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「Memory Hole」

ファイル 291-1.jpgファイル 291-2.jpgファイル 291-3.jpgファイル 291-4.jpgファイル 291-5.jpg日本におけるチェコ文化年、シアターΧ25周年企画「ペトル・マターセク追悼企画」で、11月2日から16日まで、日本に一時帰国していました。2週間の間に、マターセク教授が美術を手掛けた作品「命の歌」と「ピノキオ」の上映。シアターΧにて10日間にかけて行われたワークショップ「Memory Hole」と成果発表、ワークショップにて一緒に講師をしたアントニーン・シィラル氏の監督作品「Menandros & Thaïs」の上映など盛りだくさんでした。

かなり濃い2週間だったので、どこから書いていいのかわからない状態です。が、第一に予期しない形で、マターセク氏のワークショップという企画から、氏の追悼企画になってしまい、時間のない中で、チェコセンター、シアターΧのスタッフの皆さんを初め、多くの人の協力を得て形にすることができました。この場を借りて厚く御礼申し上げたいと思います。

「Memory Hole」
10日間かけてシアターΧにて、行われたワークショップです。色々と本当に大変でしたが、代えがたい経験になりました。マターセク氏の発案があってから、実現するにあたり2年近くの時間が経ってしまい、さらには、氏の不幸があってからは、実際にこのワークショップをする意義を考えなくてはならない事態になりました。その際、シアターΧの芸術監督の上田さんより「マターセク氏に学んだ生徒として、氏の意思を引き継いで、ワークショップをしたらどうか」との強い発案がありました。私一人でマターセク氏の代わりにワークショップを引っ張ることは難しいと思い、DAMU時代に同級生で、私とは全く違う方向性の舞台美術をやっているアントニーン氏に協力を得る形で話を進めていきました。

アントニーン氏とは、学生時代から知っているので10年以上の知り合いですが、こういう形でタグを組むのは初めてで、2週間かなり話し込むことになりましたが、ここまで長いこと深いこと話したことはなかったので面白かったです。興味のある方向性、活動の場は、ちょっと違いますが、演劇における仕事の仕方、哲学、物事のとらえ方は、ペトル・マターセクという同じ親・師を持った共通点といいますか凄く似ていて、一緒に組んで仕事をするのにズレがなくとても楽でした。とても頼りになり、多くの刺激をもらう形になりました。

ワークショップのタイトル「Memory Hole」は、マターセク氏が1年半以上かけて決断した言葉でした。決断にいたるまで、かなりの読書家のマターセク氏ですが、イタリアの小説家イタロ・カルヴィーノやヤロミール・エルベン、フランツ・カフカなどチェコを代表する作家の作品、「古事記」を初めとする日本の伝説や昔話まで、かなりの本を読まれました。

マターセク氏とのワークショップに関する打ち合わせはかなりの時間を費やし、ひな形も制作しましたが、実際に私とアントニーン氏がその意思を引き継いでやるとなると、氏が考えたものをベースにし、自分たち自身で考え直さなければならない点が沢山ありました。それでも、マターセク氏が決めたタイトルに関しては、私もアントニーン氏も両者即決でこのタイトルを残そうとなりました。

本ワークショップの、私自身のコンセプトでは、マターセク氏の教え「人 自身 他者、人形 物体、メディア、空間、視点、ループ 関係性、時間、光」それらを総括して考えること-を基に、ミニDAMU(チェコ国立芸術アカデミー劇場学部)を再現することでした。毎日テーマを決め90分間の講義、そのテーマにそった90分2回の実技をすることでした。テーマを決めて講義をすることで、自身の仕事を介しながら、マターセク氏から学んだことを。実技では、コンセプト、「First impression」のイメージやアイデアスケッチ、ストーリーボードなど、実際にアイデアを人に絵で伝えることから、アイデアの実現化―チェコで日常に繰り広げられているリハ風景、制限された物の中でどれだけアイデアが出せるか、形にしていけるか、「アイデアの即興性」を体感体現することを目標にしていました。

