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Veselé velikonoce!

ファイル 297-1.jpgPřeji Vám veselé velikonoce!


近況報告・3月

ファイル 296-1.jpgファイル 296-2.jpgファイル 296-3.jpgファイル 296-4.jpg3月も後半になりました。先日は雪も降ったり、日によってはまだかなり寒く、天候が全く読めない春らしい季節です。好きな季節です。

家でも、外での仕事でも基本的に引きこもりなので、健康を考え今年から週1でプールに通っています。3年前まで1メートルも泳げなかった私ですが、ついに、ついに先日!!!1キロ泳げました!!長い目標だったので、かなり嬉しかったです。次の目標は、フォームをなおして、もっと力を抜いて泳げたらいいな、なんて思っています。(まだまだ、水は怖いですが)

色々なプロジェクトが動いていますが、制作中心の日々です。詳しいお知らせは、まだ先になってしまいますが、今年から来年にかけて、日本での展覧会が、夏・秋・冬と続きそうです。制作ペースは波がありますが、もう少しペースアップをしていけたらと思っています。

制作期の気持ちは、とってもナイーブになりがちですが、制作中よく考えていることは、記憶についてです。自分がこれまでに覚えていること。忘れてしまったこと。覚えていたいこと。体感した記憶と、日々うつりゆく感情の記憶は異なるなといったところで。短期集中の記憶力はそこそこあると思うのですが、全体を通してみると、かなり忘れっぽい人間なので『忘れてしまう、でも忘れたくない感覚を留められたら』なんて事が、制作中のキーな感情になっているなと思っています。

また、先月から始めた漫画ですが、「息抜き」といいながら、かなり本人的に楽しんでやっています。

そもそもブログを始めた切っ掛けは、役者のチャークさんこと、谷口直子さんが文化庁派遣芸術家在外研修員として、チェコで研修していた際にブログを書いていて、そのブログがとても面白く、影響を受けやすい私は「わー!面白いなー!私も書いてみたいなあー!」みたいな憧れから始まりました。とはいっても、私は文章能力が子供の頃からなかったので、サラリと始められるものでもありませんでした。徐々に徐々にで、なんとか現在まで、ほそぼそと月1回ぐらいのペースで、ブログをアップしていますが、今でも文章を書くことにおけるコンプレックスはぬぐえるものではなく、毎回苦戦しています。そもそも、感情を言語化する能力があるのであれば、人形という媒体を通して自己表現するということにはなっていなかったのではないか開き直ったりもしています。(文章書けない言い訳ですが)

その点、漫画は、違いまして。子供の頃から、とりとめもない内容でしたが漫画を描いていたタイプでした。現在では、舞台美術の仕事をするときは、ストーリーボードを描いていますし、タッチもふくめて、今描いている感じの漫画とあまり変わりないかなと。また、文章化は無理だったけど、漫画だったら描けるかも!といった忘れたくない想い出が沢山あり、ブログを書くより、私自身にとっては自然なツールだなと感じています。描きたい内容が沢山あり、あまり漫画ばかりアップしていますと、制作しているのか!?と感じられるかもしれませんが、大丈夫です。鋭意制作中です!

写真・1 昨年、福音館書店さんより出版しましたかがくのとも10月号「つくってあそぼう!あやつりにんぎょう」より、さんかくおじさん!
漫画・1 下ネタになってしまはないか心配しましたが、結構インパクトある想い出だったので
漫画・2 現在も「アンネの日記」はSlovacke劇場(web)で上演されています!
漫画・3 ちょっと内向的な内容ですが、なぜ人形を作るのかの一つの理由に繋がる何かなのかなと


近況報告・2月

ファイル 295-2.jpgファイル 295-3.jpg2月も終わりに近づいています。今年のプラハは暖冬気味だったのですが、最近はかなり、ググっと寒くなりました。私のチェコの苗字は、Mráz(ムラ―ス)というのですが、意味は「極寒」で、まさに今そんな感じです。結構寒いですが、春に近づいている日差しは美しく好きな季節です。

