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「劇場の中の人形」展

ファイル 302-1.jpgファイル 302-2.jpgファイル 302-3.jpg7月29日から、長野県飯田市川本喜八郎美術館で始まる、「劇場の中の人形」展のお知らせです。期間は9月9日までです。閉館時間、休館日等のチェックはぜひ、こちらからチェックをお願いします。また、この展覧会は、9月21日から27日まで、東京・飯田橋パペットハウスへと続きます。(展示内容は少し異なります)

恩師ペトル・マターセク氏と、東京造形大、DAMU(チェコ国立芸術アカデミー)でも先輩だった人形作家・佐久間奏多さんとの展覧会です。

この展覧会は、昨年末、シアターΧにて開催されたワークショップ「Memory Hole」に続き、マターセク氏と生前話していた企画の一つです。生前に形にできなかったのが、改めて激しく悔いが残りますが、昨年7月25日に永眠されたので、ちょうど一周忌に、こういった形にできたことに対して関係各位の皆様に感謝をしたいと思います。

チェコの人形劇の世界では、舞台美術家が「人形」もデザインをします。理由は色々あると思いますが、スタンドプレイと違い、人形劇は、「人形=物体」と生身の人間が「舞台=物体」の中で、一緒に劇をするところにあると思います。舞台と人形と衣装全てが、関連しながら作り上げていかないと「劇」として一貫した面白みが欠けてしまう要因もあるのだと思います。

そして、大概の大人形劇場には工房があり、人形を作るのを専門にした職人と呼ばれる方々が、そのデザインをもとに人形制作します。なので、日本では人形作家が、「人形劇」を作っているというイメージをもたれますが、チェコの世界では、人形作家が人形劇場用に人形を作るというケースは主流ではありません。

世界で大きく評価された舞台美術家ペトル・マターセク氏も、舞台美術のデザインだけでなく、多くの人形のデザイン、衣装のデザイン、ポスターのデザインを手がけられました。人形作家としてのペトル・マターセク氏ではなく、舞台美術家としてペトル・マターセク氏の作品を見て頂けたらです。マターセク氏の遺族の多大な協力の下、大型の人形やデザイン画などを展示されます。どれも日本初公開です!

また、人形作家として世界中にファンのいる佐久間さんは、戯曲・物語からインスピレーションを受けて制作された作品が中心になります。私は、実際に上演に使われた人形と、同じく戯曲・物語からインスピレーションを受けて制作した作品両方になります。

7月29日オープニングの日は、16時より会場にて、佐久間さんと挨拶・作品説明やMitsukamangetsuさんのミニコンサートもあります。ぜひ、お越し下さいませ!!!

また、いいだ人形フェスタにて、8月3日4日「鉄柱入り人形作り」ワークショップがあります。こちらもぜひ!!(web)


近況報告・7月

ファイル 301-1.jpgファイル 301-2.jpgファイル 301-5.jpg少し更新が遅くなってしまいました。色々とお知らせがあります。

今年はDRAK劇場成立60周年に際し、様々な催しものが用意されています。その中の一つ、DRAK劇場で大きな功績を残された舞台美術家ペトル・マターセク氏をテーマに開催された展覧会「non perfektně vod matasa」展が6月23日からDRAK劇場のLABYRINT博物館にて始まっています。

「non perfektně vod matasa」展は、舞台美術家ペトル・マターセク氏と、生前、懇意にあったアーテイスト達(演出家、俳優、生徒など)が、『マターセク』をテーマに自由に展示をする企画展です。総勢30名以上が参加しています。展示期間は半年、一年?とまだ、未定みたいですが、ぜひ、フラデッツ・クラーロベーにお越しの際はお立ち寄り下さい!

私は、マターセク教授の名前をもじって、掛け軸風に展示しました。名前のアルファベットから、氏の性格や個人の思い出を織り交ぜて描きました。氏との想い出は本当に色々ありますが、その中でも心に残る言葉の一つ。「Musíš číst mezi řádky a mezi slovy. Je tam tajemství.(言葉の間や段落の間も、読まなければいけない。そこに秘密があるから)」

こういう言葉を聞くと、ドキドキします。

チェコでの生活は、チェコ語を使う日常を送っていますが、何か原作を読まなければいけない仕事の場合は、チェコ語(英語・ポーランド諸々)原作でも日本語のものを探して読んでいます。というのも、日本語からのが、圧倒的に膨らむイメージのが大きいからです。