時系列を追って書いていきたなと思ったのですが、到着した2日のことを思いだすとかなり昔のことに感じてしまうぐらい濃い2週間でした。それでも、10日間という長いワークショップ。会社で働かれている方もいたので、参加するにはもの凄く難しいスケジュールでしたが、本当に個性豊かな人が集まり、10名の参加者さんの全員、私もアントニーン氏も涙がホロリと出てしまいそうなぐらい、全力でついてきてくれました。

さらには、ワークショップという形で10日間は長いですが、実際に成果発表という枠で何かを掲示するには、10日間ではかなり短いのも事実です。「Memory Hole」というかなり抽象的な言葉から得る各参加者さんの個人のイメージ。実際の記憶。そういった物を探りながら、全体で繋げていくこと。時間、技術面、素材等、多くの制限があり、その中でどう作り上げていくかも大きな課題でした。実際に成果発表の当日に出来上がったシーンも3か所ぐらいあり、通してできたのは1回。そんなプロでも困ってしまうような環境下でも、皆さん堂々とむしろリハーサルの時よりも生き生きしてやられている姿を見て、本当に心がドキドキしました。演劇の持つ不思議な力だなと。

また、個人の繊細な記憶部分にかなり関わりのあるテーマだったこと、10名という人数もあり、かなり密にコミュニケーションすることができました。最後の方は感覚共有といいますか、アントニーン氏のチェコ語を、参加者さんが理解する瞬間が多々あり、逆も然りで面白かったです。

長々となってしまいました。書いても、書ききれない濃い体験でした。若輩者ですが、講師という形で10日間やらせてもらえる機会を得て、実際に多くを学んだのは私やアントニーン氏だったのではないかと思います。日本にいる間、マターセク氏の存在を感じる瞬間が多々あり、全ての物事ひっくるめて、氏からの最後の課題だったのではないかと感じずにはいられませんでした。どういう形でできるかわかりませんが、マターセク氏から学んだことは、私自身の人生の中で誰かに伝えいかなければと思っています。

そして、今回こういった形でワークショップの機会を用意してくださいましたシアターΧの皆様、チェコセンターの皆様、ワークショップ中、多大な協力をしてくれました通訳バーラ・シェフチーコヴァーさん、アントニーン氏の映画「Menandros & Thaïs」の字幕を訳してくれた川島さよ子さんを初め、本当に多くの人の協力により今回の企画が成立しました。重ね重ね御礼申し上げます。

気持ちが、フワ――――っとしていますが、来週、プラハで2年に1回開催されている第4回国際アート・ドール展覧会に参加します。11月24日から26日まで、Slovanský dům (住所:Na Příkopě 22 PRAHA 1)にて。会期中会場におりますので、ぜひぜひお越しください!!世界中から、著名な人形作家さんが大集合されます!詳しい情報はこちらより!(>web


壁画「PipiとAstrid Lindgren」

ファイル 288-1.jpgファイル 288-5.jpgファイル 288-2.jpgファイル 288-3.jpgファイル 288-4.jpgここ数年、立て込んだ仕事が続き移動も多いので、目が覚めると自分がいったいどこにいるのだかわからなくなる感覚によくなります。先月、座・高円寺で再演があった「ゴーレム」の中で『おれは、いったいここで何をしているんだ』という台詞が繰り返し使われていたのですが、まさにそんな感じで。

一昨日まで、ポーランドはSlupskuにて壁画を描いていました。今年は、本当に沢山この街に来たなあといった感じで。片道14時間の移動は、何往復しても全く慣れませんでした。Slupskuは10万人規模のポーランドでは中都市。カソリック教徒が多いポーランドですが、市長がゲイであることを告白し、一躍有名になった街でもあります。街中には古い建造物も沢山残っていて綺麗ですが、この街の面白い特徴はとにかく教習車が多いことです。朝から晩まで外に出て見かけないことはないぐらい走っていて、私が現在泊っている劇場のゲスト用アパートから劇場まで、徒歩5分もかからないのですが、その間に調子がいいと(どんな調子だかよくわかりませんが…)10台ぐらい見かけたこともありました。とにかく書かずにはいられない、どうもいい特色です。

