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近況報告・12月

ファイル 312-1.jpgファイル 312-2.jpgファイル 312-3.jpgファイル 312-4.jpgファイル 312-5.jpgプラハの街はクリスマス一色になっています。寒さの中、空気が澄んでいるからか、冬のイルミネーションは素直に綺麗だなと思います。日没が早いのは悲しいですが、その分光が映える季節なのかなと。

12月も半ばまできて、もう1年の終わりだと思うと驚きです。なんとなくアッという間の1年だったような。それでも、今年の初めを思いだすと、凄く遠い記憶のような…。

近況報告としては、11月より始まっていたJAMU(ヤナ―チェック芸術アカデミー)の聴覚障碍者演劇学科でのプロジェクトが、今年度分としては一区切りがつき、先日、人形・舞台を納品してきました。

今回JAMUのプロジェクトー。

担当教員は演出家のゾヤさんで、ちょうど10月にゾヤさんが「きんいろの髪のお姫さま」のプロジェクトで日本滞在されていた時に、課題のテーマやアイデア出しなど、色々と打ち合わせをすることができました。最初は日本紹介の講義から始まり、折り紙などのワークショップを経て、鶴を題材にした詩の課題でショートパフォーマンスを作ってから、本課題(ゾヤさんが今江 祥智氏の作品を選んでいたのですが…)に進むといったプランでした。

が、実際に始まってみると、私が関わらせてもらっているクラスは、まだ1年生ということもあり、経験値を含めて個人の能力差がかなりあり、必然的に、プランを変えていかなければならなくなりました。

ちょうど、ゾヤさんが来年3月にブルノ国立劇場にて初演予定の「Mne blesk se dotekl」(大作作品です!!)の打ち合わせで週2回プラハに来られていたので、打ち合わせを重ねることができ、鶴を題材にした課題は後期に引き続き延長して、今期の発表会として、誰でも知っている子供の詩。15分から20分ぐらいの長さで、場所を選ばずに演じられるものという条件で制作していきました。

テーマの詩は「Byl jeden domeček(昔、1軒の家があった)」

なんでヨーロッパの詩は、マザーグースといい、子供向けなのにこんなにシュールなのだろう??という意味では、王道をいくシュールな詩です。が、リズムがよく、韻も踏んでいて、1、2回聞けば、誰でも覚えてしまうような不思議な詩でした。

デザイン・制作しながら、気を付けたのは、私が準備したセットと人形で劇が成立すること。簡単な劇だけど、まずは、パフォーマンスに慣れることを優先しました。JAMUの聴覚障碍者演劇学科では、定期的に聾唖学校や小学校、保育園、図書館などで上演をする機会があります。さらに、将来的に、この基礎ベースから、生徒達が新しいアイデアを見つけて発展させる可能性を残すこと。諸々考えながら作ったので、なんだか教材を作っているみたいだなと思いました。先日、プチ・プレミア公演も終えたみたいで、これからどう成長していくか楽しみです。

2019年に向けて、色々とお知らせがあります。

前回のブログにも書きましたが、1月19日から29日まで高崎シティギャラリーで開催予定の「たかさき絵本フェステバル-降矢なな・出久根育」展にて、今秋、Divadlo501主宰の谷口直子さん(ちゃーくさん)と制作した『きんいろの髪のお姫さま』上演させて頂くことになりました!1月19日と20日の2日間になります。詳細はぜひこちらをチェックしてください!

また、同公演は1月26日に、ぞうしがやこどもステーションにて。1月27日には、広洋舎にて、上演します!広洋舎は、東京造形時代からの大親友・イラストレーターの廣瀬摩紀さん(マキスケ)が、今月10日にオープンさせたばかりの、できたてホヤホヤなギャラリー喫茶です。席に限りがありますが、ぜひぜひお越しいただければと思います!

また、2月8日から、3月24日まで、八王子市夢美術館にて『チェコの現代糸あやつり人形とアート・トイ春日明夫コレクション 佐久間奏多、林 由未、ミロスラフ・トレイトナル、バーラ・フベナー』展が開催されます。日本初上陸の作品も展示されます!(>web) 東京近郊にお住まいの方はぜひ!

写真・1 メリー・クリスマス!
写真・2 メリー・クリスマス!!
写真・3 道化師たち
写真・4 JAMUの授業風景・1
写真・5 JAMUの授業風景・2