それでも、日本語より感覚的にしっくりするチェコ語も沢山あります。その中の一つに、「Tajemství(タイェムストヴィー) 秘密」という単語があります。

DRAK劇場の専任舞台美術家だったペトル・マターセク教授。その前任者でマターセク氏と並んでDRAK劇場の伝説を作り上げた舞台美術家フランチシェック・ヴィーテック氏と会った時に、一番心に響いた言葉は「Loutka nepotřebuje altenativu. Protože je tam tajemství.(人形に前衛なんて必要ない。なぜなら、そこには秘密があるから)」という言葉でした。

私自身が「Tajemství (タイェムストヴィー) 秘密」という言葉が好きで、そういう言葉に反応して、特にドキドキしてしまうだけなのかもしれませんが、教授と生徒、人生の大先輩と若輩者で、「Tajemství (タイェムストヴィー)秘密」という言葉を介しながら、語り合えるというのは、凄く凄く素敵な事だったのだなと改めて感じました。

また、そんな師・マターセク氏と人形作家の先輩佐久間奏多氏と、「劇場の中の人形展」という企画展が、7月29日より長野県飯田市川本喜八郎人形美術館にて開催されます。詳細は後日また、改めて書きたいと思っています。

さらに、今年、長野県飯田市で開催される人形フェステバルは40周年です!日本で最大規模の人形フェステバルなので、ずーーーっと行きたいと思っていたのですが、やっと今年行けることになりました!フェステバル内で8月3日、4日に「鉄柱入り人形」のワークショップをします! 以前にも何回かやっているワークショップですが、3時間でチェコ伝統の鉄柱入り操り人形を制作できます。ぜひ、ご参加ください!(web)

ファイル 301-3.jpgファイル 301-4.jpgまた、2015年にプレミア公演があった「アンネの日記」ですが、今シーズン、6月28日をもって千秋楽になりました。先日、エストニアで演出をしていたNY在住の演出家芦沢いずみさんが、ハードスケジュールの間を縫ってプラハに遊びに来てくれ、短期間の滞在の中、プラハから片道3時間半かかる劇場まで一緒に見に行ってくださりました。(その後いずみさんは、ルーマニア、セルビアでの仕事に向かわれました…。凄まじい体力の持ち主です…。)

2年半?ぶりに見た「アンネ」は、不思議な事に、さらに台詞の一言一言が染み渡るような感じでわかって、プレミア公演時も理解していたつもりでしたが、不思議とさらに理解が深まっていました。3年間、特にチェコ語を勉強していたわけではないのですが、知らず知らずとボキャブラリーが増えていたのか。プレミア時は、精神状態に余裕がなかったのか。でも、プレミア公演時に感動した部分は同じで、前半で3回、後半で2回泣いていました。涙がでる瞬間の感情が、いつも、こういう時の感覚を忘れずに、永遠に続けばいいのになと思います。

長くなっていました。他にも書きたいことが、諸々あるのですが、小まめにアップしないとこういう事になってしまいあす。現在、鋭意制作中の「金色の髪のお姫様」の制作状況など、インスタグラム(のが楽にアップができるので…)そちらに、近況を小まめ?にアップしています。( >インスタグラム)アカウントを持っていなくても、パソコンからでも見られますので見て頂けると嬉しいです。特に、漫画はインスタでしかアップしていないので、ぜひ見てみてくださーーーい!!!( >漫画・インスタグラム)

写真・1 「non perfektně vod matasa」展
写真・2 掛け軸部分
写真・3 現在、鋭意制作中の「金色の髪のお姫様」のスケッチ
写真・4 3年間演じきったアンネの手。写真ではちょっとわかりませんが、損傷からの補修がかなり施されていました。本当にいい劇場で、大事にされていたのだなと。
写真・5 千秋楽後の記念撮影


近況報告・5月

ファイル 300-5.jpgファイル 300-1.jpgファイル 300-2.jpgファイル 300-3.jpgファイル 300-4.jpg5月も終わり梅雨の季節が始まりました。チェコには梅雨がないので、現在日本滞在中なのですが久しぶりに日本で「梅雨」という言葉を聞いた感じです。というわけで、半年ぶりに日本にいます!わーい!お知らせが遅れてしまいましたが、5月19日から日本に一時帰国していました。いつも慌ただしい感じの帰国ですが、今回はいつにもまして、スケジュールがかなり入り組んでいたので、お知らせやブログ等に書ける時間がありませんでした。現在は、第二の故郷になりつつある九州・小倉に滞在しています!

