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近況報告・12月

ファイル 260-1.jpgファイル 260-2.jpgファイル 260-3.jpg長いことブログをアップしていませんでした。師走とはよくいったもので、いつもバタバタな感じですが、今年の12月は例年以上にバタバタしていました。

昨年と同様に 、2016年は、本当に移動が多い年でした。

1年を通すと、チェコ以外の国に5か月間ぐらいいました。そのうちの3か月間は、日本にいれました!いつの間にか自分の生活ベースがチェコになっているので、日本にこれだけ長く滞在できたのも、凄く貴重なことだなと思います。

長いこと海外に住んで仕事をしてきて、表現の世界に国境はないと思っていますが、日本に生まれたという自分の根っこの部分の感情が、日本で仕事をしたい!という気持ちにさせるのだと思うのです。今年は、金沢しいのき迎賓館での、のはちゃんとの展覧会や、日本―チェコ共同演劇プロジェクト、一糸座さんの「ゴーレム」の上演、京都・プラハ姉妹都市20周年にあたっての京都駅でチャークさんとの「赤ずきん」上演などなど、日本のいろんな所で仕事ができて、沢山の方々に出会えて、本当に嬉しく思っています。お世話になりました皆様方には本当に感謝です!!

また、今年は自分の人生の中では一番取材をして頂ける機会が多い年でした。NHKさんの「世界に花咲け!なでしこたち」のドキュメントを初め、沢山の新聞・雑誌記者の方々に取材をて頂く機会を得ました。自覚症状があるぐらい、話すのに容量がつかめない、さらには話が脱線する、そんな私自身の感覚的な話を、辛抱強く聞いてくださいましたNHKデイレクターの永田さん、お会いすることができました記者の皆様方本当にありがとうとございました。誰かの視点を通して、自分のことを描かれるのは恥ずかしくもあり、実物よりかっこよく書いて頂ける事が嬉しい体験でした。それに、普段聞かれない質問に沢山答えることで、自分自身「実際のところどう考えているのだろう?」と、考えるきっかけにもなりました。紹介していただいたことを無駄にしないように、これからも、精進していけたらと思います。

そして、今年最後のニュースは、映像作家・柘植泰人さんの映像作品「Modrý(青)」に、人形制作として参加させて頂いたことです。Youtube Canon Officialサイトより、ご覧いただけます。ディレクターverは、こちらからご覧いただけます!ぜひ、両方見てみてください!!!

「映像」という表現分野は、私にとっては未知の世界で、アニメーションを初め凄く好きで憧れる世界ではありますが、感覚的にアナログな私にとっては、機材・制作等の複雑さから、自身が制作する分野という意味では遠いものだと思っていました。こういう機会を頂き、プロジェクトに参加できて凄く良かったと思っています。

このお話をもらって、初めて柘植さんの映像作品(宇多田ヒカルさんの『真夏の通り雨』)を見た時、「映像なのに時間が止まったような、止まった中に静かなエンドレス性があるような」そんな不思議な感覚になりました。こういう感じに繊細に自然を撮られる方が、自分作った人形をどう撮られるのだろうとワクワクしました。
映像作品の持つ「時間」の中に、人形自身が持てない「時間」という感覚をビジュアル的に表現できたら面白そうだなと思いました。自然物と風景と人形がうまく結び付けたらいいなと。そんなところから、人形デザインが生まれてきました。

初めての映像作品への参加だったので撮影現場を見てみたかったのですが、スケジュールの都合がつかず日本に行けませんでした。ので、人形を送ってからの運命は、まったくわからない感じで、完成された映像を見てびっくり!といった感じでした。YoutubeのCanon ofisial サイトに、メイキングもあるので、そちらもご覧いただけるとうれしいです。撮影って本当に大変なのだなあと。。そして、機材もすごいなあと。。

年末ということで、なんだかまとめモードになっていますが、来年に向けて色々なプロジェクトが動いています。また色々なニュースを届けられたらと思います。良い年越しを!!

写真は、Modry(青)の制作過程です!