今年から来年のスケジュールですが、色々ありますが、特に展覧会の予定が多いです。なので、現在は引きこもって作品制作の日々です。ちょっとずつですが、インスタグラムで作品制作過程などアップしていますので、お時間ありましたら覗いて見てください。( >インスタグラム)

昨年の後半は家にあまりいなくて、ジックリ制作できなかったので、今年前半はつきつめていきたいと思っています。課題は、制作環境や郵送問題などで少々大作作品を制作するのにしり込みしてしまう小さな自分を、どれだけ、自分の中で気にせずやってのけるかなーなんてところです。(小さい話ですが、現実的に大きい問題なのです…)

制作中は、いつも音楽をかけているのですが、去年は、ケイト・ブッシュさんの音楽に完全に心を奪われてかなり聞き込みました。どのCDも凄くいいですが、おすすめCDは「NEVER FOR EVER」と「THE DREAMING」です。最近は、ニーナ・シモンさんの「Black Is the Color of My True Love's Hair」(凄いタイトルですが…)を繰り返し聞いています。オリジナルもいいですが、remix版を。最初に聞いた時は男性の歌手かと思ったので、女性でビックリ!彼女の個性的な声が、感覚をいい感じに開放してくれて心地いいです。そう考えると、制作中聞く音楽は、圧倒的に女性歌手の方の曲が多いです。制作以外の時も、女性の方が多いかもしれませんが。歌詞だったり歌声だったり、感覚がリンクしやすいからかなと。

制作期は、感情が混線して、ブログを書くことが遠のきがちです。というのも、書いても、凄くナイーブな内容になりがちなので…。ですが、今年は、ブログをもう少し頻繁にアップしよう!という小さな目標があります。ので、制作からちょっと外れたこと、チェコの暮らしや思い出など、漫画を交えながら、チラホラ書いてみようかなと思っています。なぜ、漫画?となるかもしれませんが、これには色々理由がありまして…。

ファイル 295-1.jpg東京藝術大学院の担当教授だった故・大藪雅孝教授が、以前「植木屋さんで、一服できない人は一人前ではない」とお話しされていた事がありました。要は、達観して自分の仕事を見られるかということなのですが。私自身制作中は、たばこも吸えないですし、コーヒーも飲めない上に、甘い物もあまり得意ではないので、ちょっとしたブレイクを取らない感じで、盲目になりがちな状態になってしまうのです。ちょっとした気分転換が必要だなと。

チェコ生活10年分のネタも結構ありますし、8コマという限定されたコマ数でおとす漫画を考えるのは結構楽しく、いい息抜きになっています。制作中は制作している物について何も書けないので、漫画を介ながら別視点でブログを書いてみようかなあと思っています。

写真・1 寒いです…
写真・2 留まらぬ成長を続けるサボテン
写真・3 時事?オリンピックネタです


2018!!!

ファイル 294-1.jpgファイル 294-2.jpgファイル 294-3.jpgWelcome in the year 2018! I wish you, enjoy this year, have a many happy moments! Very soon we will celebrate coming of Chinese New Year. The DOG will be king of year! I like dogs like a animal a lot! All my grow up time in Japan (long 17 years) I could be in friendship with KOGO - smart, funny and fearless shizu. This year is for me dedicated for him!

Last three months of 2017 I was pretty busy. I designed and made hand puppets for the Theatre 501 and Naoko Taniguchi performance. It is Ukrainian tale about animals living in the hut. To manufacture the Plush hand puppets was for me a good experience and I had a lot of fun.(>web

Then I designed and realized big painting on the wall of local library in polish Slupsk. The painting was dedicated to the great writer - Astrid Lindgren to celebrate 110 years anniversary of her born.

During November I took place in the international exhibition Art Doll Prague 2017. The world of art dolls is very close to the world of puppets, but also different. To know personally Dolls makers around the world and to see directly their work, was really amazing. I could see a lot master art dolls with all details.


2018!!!