今夏、今秋は、日本で沢山のイベントを控えています。今回の渡航は、様々な場所での打ち合わせがメインなのですが、その他にも、昨年に引き続き、武蔵野美術大学空間デザイン学科(池田教授ゼミ)で3回講義をさせて頂いています。まだ、31日に最後の講評があるので、とても楽しみです。前回は自身の仕事を紹介しながら話す講義がメインだったのですが、今回は課題を出し、生徒さん達にやってきてもらうプロセス、ただ話すという感じではなく生徒さん達と直接のやり取りができて楽しいです。

また、私立鴎友学園女子中学校で話をするという機会も頂きました。中学3年生250人!私の人生の中で、こんなに大勢の前で話すのは初めてでかなり緊張しました…。さらには、中学生に向けて、いったい何が話せるだろうと結構悩みました。

「まだ見ぬ陸を信じて なぜに鳥は海をゆけるの」

左の写真にもある、中島みゆきさんの「最後の女神」の一節を前に拳を振り上げ、骸骨の人形を操る人形作家の図…。

この一節は、最後のオマケ的な感じで話したのですが、私自身が、チェコへの留学前に凄く勇気づけられた歌詞でした。(実際に自身の作品で「まだ見ぬ陸を信じて」という中島みゆきさんの歌詞の一節を使わせてもらった作品もあるぐらいです…)

チェコという国を最初に知ったのは、大学3年生のアニメーションの授業の時。(小学生の頃、チェコスロバキアが分裂というニュースは覚えていましたが、もっと具体的な意味で)ヤン・シュヴァンクマイエル氏の映像を見た時でした。そこから、チェコという国があるという認識が始まり、チェコは人形劇が盛んであるという話を聞いてから、色々調べ出し、留学してみたいと思いだしたのは大学院時代ぐらいからだったと思います。

ただ、遠いですし、当時は現在と比べるとさらに情報がよくわからない。大学も英語のサイトなんてない感じで。さらには、私自身保守的な人間で、腑に落ちないと、覚悟ができないと動けないタイプで、なかなかすぐに決断できるものではなりませんでした。いうなれば、行きたいという気持ちは確実にあって、でもその先は全くどうなるかわからない。そんな状況下で、この歌詞は当時の私の本当に心の支えになりました。とにかく信じて進むしかないと。そんな話をしていた時の写真でした。(ので、思わず拳になってしまっているんでしょう…)

現在は、役者のチャークさんこと谷口直子さんの家に滞在しながら、秋に大分で初演予定の公演の打ち合わせ。スカイプ、最近ではラインで、すでに何回も打ち合わせを重ねてきましたが、やっぱり会って話さないと見えないものがあって。すでにチャークさんとは何作品も一緒に制作していますが、こういった規模で作品制作に臨めるのは2012年制作の「金のさかな」以来じゃないかと思います。いい作品になるよう、一緒に突っ走れたらです。

毎回情報が遅れがちですが、今夏は長野県飯田、今秋、東京パペットハウスさん、北九州にて展覧会、大分では、初演公演等。日本でのイベントが色々と続きます。詳細は後日書いていこうと思っています!いつも告知がギリギリになりがちですが、今年は、なるべく早めにインフォしていきたいと思っています!!

写真・1 長野県飯田に打ち合わせに向かった時に乗車した、伊那路の車窓より!
写真・2 講演前
写真・3 恥ずかしい瞬間での講演時の写真。。
写真・4 小倉にて新作打ち合わせ中です!詳細は後日!!!
写真・5 小倉の原風景

(打ち合わせがメインの滞在の時は普段より写真を撮らないので、ブログにあげる写真を見つけるのに苦労しました。)


近況報告・4月

ファイル 299-1.jpgファイル 299-2.jpgファイル 299-3.jpgファイル 299-4.jpgファイル 299-5.jpg4月も後半になりました。生まれ月とあり、一番好きな季節です。私は、まだ少し肌寒い春が好きなのですが、プラハの春と秋は短く、一気に半袖でも大丈夫な暖かい日になっています。桜は終わり気味ですがライラック、木蓮など、時差なく一斉に咲き出していて、個人的にはもったいないなと感じています。それでも、抜けるような青空に花、木が芽吹いていて本当に綺麗です。去年の春は日本にいたので、苦しまなかったのですが、今年は、例年通り花粉症にかなり厳しくやられています。私はシラカバ花粉症で、特に口腔アレルギーが酷いです…。春税です…。