今年の秋、Slupskuでは、「長靴下のピピ」の作者であるAstrid Lindgrenの生誕110周年を祝うイベントが企画されていました。9月16日にTęcza人形劇場にて初演を迎えた「長靴下のピピ」をはじめ、イベントが盛りだくさんだったようです。その一環で、Astrid Lindgrenとピピをテーマに壁画の依頼があったわけです。スウェーデン人であるAstrid Lindgrenを、ポーランドのSlupskuで生誕を祝い、プラハに住む日本人が壁画を描くという、ちょっとカオスなプロジェクトではありましたが、人生で初めてこのような大きな絵を描かせてもらって楽しかったです。

描く前は普段大きくても図面として等身大サイズ。ポスターやイラストでは大きくてもB3ぐらいまでの絵しか描いてない私が、壁画なんて大丈夫かなという不安はかなりありましたが、実際の問題は大きさではなく、制作環境にありました。あきらかに、この企画事態、夏ものといいますか、バルト海に隣接したSlupskuで、1日中外で作業をしていると本当に寒いといいますか、さらには霧雨、小雨も降ったり、最終日は白い息まででました。体力はあるほうではありますが、毎日ヘロヘロというか、ボロボロでした。。(この時期になってしまったのは、私のスケジュールの問題だったので文句は言えないのですが…)最初は、3人ポーランド人のアシスタントについてもらったのですが、中盤からは自分のタッチで仕上げないなので、一人で朝から日暮れまで作業していて、さらには小雨が降っている寒い日なんかは、壁に向かいながら、『おれは、いったいここで何をしているんだ…』なんてゴーレム現象が起こっていました。

それでも、チェコ人より感情表現が大きいポーランド人。壁画制作中、道行く人、子供から大人(結構ロックな恰好した若者まで)、おじいちゃん、おばあちゃん、とにかくみんな、「凄く綺麗!」とか「凄くいい仕事だね!」とか「人形劇で見たピピだー!」とか感想を本当に大声で叫んでくれて。チョコレートを差し入れてくれたおばあちゃんもいたりして、凄く励まされました。

電車の遅れもあり15時間かけてSlupskuに到着後、そのまま現場に連れていかれ、クレーン車に乗せられて、プロジェクターで投影した絵を「はい!スプレーでなぞって!!」と言われた時は軽い眩暈が起きました。さらには、愚痴に思われると良くないですが、当初、壁画サイズは、高さ16メートル×横11メートルと言われていたのですが、なんとなく壁画は横長なイメージが強かった私は、縦、横の単語をあまり注意してみなくて、高さ11メートル×横16メートルと勘違いしてデザイン画を作成してしまいました。その後、オーガナイズサイドから「反対だよ!」と言われて、急遽デザイン画を再度修正して提出したのに、実際の現場にきたら言われていた壁のサイズが全くもって違い、むしろ最初に間違えたサイズでデザインしたものの方が壁にマッチするという不可思議な現象も起きました…。言われていたサイズよりも実際の壁のが、小さかったので私的には助かりましたし、まあ、ご愛敬かなと…。

が、それでも話がまとまってからのステップはいい意味でヨーロッパ的で早く、面白い企画に呼んでもらって感謝です。そして、この壁画を描いた場所も、図書館の壁でそんなところも嬉しかったです。コーディネーターのパワフルなオラ、アシスタントでついてくれた本当に女性3人衆カーシャ、エヴァ、カロリーナ、本当に感謝です!!

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写真・1 壁画完成(白い部分には後から、本の引用文章が入ります。)
写真・2 アップ部分
写真・3 デザイン画
写真・4 初日、、
写真・5 初日、、、(顔がもう白いです)


近況報告・10月

ファイル 285-1.jpgファイル 285-2.jpgファイル 285-3.jpgファイル 285-4.jpgファイル 285-5.jpg先週末に、プラハに帰ってきました。日本での滞在は、2週間とちょっとだったのですが、なんだかアッという間だったような、でも、思いだすと凄く遠い昔のような感じがしています。

直前の告知にも関わらず、「ゴーレム」や「Noha本×Yumi本」展にお越しくださいました皆様方、本当にありがとうございました。もっと、お話ししたい!!という瞬間しかありませんでした…。

