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「劇場の中の人形」展

ファイル 302-1.jpgファイル 302-2.jpgファイル 302-3.jpg7月29日から、長野県飯田市川本喜八郎美術館で始まる、「劇場の中の人形」展のお知らせです。期間は9月9日までです。閉館時間、休館日等のチェックはぜひ、こちらからチェックをお願いします。また、この展覧会は、9月21日から27日まで、東京・飯田橋パペットハウスへと続きます。(展示内容は少し異なります)

恩師ペトル・マターセク氏と、東京造形大、DAMU(チェコ国立芸術アカデミー)でも先輩だった人形作家・佐久間奏多さんとの展覧会です。

この展覧会は、昨年末、シアターΧにて開催されたワークショップ「Memory Hole」に続き、マターセク氏と生前話していた企画の一つです。生前に形にできなかったのが、改めて激しく悔いが残りますが、昨年7月25日に永眠されたので、ちょうど一周忌に、こういった形にできたことに対して関係各位の皆様に感謝をしたいと思います。

チェコの人形劇の世界では、舞台美術家が「人形」もデザインをします。理由は色々あると思いますが、スタンドプレイと違い、人形劇は、「人形=物体」と生身の人間が「舞台=物体」の中で、一緒に劇をするところにあると思います。舞台と人形と衣装全てが、関連しながら作り上げていかないと「劇」として一貫した面白みが欠けてしまう要因もあるのだと思います。

そして、大概の大人形劇場には工房があり、人形を作るのを専門にした職人と呼ばれる方々が、そのデザインをもとに人形制作します。なので、日本では人形作家が、「人形劇」を作っているというイメージをもたれますが、チェコの世界では、人形作家が人形劇場用に人形を作るというケースは主流ではありません。

世界で大きく評価された舞台美術家ペトル・マターセク氏も、舞台美術のデザインだけでなく、多くの人形のデザイン、衣装のデザイン、ポスターのデザインを手がけられました。人形作家としてのペトル・マターセク氏ではなく、舞台美術家としてペトル・マターセク氏の作品を見て頂けたらです。マターセク氏の遺族の多大な協力の下、大型の人形やデザイン画などを展示されます。どれも日本初公開です!

また、人形作家として世界中にファンのいる佐久間さんは、戯曲・物語からインスピレーションを受けて制作された作品が中心になります。私は、実際に上演に使われた人形と、同じく戯曲・物語からインスピレーションを受けて制作した作品両方になります。

7月29日オープニングの日は、16時より会場にて、佐久間さんと挨拶・作品説明やMitsukamangetsuさんのミニコンサートもあります。ぜひ、お越し下さいませ!!!

また、いいだ人形フェスタにて、8月3日4日「鉄柱入り人形作り」ワークショップがあります。こちらもぜひ!!(web)