先日、誕生日を迎え、今年で30代最後の年だなあと思うと、なんとなく背筋を正したくなるような気持ちになりました。何歳まで生きられるかわかりませんが、折り返し地点をいつの間にか回っていたなぁと。今までの人生とこれからの人生。今までやってきたこと。これから、できる挑戦。

ちょうど20歳の頃、Didoさんの「Hunter」という音楽が好きで良く聞いていました。ミュージックビデオも凄く好きで。特に、DidoさんがDidoさん自身を追いかけるシーンが、今でも、フッとした瞬間にフラッシュバックする映像です。たぶん、20歳の頃、自分の思い描く未来と自分の理想像と、現実のギャップが、自分が自分を追いかけるという映像に凄くリンクして、心に深く食い込んだのだろうなと思います。思い起こせば、あの頃から今日まで約20年、自分の描く自分を追いかける鬼ごっこは、全くもって距離を縮めていないような、ずっと続いていたのだな、なんて感じたりします。10年後、20年後、こういった気持ちがどう変化しているかわかりせんが、改めて、心を引き締めて精進していけたらと思いました。

今年は、進行形の仕事を平行しながら、大学に入ってから現在まで20年間で作成してきた作品、プロジェクト、写真・記録をとることなど疎かだったので、初心にかえって、振り返るためにもできるところから、まとめなおしてみたいと思っています。

さらに、私のウェブも、ペタオ・デザインも、かなりデータ更新をしていなかったので、アップデートをしていこうと思っています。過去の作品の写真、現在進行形の写真行程などは、インスタグラムに投稿しています。ウェブに載せてない画像も沢山あるので、ぜひ、見てみてください!( >インスタグラム)また、今年から始めた漫画ですが、描き始めると結構ネタが出てきて、自身のウェブ上でアップしていくのも、見づらいですし気軽ではないので、どうしたものか、、と考えていたのですが、漫画用のインスタグラムのアカウントを作りました。マイペースに随時更新していきますので、漫画も、こちらより、覗いてもらえればと思います。( >漫画・インスタグラム)

また、2016年にNHK・BSで放送された「世界に花さけ!なでしこたち」をYoutubeにてアップしました!( >「世界に花咲け!なでしこたち」)「なでしこ」撮影時は、髪型が家族全員から「全く似合わない!」と酷評を受けたパーマです…。最近、かなり久しぶりに私も見直して、かなり気恥ずかしくなりました。また、タイトルの「なでしこ(=大和撫子・日本の気品ある美しい女性)」からは、かけ離れた自分自身についても、かなり恥ずかしく思いますが、こんな私に注目してくれて、本当に丁寧に取材・撮影してくれた番組なので沢山の方に見て頂けたら嬉しいです。2014年に放送された「グッと地球便!」も、仕事がリンクしていたりもするので、ぜひ一緒に見て頂けたらです!( >「グッと!地球便」)

さらに、上記の2つの番組とは趣向が違う番組ですが、先日台湾の若いアーテイストが、私のアトリエに訪問に来てくれました。ビデオ撮影OKかと聞かれて、いいよと答えたら、こんなミニルポ番組に!世代の違いを感じました。私の英語がかなり恥ずかしいですが、台湾語で紹介されるのも不思議ですし、何よりかわいいエネルギッシュ二人組で、楽しかったです。台湾語ですが、全編4分程度なので、ぜひ見てみてくださーい!

写真・1 プラハのさくら!
写真・2 わんこの背景の植物は、春咲く花の中でも大好きなZlatý déšť(金の雨、名前も好き)
写真・3 「ぐっと地球便!」撮影時の、裏話
写真・4 「世界に花咲け!なでしこたち」撮影時の裏話?
写真・5 台湾の若いアーテイスト達と記念撮影。20代の濁りのないピースに挟まれ笑顔がひきつるアラフォーならぬ、Almost40..


Happy Easter!

ファイル 298-1.jpgWarmest Easter wishes for you!


Veselé velikonoce!

ファイル 297-1.jpgPřeji Vám veselé velikonoce!