「ゴーレム」再演―。

9月28日から10月1日まで座・高円寺にて上演された「ゴーレム」は、昨年KAATで上演されたものからさらにパワーアップされた仕上がりになりました。今回の一番の違いは、主役が寺十吾さんから元唐組の丸山厚人さんに変わったことでした。お二方のタイプが全く違うので、同じ劇でも、受ける印象が全く違うものになりました。

丸山厚人さんは、実力派の俳優さんで、私自身が書くまでもないのですが、回を重ねるごとに、毛細血管の先の先まで血が通いきるような感じで、劇場の空間自体を隅々まで掌握されるような圧倒的なパワーがありました。偶然にも同じ学年で本当に頼もしいなあと感じました。

そして、一糸座さん。昨年に引き続き、チェコチームとして呼んで頂き、本当に大感謝です。天野天街さん版「ゴーレム」は、日本でもチェコでも見られない本当にいい作品だと思います。また、別の形、場所でゴーレムが蘇ることを願ってやみません。

「Noha本Yumi本」
2日日間という短い間でしたが、お越しいただいた皆様本当にありがとございました。今回、福音館書店さんから出版させて頂いた「つくってあそぼう!あやつりにんぎょう」は、私自身、初めての出版本でした。日本滞在中、本屋さんで見かけたときは、「わわわー!!!」となりました。多くの知り合いから、実際に作った人形の写真や、福音館さんを通して、幼稚園で実際人形劇場を作ってあやつってみるという写真を頂きました。ただただ、嬉しいという気持ちでいっぱいです。

「ペトル・マターセク追悼企画」
惜しくも、7月25日に永眠された舞台美術家ペトル・マターセク氏の追悼企画です。

チェコの人形劇黄金時代の立役者であり、世界に代表する舞台美術家であり、チェコ国立芸術アカデミー劇場学部(DAMU)人形劇舞台美術科に在籍していた時代、私の担当教授であり、私自身の運命を大きくかえてくれた恩師でした。

この秋に氏のワークショップをするという形で進めていた企画が、まさか追悼企画という形に変わるとは思いもよりませんでした。メールをたどると、私と氏とのやりとりでは、2015年から日本でのワークショップを企画しようという話が始まり、2016年から劇場間での調整をはじめ、2017年秋にできる手筈がやっと整った矢先の話でした。日本でのワークショップは氏の大きな願いであり、恩師への恩返しできるチャンスだったのですが、一足遅かったのが悲しくて仕方ありません。

ただ、2010年に卒業してから、年明けや行事等では氏に会っていましたが、日本でのワークショップというプロジェクトが動いてからは、本当に数えきれないほど打ち合わせをする機会を得ました。学生の頃からでしたが、氏はいつも現状の力では乗り越えることではできない大きな課題を絶えず与えてくる方でした。同じ場所に立っていたり、同じことを繰り返していたり、思考が停止していると、いつも足元をすくわれました。卒業して数年間実際に現場でやってきて、今度は恩師と仕事をするという機会を得て、改めて学ぶ瞬間が多々ありました。

一生、緊張して向き合わなければいけない師がいるということは、本当に幸せな出会いだったのだと心から思います。

追悼企画という責任の重い企画を、諸先輩をさしおいて若輩者の私が背負うことについては、眩暈を感じずにはいられませんでした。が、この状況すらも、いつも大きな課題を与え続けてきてくれた氏からの課題なのかなとも感じています。天国から、「Udělej!!(やってみろ!)」と言われているような。心して臨めたらと思います。

11月には、氏の2作品が上映されます。詳しくはこちらを。(>webΧ)また、私と同じくマターセク氏の生徒だったアントニーン・シィラル氏とともに、11月3日から14日までシアターΧにてワークショップを開催予定です。最終日は劇場舞台にて発表があります。

2016年より準備を進めていたマターセク氏のワークショップのコンセプトを引継ぎ、私とアントニーン氏が氏から学んだことを活かしながら、舞台美術家という立場から、いかにアイデアを出し、舞台を構成・実現していく過程を学べるワークショップです。人形・舞台美術製作者、パフォーマー、ダンサーを対象としていますが、興味がある未経験者も大歓迎です。告知が遅くなってしまいましたが、ぜひ多くの皆様の参加をお待ちしています!(参加お申込みは、シアターΧまで)

写真・1 「ゴーレム」リハ風景。好きなシーンです!
写真・2 全体集合写真。「パベルだよ~」
写真・3 マターセク追悼企画、3企画あります。
写真・4 ワークショップ「Memory Hole」のチラシです。
写真・5 ワークショップのタイムスケジュールです。


PIPI初演!!!