ファイル 293-1.jpgファイル 293-2.jpgファイル 293-3.jpgMáme tu nový rok 2018! Ať se Vám daří! Podle čínského zvěrokruhu Rok Kohouta vystřídá Rok Psa. K psům, těm čtyřnohým, mám velmi pozitivní vztah. Celké mé mládí, celkem 17 let, mě provázel v Japonsku můj kamarád KOGO, nebojácný a veselý šizu. Pro mě, je to také jeho rok!

Na konci minulého roku jsem vyrobila loutky pro Divadlo 501 pro sólo představení japonské herečky Naoko Taniguchi(>web). Jedná se o ukrajinskou pohádku o zvířátkách v rukavici. Zajímavostí je, že loutky jsou plyšové. Práce mě moc bavila!

Dále jsem navrhla a realizovala obraz na zdi veřejné knihovny v polském Slupsku k stodesátému výročí narození spisovatelky Astrid Lindgrenové.

Na konci listopadu jsem se účastnila mezinárodní výstavy Art Doll Prague 2017.Světy uměleckých panenek a loutek jsou si velmi blízko. Poznat tvůrce panenek a jejich práci bylo pro mě velmi zajímavou zkušeností. V životě jsem neviděla na jednom místě tolik krásných a dokonalých panenek! Rozumím, proč existuje tolik sběratelů a příznivců. Dál budu tento speciální svět pozorovat.


2018!!!

ファイル 292-1.jpgファイル 292-3.jpgファイル 292-4.jpg2018!!!

ブログアップが遅れてしまいました。現在は、プラハで制作の日々です。昨年後半は、ほとんどプラハにいなかったので、家で自分のリズムに戻して制作するのにちょっとかかりました。制作ペースは、悪くはないと思います。いい具合に、感覚的に内に入っている状態といいますか。こういう状態の時は、なかなか感情をアウトプットできないので、どうもブログが遅れがちです。今年は、もう少しブログを定期手的に書けたらなと思っていますが。。

昨年、チェコへ来て10年目で、今年は11年目になります!

新たな章の始まりな気がしてます。

チェコへ来てからの10年間は、劇場での仕事を中心に、外で仕事を最優先にしてやってきましたが、今年は、数年間ずっと、やりたいと感じていたこと。やりたいけど、時間不足や経験不足等で挑戦できていなかった事をもっと取り組めたらと思います。

思い描く世界は、日々変化し取り止めとなく溢れていきますが、それを具現化するには、ドスっとした時間が必要になってきます。感覚的目標ですが、プロジェクトとは別に、自身の制作にもっと時間をあてられたら、なんて思っています。

昨年末にお知らせできなかったことですが、ちゃーくさんこと、谷口直子さんの新作「てぶくろ」の人形を制作しました。詳しくはDivadlo 501のウェブを!(>web

実験的ですがInstagramで、写真をアップしていこうと思っています。ユーザーネーム:yumicherをチェックして頂けると嬉しいです。

今年は日本に(今の見通しでは)3回ぐらい行く予定です!仕事でバタバタしているかもですが、皆さまに会える日を楽しみにしています!2018年も皆さまにとって幸せな年でありますように!!

写真・1 犬年!!
写真・2 昨年参加した、Doll Art展覧会
写真・3 Pipi壁画、文字が入り完成!


「Memory Hole」

ファイル 291-1.jpgファイル 291-2.jpgファイル 291-3.jpgファイル 291-4.jpgファイル 291-5.jpg日本におけるチェコ文化年、シアターΧ25周年企画「ペトル・マターセク追悼企画」で、11月2日から16日まで、日本に一時帰国していました。2週間の間に、マターセク教授が美術を手掛けた作品「命の歌」と「ピノキオ」の上映。シアターΧにて10日間にかけて行われたワークショップ「Memory Hole」と成果発表、ワークショップにて一緒に講師をしたアントニーン・シィラル氏の監督作品「Menandros & Thaïs」の上映など盛りだくさんでした。

かなり濃い2週間だったので、どこから書いていいのかわからない状態です。が、第一に予期しない形で、マターセク氏のワークショップという企画から、氏の追悼企画になってしまい、時間のない中で、チェコセンター、シアターΧのスタッフの皆さんを初め、多くの人の協力を得て形にすることができました。この場を借りて厚く御礼申し上げたいと思います。