近況報告・3月

ファイル 296-1.jpgファイル 296-2.jpgファイル 296-3.jpgファイル 296-4.jpg3月も後半になりました。先日は雪も降ったり、日によってはまだかなり寒く、天候が全く読めない春らしい季節です。好きな季節です。

家でも、外での仕事でも基本的に引きこもりなので、健康を考え今年から週1でプールに通っています。3年前まで1メートルも泳げなかった私ですが、ついに、ついに先日!!!1キロ泳げました!!長い目標だったので、かなり嬉しかったです。次の目標は、フォームをなおして、もっと力を抜いて泳げたらいいな、なんて思っています。(まだまだ、水は怖いですが)

色々なプロジェクトが動いていますが、制作中心の日々です。詳しいお知らせは、まだ先になってしまいますが、今年から来年にかけて、日本での展覧会が、夏・秋・冬と続きそうです。制作ペースは波がありますが、もう少しペースアップをしていけたらと思っています。

制作期の気持ちは、とってもナイーブになりがちですが、制作中よく考えていることは、記憶についてです。自分がこれまでに覚えていること。忘れてしまったこと。覚えていたいこと。体感した記憶と、日々うつりゆく感情の記憶は異なるなといったところで。短期集中の記憶力はそこそこあると思うのですが、全体を通してみると、かなり忘れっぽい人間なので『忘れてしまう、でも忘れたくない感覚を留められたら』なんて事が、制作中のキーな感情になっているなと思っています。

また、先月から始めた漫画ですが、「息抜き」といいながら、かなり本人的に楽しんでやっています。

そもそもブログを始めた切っ掛けは、役者のチャークさんこと、谷口直子さんが文化庁派遣芸術家在外研修員として、チェコで研修していた際にブログを書いていて、そのブログがとても面白く、影響を受けやすい私は「わー!面白いなー!私も書いてみたいなあー!」みたいな憧れから始まりました。とはいっても、私は文章能力が子供の頃からなかったので、サラリと始められるものでもありませんでした。徐々に徐々にで、なんとか現在まで、ほそぼそと月1回ぐらいのペースで、ブログをアップしていますが、今でも文章を書くことにおけるコンプレックスはぬぐえるものではなく、毎回苦戦しています。そもそも、感情を言語化する能力があるのであれば、人形という媒体を通して自己表現するということにはなっていなかったのではないか開き直ったりもしています。(文章書けない言い訳ですが)

その点、漫画は、違いまして。子供の頃から、とりとめもない内容でしたが漫画を描いていたタイプでした。現在では、舞台美術の仕事をするときは、ストーリーボードを描いていますし、タッチもふくめて、今描いている感じの漫画とあまり変わりないかなと。また、文章化は無理だったけど、漫画だったら描けるかも!といった忘れたくない想い出が沢山あり、ブログを書くより、私自身にとっては自然なツールだなと感じています。描きたい内容が沢山あり、あまり漫画ばかりアップしていますと、制作しているのか!?と感じられるかもしれませんが、大丈夫です。鋭意制作中です!

写真・1 昨年、福音館書店さんより出版しましたかがくのとも10月号「つくってあそぼう!あやつりにんぎょう」より、さんかくおじさん!
漫画・1 下ネタになってしまはないか心配しましたが、結構インパクトある想い出だったので
漫画・2 現在も「アンネの日記」はSlovacke劇場(web)で上演されています!
漫画・3 ちょっと内向的な内容ですが、なぜ人形を作るのかの一つの理由に繋がる何かなのかなと


近況報告・2月

ファイル 295-2.jpgファイル 295-3.jpg2月も終わりに近づいています。今年のプラハは暖冬気味だったのですが、最近はかなり、ググっと寒くなりました。私のチェコの苗字は、Mráz(ムラ―ス)というのですが、意味は「極寒」で、まさに今そんな感じです。結構寒いですが、春に近づいている日差しは美しく好きな季節です。

今年から来年のスケジュールですが、色々ありますが、特に展覧会の予定が多いです。なので、現在は引きこもって作品制作の日々です。ちょっとずつですが、インスタグラムで作品制作過程などアップしていますので、お時間ありましたら覗いて見てください。( >インスタグラム)

昨年の後半は家にあまりいなくて、ジックリ制作できなかったので、今年前半はつきつめていきたいと思っています。課題は、制作環境や郵送問題などで少々大作作品を制作するのにしり込みしてしまう小さな自分を、どれだけ、自分の中で気にせずやってのけるかなーなんてところです。(小さい話ですが、現実的に大きい問題なのです…)

