から晩までずっと一緒にいるというのは初めてで、本当に沢山色んな話をしました。思い出に残るような貴重な濃い体験になりました。

また、アンネと並行して進めている「Mysterious Lake」も製作進んでいます。次回にもう少し詳細を書けたらいいなと思いますが、このお話は、かなり妖怪オンパレードなのです!妖怪物はかなり前からやりたかったので嬉しいです!!しかも、演出家さんからは「子供が(妖怪を見て)少しぐらいトラウマになってもよい!」とのお言葉が…!そんなこんなで、自分の幼少期の妖怪的な存在とのコンタクトやトラウマがどんものだっただろうと思い出しながら作業したりもしています…。

たぶん、妖怪という具体的なカテゴリーに出会ったのは、「ゲゲゲの鬼太郎」だと思います。私が子供の頃、「ゲゲゲの鬼太郎」アニメが人気でしたし、ゲゲゲハウスや、ゲゲゲの鬼太郎にでてくる妖怪のきんけし?的なもので遊んでもいました。ただ、鬼太郎を見て(漫画も含めて)トラウマになったことはありませんでした。

子供の頃、トラウマになりつつも繰り返し読むのを止められなかったのは、杉浦茂さん作の「少年地雷也」です。この作品は私が生まれる前のものですが、父が好きで家にあったのです。同作者の、「猿とび佐助」も大好きでしたが、「少年地雷也」はかなり特別で、色んな意味で自由度が凄すぎるといいますか、妖怪というカテゴリーなのかよくわかんない生物とか、表現や言い回しが、絵が、もう色々と子供心にショックで、内部爆発状態になっているのに、読みかえさずにはいられなかった不思議な漫画でした。そんな感覚を思い出しながら製作しています。

期限があるので、楽しんでばかりではいられないですが、結構楽しんでやっています。

写真1.2・アムステルダムの風景 
写真3 アンネ人形の経過です。今はもう少し進んでいます。
写真4 「Mysterious Lake」の人形の一部。
写真5 アムステルダムで滞在していたアパートホテル?の猫。スモーキー。べったり甘えてくるわけではないのに、部屋に帰ると自然とやってきてゴロゴロみたいな感じで凄くかわいかったです。


Page