「Memory Hole」
10日間かけてシアターΧにて、行われたワークショップです。色々と本当に大変でしたが、代えがたい経験になりました。マターセク氏の発案があってから、実現するにあたり2年近くの時間が経ってしまい、さらには、氏の不幸があってからは、実際にこのワークショップをする意義を考えなくてはならない事態になりました。その際、シアターΧの芸術監督の上田さんより「マターセク氏に学んだ生徒として、氏の意思を引き継いで、ワークショップをしたらどうか」との強い発案がありました。私一人でマターセク氏の代わりにワークショップを引っ張ることは難しいと思い、DAMU時代に同級生で、私とは全く違う方向性の舞台美術をやっているアントニーン氏に協力を得る形で話を進めていきました。

アントニーン氏とは、学生時代から知っているので10年以上の知り合いですが、こういう形でタグを組むのは初めてで、2週間かなり話し込むことになりましたが、ここまで長いこと深いこと話したことはなかったので面白かったです。興味のある方向性、活動の場は、ちょっと違いますが、演劇における仕事の仕方、哲学、物事のとらえ方は、ペトル・マターセクという同じ親・師を持った共通点といいますか凄く似ていて、一緒に組んで仕事をするのにズレがなくとても楽でした。とても頼りになり、多くの刺激をもらう形になりました。

ワークショップのタイトル「Memory Hole」は、マターセク氏が1年半以上かけて決断した言葉でした。決断にいたるまで、かなりの読書家のマターセク氏ですが、イタリアの小説家イタロ・カルヴィーノやヤロミール・エルベン、フランツ・カフカなどチェコを代表する作家の作品、「古事記」を初めとする日本の伝説や昔話まで、かなりの本を読まれました。

マターセク氏とのワークショップに関する打ち合わせはかなりの時間を費やし、ひな形も制作しましたが、実際に私とアントニーン氏がその意思を引き継いでやるとなると、氏が考えたものをベースにし、自分たち自身で考え直さなければならない点が沢山ありました。それでも、マターセク氏が決めたタイトルに関しては、私もアントニーン氏も両者即決でこのタイトルを残そうとなりました。

本ワークショップの、私自身のコンセプトでは、マターセク氏の教え「人 自身 他者、人形 物体、メディア、空間、視点、ループ 関係性、時間、光」それらを総括して考えること-を基に、ミニDAMU(チェコ国立芸術アカデミー劇場学部)を再現することでした。毎日テーマを決め90分間の講義、そのテーマにそった90分2回の実技をすることでした。テーマを決めて講義をすることで、自身の仕事を介しながら、マターセク氏から学んだことを。実技では、コンセプト、「First impression」のイメージやアイデアスケッチ、ストーリーボードなど、実際にアイデアを人に絵で伝えることから、アイデアの実現化―チェコで日常に繰り広げられているリハ風景、制限された物の中でどれだけアイデアが出せるか、形にしていけるか、「アイデアの即興性」を体感体現することを目標にしていました。

時系列を追って書いていきたなと思ったのですが、到着した2日のことを思いだすとかなり昔のことに感じてしまうぐらい濃い2週間でした。それでも、10日間という長いワークショップ。会社で働かれている方もいたので、参加するにはもの凄く難しいスケジュールでしたが、本当に個性豊かな人が集まり、10名の参加者さんの全員、私もアントニーン氏も涙がホロリと出てしまいそうなぐらい、全力でついてきてくれました。

さらには、ワークショップという形で10日間は長いですが、実際に成果発表という枠で何かを掲示するには、10日間ではかなり短いのも事実です。「Memory Hole」というかなり抽象的な言葉から得る各参加者さんの個人のイメージ。実際の記憶。そういった物を探りながら、全体で繋げていくこと。時間、技術面、素材等、多くの制限があり、その中でどう作り上げていくかも大きな課題でした。実際に成果発表の当日に出来上がったシーンも3か所ぐらいあり、通してできたのは1回。そんなプロでも困ってしまうような環境下でも、皆さん堂々とむしろリハーサルの時よりも生き生きしてやられている姿を見て、本当に心がドキドキしました。演劇の持つ不思議な力だなと。