制作中は、いつも音楽をかけているのですが、去年は、ケイト・ブッシュさんの音楽に完全に心を奪われてかなり聞き込みました。どのCDも凄くいいですが、おすすめCDは「NEVER FOR EVER」と「THE DREAMING」です。最近は、ニーナ・シモンさんの「Black Is the Color of My True Love's Hair」(凄いタイトルですが…)を繰り返し聞いています。オリジナルもいいですが、remix版を。最初に聞いた時は男性の歌手かと思ったので、女性でビックリ!彼女の個性的な声が、感覚をいい感じに開放してくれて心地いいです。そう考えると、制作中聞く音楽は、圧倒的に女性歌手の方の曲が多いです。制作以外の時も、女性の方が多いかもしれませんが。歌詞だったり歌声だったり、感覚がリンクしやすいからかなと。

制作期は、感情が混線して、ブログを書くことが遠のきがちです。というのも、書いても、凄くナイーブな内容になりがちなので…。ですが、今年は、ブログをもう少し頻繁にアップしよう!という小さな目標があります。ので、制作からちょっと外れたこと、チェコの暮らしや思い出など、漫画を交えながら、チラホラ書いてみようかなと思っています。なぜ、漫画?となるかもしれませんが、これには色々理由がありまして…。

ファイル 295-1.jpg東京藝術大学院の担当教授だった故・大藪雅孝教授が、以前「植木屋さんで、一服できない人は一人前ではない」とお話しされていた事がありました。要は、達観して自分の仕事を見られるかということなのですが。私自身制作中は、たばこも吸えないですし、コーヒーも飲めない上に、甘い物もあまり得意ではないので、ちょっとしたブレイクを取らない感じで、盲目になりがちな状態になってしまうのです。ちょっとした気分転換が必要だなと。

チェコ生活10年分のネタも結構ありますし、8コマという限定されたコマ数でおとす漫画を考えるのは結構楽しく、いい息抜きになっています。制作中は制作している物について何も書けないので、漫画を介ながら別視点でブログを書いてみようかなあと思っています。

写真・1 寒いです…
写真・2 留まらぬ成長を続けるサボテン
写真・3 時事?オリンピックネタです


2018!!!

ファイル 294-1.jpgファイル 294-2.jpgファイル 294-3.jpgWelcome in the year 2018! I wish you, enjoy this year, have a many happy moments! Very soon we will celebrate coming of Chinese New Year. The DOG will be king of year! I like dogs like a animal a lot! All my grow up time in Japan (long 17 years) I could be in friendship with KOGO - smart, funny and fearless shizu. This year is for me dedicated for him!

Last three months of 2017 I was pretty busy. I designed and made hand puppets for the Theatre 501 and Naoko Taniguchi performance. It is Ukrainian tale about animals living in the hut. To manufacture the Plush hand puppets was for me a good experience and I had a lot of fun.(>web

Then I designed and realized big painting on the wall of local library in polish Slupsk. The painting was dedicated to the great writer - Astrid Lindgren to celebrate 110 years anniversary of her born.

During November I took place in the international exhibition Art Doll Prague 2017. The world of art dolls is very close to the world of puppets, but also different. To know personally Dolls makers around the world and to see directly their work, was really amazing. I could see a lot master art dolls with all details.


2018!!!

ファイル 293-1.jpgファイル 293-2.jpgファイル 293-3.jpgMáme tu nový rok 2018! Ať se Vám daří! Podle čínského zvěrokruhu Rok Kohouta vystřídá Rok Psa. K psům, těm čtyřnohým, mám velmi pozitivní vztah. Celké mé mládí, celkem 17 let, mě provázel v Japonsku můj kamarád KOGO, nebojácný a veselý šizu. Pro mě, je to také jeho rok!

Na konci minulého roku jsem vyrobila loutky pro Divadlo 501 pro sólo představení japonské herečky Naoko Taniguchi(>web). Jedná se o ukrajinskou pohádku o zvířátkách v rukavici. Zajímavostí je, že loutky jsou plyšové. Práce mě moc bavila!

Dále jsem navrhla a realizovala obraz na zdi veřejné knihovny v polském Slupsku k stodesátému výročí narození spisovatelky Astrid Lindgrenové.

Na konci listopadu jsem se účastnila mezinárodní výstavy Art Doll Prague 2017.Světy uměleckých panenek a loutek jsou si velmi blízko. Poznat tvůrce panenek a jejich práci bylo pro mě velmi zajímavou zkušeností. V životě jsem neviděla na jednom místě tolik krásných a dokonalých panenek! Rozumím, proč existuje tolik sběratelů a příznivců. Dál budu tento speciální svět pozorovat.


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