ファイル 282-1.jpgファイル 282-2.jpgファイル 282-4.jpgファイル 282-5.jpgファイル 282-3.jpgかなり困難なプロジェクトでしたが、9月16日「長靴下のピピ」は、スウプスクのTęcza人形劇場にて無事にプレミアを迎えることができました。良い作品に仕上がったので、本当に苦労が報われたなあと…。

初めて競演したJacekは本当に素晴らしい演出家でした。作曲家のPavelが作曲した音楽も劇全体を非常に盛り上げたと思います。今回、彼らとチームとして仕事ができたことは、とても良い経験となりました。

とにかく、実演までが短期間であったこと。「ピピ」のお話自体が凄くシーンも登場人物も多く、どうまとめても、作り物が多くなってしまうこと。劇場側の照明のリフォーム工事により、慣れない機材でスタッフ側のミスが増えてしまったこと。工房で作った大道具も何度も修正が必要だったことなど、多方面で、越えるべき課題が多々あった現場でしたが、一緒に乗り越えられた達成感は大きかったです。

プレミア後、Jacekと「こんな無理な現場、初めてだね…」と、話しました。これまで、どの現場でも、色々な困難がありましたが、今回の「ピピ」も私の経験の中でも大変だったという意味では、3本指に入ると思います。

今回の「ピピ」は、演出家Jacekの統率力と、女の子が主人公ということも影響してなのか、女性が活躍したことが成功に大きく影響したと思います。本公演に出演している女優5人や、工房における女性3人は目覚ましい活躍をしてくれました。

私自身は、工房に勤めている6人に仕事を割り振りながら大道具・人形・小道具・衣装を制作・準備を行う必要がありました。その中で、バーシャさんというおばあさんの人形職人さんは、素晴らしい技術と忍耐力、完成度を上げてくださる方でプラハに連れて帰りたいぐらいでした。他の女性達も、短期間で物凄い量の仕事量でしたが、全力でバックアップしてくださいました。

男性たちも頑張ってくれましたが、私自身仕上がりに対して満足できないこともあり、ここまで、厳しくダメ出しを言うのも初めての現場でした。10年間、こちらの劇場で働いて、出来上がった大道具を、壊させて作り直すという指示をだしたのも初めてでした。

もう、ここに書けないぐらい様々な舞台裏の人間ドラマがありましたが、いい作品に仕上がったことで、全部の気持ちが昇華されたといいますか、良かったなって本当に思います。この夏は、ずっとポーランド生活も続き、劇場の人達とも仲良くなり、結構ポーランド語も覚えだしましたが、ここで一区切りです。ピピが、これから沢山の場所で上演されることを祈っています。

ちょっと感傷気分でプラハに(1日かけて、、この移動も今回大変でした)帰ってきましたが、1日おいてバッタバッタのまま日本に来ました。気持ちを休める暇もなく次は「ゴーレム」(9月28日―10月1日座・高円寺)です!!!

ぜひ、お越しください!!!

写真・1 Photo by Magda Tramer
写真・2 Photo by Magda Tramer
写真・3 Photo by Magda Tramer
写真・4 ピピ・ワンシーン
写真・5 今回制作した人形達


お知らせ!