また、個人の繊細な記憶部分にかなり関わりのあるテーマだったこと、10名という人数もあり、かなり密にコミュニケーションすることができました。最後の方は感覚共有といいますか、アントニーン氏のチェコ語を、参加者さんが理解する瞬間が多々あり、逆も然りで面白かったです。

長々となってしまいました。書いても、書ききれない濃い体験でした。若輩者ですが、講師という形で10日間やらせてもらえる機会を得て、実際に多くを学んだのは私やアントニーン氏だったのではないかと思います。日本にいる間、マターセク氏の存在を感じる瞬間が多々あり、全ての物事ひっくるめて、氏からの最後の課題だったのではないかと感じずにはいられませんでした。どういう形でできるかわかりませんが、マターセク氏から学んだことは、私自身の人生の中で誰かに伝えいかなければと思っています。

そして、今回こういった形でワークショップの機会を用意してくださいましたシアターΧの皆様、チェコセンターの皆様、ワークショップ中、多大な協力をしてくれました通訳バーラ・シェフチーコヴァーさん、アントニーン氏の映画「Menandros & Thaïs」の字幕を訳してくれた川島さよ子さんを初め、本当に多くの人の協力により今回の企画が成立しました。重ね重ね御礼申し上げます。

気持ちが、フワ――――っとしていますが、来週、プラハで2年に1回開催されている第4回国際アート・ドール展覧会に参加します。11月24日から26日まで、Slovanský dům (住所:Na Příkopě 22 PRAHA 1)にて。会期中会場におりますので、ぜひぜひお越しください!!世界中から、著名な人形作家さんが大集合されます!詳しい情報はこちらより!(>web


Memories to Prof. Petr Matásek

ファイル 290-1.jpgThis year in Japan is dedicated to the Czech culture. Czech Center in Tokio in co-work with Theatre X organised a Workshop with lectures with the main topic: „World of Prof. Petr Matásek - Theatre, Puppet Stage Design“. I came to Japan with my DAMU classmate Mr. Antonin Šilar to join special Workshop and to have a few lectures about Petr Matasek Theatre philosophy and his way of teaching. We meet there a lot interesting and inspiratory people and could finish with experimental theatre performance. Many thanks to all!


Vzpomínka na Petra Matáska v Japonsku.

ファイル 289-3.jpgU příležitosti Českého roku v Japonsku připravilo České centrum v Tokiu ve spolupráci s tokijským divadlem Teatre X společnou akci „Ohlédnutí za prací divadelního scénografa Petra Matáska“. Na akci jsme byli pozváni spolu s mým spolužákem Tondou Šilarem a měli jsme za úkol udělat Workshop a několik přednášek o divadle a o práci našeho profesoru z DAMU, Petra Matáska. Měli jsme možnost potkat spoustu zajímavých lidí a mohli spolu vytvořit experimentální představení. Děkujeme všem!


壁画「PipiとAstrid Lindgren」

ファイル 288-1.jpgファイル 288-5.jpgファイル 288-2.jpgファイル 288-3.jpgファイル 288-4.jpgここ数年、立て込んだ仕事が続き移動も多いので、目が覚めると自分がいったいどこにいるのだかわからなくなる感覚によくなります。先月、座・高円寺で再演があった「ゴーレム」の中で『おれは、いったいここで何をしているんだ』という台詞が繰り返し使われていたのですが、まさにそんな感じで。

一昨日まで、ポーランドはSlupskuにて壁画を描いていました。今年は、本当に沢山この街に来たなあといった感じで。片道14時間の移動は、何往復しても全く慣れませんでした。Slupskuは10万人規模のポーランドでは中都市。カソリック教徒が多いポーランドですが、市長がゲイであることを告白し、一躍有名になった街でもあります。街中には古い建造物も沢山残っていて綺麗ですが、この街の面白い特徴はとにかく教習車が多いことです。朝から晩まで外に出て見かけないことはないぐらい走っていて、私が現在泊っている劇場のゲスト用アパートから劇場まで、徒歩5分もかからないのですが、その間に調子がいいと(どんな調子だかよくわかりませんが…)10台ぐらい見かけたこともありました。とにかく書かずにはいられない、どうもいい特色です。