ファイル 281-5.jpgファイル 281-1.jpgファイル 281-2.jpgファイル 281-3.jpgファイル 281-4.jpg今月の陸路の移動距離は、自分自身の人生の中で一番と確信もてるぐらいアチコチに移動しています。色んな現場が重なりかなり混戦模様でして、お知らせが遅れてしまいました。。

最初に、ポーランド、スウプスクのTęcza人形劇場にて9月16日にプレミア予定の「長靴下のピピ」は現在最後の仕上げに向けて修羅場と化しています。今まで色んな現場で色んな人達と仕事をしてきましたが、Tęcza人形劇場の工房の方々はその中でもそれぞれの個性がかなり強いです。プレミア後書けたらいいなと思いますが、本当に舞台裏で起こっていることのが、ザ・人間ドラマといいますか、実際の舞台よりも劇場的な時といいますか。とにかく、初演まであと数日ですが、いいプレミアを迎えられるよう全員で突っ走らないとです。

2つ目に、福音館書店のかがくのともより「つくってあそぼう!あやつりにんぎょう」という本をださせて頂きました!!!私にとっては、初めての本です!!最初に編集者の田中さんと会ったのは2014年の秋でした。その頃から、日本帰国時の度に打ち合わせをして、やっと1冊の本が完成しました!ぜひ、皆様お近くの本屋さんで見つけてみてください!!!

絵を描かないわけではないですが、イラストを作品として発表していない私としては、多方面で勉強になる経験でした。そんな全くもってど素人な私を辛抱強く導いていってくれた田中さん、ものすごく頼りになったデザイナーのたかのはしまいこさん、この場を借りして御礼申し上げます。

本誌は、5歳から6歳に向けての本だったので技術的な制約が沢山ありました。なるべく多くの種類の人形の作り方を載せて、作った人形で、実際に操って遊んでもらえることを願って制作しました。一番のモチベーションだったのは、もうすぐ5歳になる天使な姪っ子が読んでくれる本を作れたらいいなという事でした。本誌に登場するタコ、いぬ、キリンの人形など実際に作ってくれて写真が送られてきたときは、嬉しくてホロっときました。また、福音館書店さんあてに、本の感想のお手紙が届き読ませて頂きました。こういう形で読者の方から反応があるというのは、私自身初めての体験なので本当にドキドキしています。

また、本の出版を記念して、中乃波木さんこと、のはちゃんと、「Noha本×Yumi本」と題し、2日間限定のイベントを企画しています。偶然にも今年、のはちゃんも初の絵本を出版したので、これは何かの縁だし楽しいことができたらいいねといった感じで話が始まりました。いつもであれば、のはちゃんは写真、私は人形の展示をしていますが、今回はいつもとは違った絵本の世界を楽しんで頂ければと思っています。9月23、24日 会場:ギャラリーおばあちゃん家 世田谷区北沢2-27-15フラットしもきた1F 時間:10時から19時まで(DMご希望の方は、ご連絡下さい)

そしてそして、最後のお知らせは、昨年KAATにて初演を迎えた「ゴーレム」が、また座・高円寺で再演が決定しました!!9月28日から10月1日です。チケットのお問合せは、一糸座さん(>web)か私にメールを頂ければと思います。また、再演を記念して、チケットをご購入された先着50名様から抽選で「Noha本×Yumi本」のイベント内で、チェコお土産、またはゴーレムグッツをプレゼントします。特賞としてご用意していますのは、ゴーレムの絵本2冊、シナゴーグでユダヤ人のおばあさんから買ったお皿3枚。プラハで購入したファティマの手です。(抽選はあみだくじでいきたいと思っています!)もう、ネットで買ってしまったよ!という方がいましたら、ぜひご連絡頂ければと思います。

ピピの初演が終わったら、すぐに日本です。沢山の方に会えるのを楽しみにしています。


「長靴下のピピ」

ファイル 278-1.jpgファイル 278-2.jpgファイル 278-3.jpgいつも、どうにもならないような忙しい状況の時や、様々な事が同時多発的に起こっている時、そういう状況を切り抜けながら走っている自分は、「ダンス」をしているみたいだなと感じます。踊るといっても、フィジカル的ではなく、精神的に踊っている感じだなと思います。状況と時間と共に踊っていたり、一緒に仕事をしている人とつかの間ではありますが、仕事の完成に向けて、互いに精神的にダンスをしているような感じ。特に今回の現場は、色んな人間模様があり、いつもより一層強くそう感じさせるなと。