今年の秋、Slupskuでは、「長靴下のピピ」の作者であるAstrid Lindgrenの生誕110周年を祝うイベントが企画されていました。9月16日にTęcza人形劇場にて初演を迎えた「長靴下のピピ」をはじめ、イベントが盛りだくさんだったようです。その一環で、Astrid Lindgrenとピピをテーマに壁画の依頼があったわけです。スウェーデン人であるAstrid Lindgrenを、ポーランドのSlupskuで生誕を祝い、プラハに住む日本人が壁画を描くという、ちょっとカオスなプロジェクトではありましたが、人生で初めてこのような大きな絵を描かせてもらって楽しかったです。

描く前は普段大きくても図面として等身大サイズ。ポスターやイラストでは大きくてもB3ぐらいまでの絵しか描いてない私が、壁画なんて大丈夫かなという不安はかなりありましたが、実際の問題は大きさではなく、制作環境にありました。あきらかに、この企画事態、夏ものといいますか、バルト海に隣接したSlupskuで、1日中外で作業をしていると本当に寒いといいますか、さらには霧雨、小雨も降ったり、最終日は白い息まででました。体力はあるほうではありますが、毎日ヘロヘロというか、ボロボロでした。。(この時期になってしまったのは、私のスケジュールの問題だったので文句は言えないのですが…)最初は、3人ポーランド人のアシスタントについてもらったのですが、中盤からは自分のタッチで仕上げないなので、一人で朝から日暮れまで作業していて、さらには小雨が降っている寒い日なんかは、壁に向かいながら、『おれは、いったいここで何をしているんだ…』なんてゴーレム現象が起こっていました。

それでも、チェコ人より感情表現が大きいポーランド人。壁画制作中、道行く人、子供から大人(結構ロックな恰好した若者まで)、おじいちゃん、おばあちゃん、とにかくみんな、「凄く綺麗!」とか「凄くいい仕事だね!」とか「人形劇で見たピピだー!」とか感想を本当に大声で叫んでくれて。チョコレートを差し入れてくれたおばあちゃんもいたりして、凄く励まされました。

電車の遅れもあり15時間かけてSlupskuに到着後、そのまま現場に連れていかれ、クレーン車に乗せられて、プロジェクターで投影した絵を「はい!スプレーでなぞって!!」と言われた時は軽い眩暈が起きました。さらには、愚痴に思われると良くないですが、当初、壁画サイズは、高さ16メートル×横11メートルと言われていたのですが、なんとなく壁画は横長なイメージが強かった私は、縦、横の単語をあまり注意してみなくて、高さ11メートル×横16メートルと勘違いしてデザイン画を作成してしまいました。その後、オーガナイズサイドから「反対だよ!」と言われて、急遽デザイン画を再度修正して提出したのに、実際の現場にきたら言われていた壁のサイズが全くもって違い、むしろ最初に間違えたサイズでデザインしたものの方が壁にマッチするという不可思議な現象も起きました…。言われていたサイズよりも実際の壁のが、小さかったので私的には助かりましたし、まあ、ご愛敬かなと…。

が、それでも話がまとまってからのステップはいい意味でヨーロッパ的で早く、面白い企画に呼んでもらって感謝です。そして、この壁画を描いた場所も、図書館の壁でそんなところも嬉しかったです。コーディネーターのパワフルなオラ、アシスタントでついてくれた本当に女性3人衆カーシャ、エヴァ、カロリーナ、本当に感謝です!!

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写真・1 壁画完成(白い部分には後から、本の引用文章が入ります。)
写真・2 アップ部分
写真・3 デザイン画
写真・4 初日、、
写真・5 初日、、、(顔がもう白いです)


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