私を取り巻く状況は、日々変化していますが、現状では9月16日初演予定の「長靴下のピピ」に向けて、まっしぐらです。今回の現場は、ポーランドということもあり、言語の問題も大きいです。(遠さも大きな問題ですが…)

Tęcza人形劇場では、英語・ポーランド語・チェコ語が飛び交う混戦した現場になっています。当劇場は、30人ぐらいが働いているのですが、英語が話せない人が結構いるので、チェコ語とポーランド語で。両言語の間で似ている言葉だといいのですが、コミュニケーションを図る上で、全く異なる大事な言葉は、結構覚えたなと…。とにかく、精神的に歩み寄りながら、私のペースについてきてもらうしかない!といった感じです。ポーランドの現場の方々とお互いに慣れるのに少し時間がかかりましたが、工房の人達と舞台成功へ向けて、気持ちがまとまった感覚になったのではないかと思います。8月16日からリハーサルがスタートし、現在ではリハーサルと、制作物―大道具・人形・小道具・衣装、フル活動で準備しています。

色々と書きたいことがありましたが、渦中にいるときは感覚が全くまとめられません。。越えるべき山は、沢山ありますが、いい作品になると確信しています!

おまけ小ネタですが、ポーランド滞在中前半は風邪をひいてしまい、かなり体調を崩しながら仕事をしていたのですが、ミハルの奥さん、マグダがGrzaniec(グジャニエツ)という、ホットビールを作ってくれました。温かいビールと聞いて、ビール好きの人には、あああ、、って思われるかもしれませんが、ショウガやシナモン、カルダモンなど、ホットワインにいれるスパイスを沢山いれてくれて、驚くほど効きました。味は、ビールと考えると気持ち悪くなりますが、ホットワインのようなノリで飲めばそこそこな味でした。


追悼

ファイル 277-1.jpg「運命」という凄く魅惑的で夢想的な言葉は好きですが、何でも物事を運命で片づけてしまうのは個人的には好きではありません。なんか、運命という言葉を使ってしまうと、その過程まで歩んできた小さな1歩1歩が全部消去されたみたいな気がしてしまって。

それでも、今まで歩んできた道、考え方を、全く別の方向、違う視点へと持って行ってくれるような大きな分岐点を作ってくれた人、自分の人生にとって激しく大きな影響を与えた人との出会いは、「運命」の出会いだっただろうとも思ったりもします。

そんな、私自身の人生を大きく動かしてくれ、一生尊敬する対象であり、0から演劇の世界のいろはを教えて頂いた師であり、DAMUの教授であり、世界中の舞台美術家達から賞賛を集め、チェコの人形劇の黄金時代の立役者であった、舞台美術家ペトル・マターセク氏が7月25日19時半に永眠されました。

悲しすぎて、寂しすぎて、何をどこから書いていいのかわからないような気持ちです。

謹んで哀悼の意を表します。


近況報告・6月

ファイル 276-1.jpgファイル 276-2.jpgファイル 276-3.jpgファイル 276-4.jpg前回ブログをアップしてから、だいぶ大分時間が経ってしまいました。

日本から帰国後は、今秋に向けてのいくつかのプロジェクトに動いています。この夏はその中の1つ、9月16日ポーランド・スウプスクTeatr Lalki Tęcza(Tęcza人形劇場)にてプレミア予定の「長靴下のピピ」がメインの仕事になりそうです。先日、顔合わせもかねて劇場に打ち合わせに行ってきました。

この劇場へは昨年、沢さんのワークショップの際にも行ったのですが、とにかく遠いのです。昨年は、沢さんが所属するプロダクション・マネージャーが運転する車で行けたので、最短距離、最短時間で行けましたが、それでも700キロ。今回は私一人でたどり着かないと行けなかったので、公共の交通手段を使い3回乗り換えて、14時間。早朝にプラハを出て、夜スウプスクに着いた時には、北島三郎さんの「はるばる来たぜ 函館~(ならぬスウプスク)」のコーラスが、なんとなく頭にこだましていました。乗車時間だけでいけば、日本へ行くのと同じだなあと。

Tęcza人形劇場。2013年に制作した「トリスタンとイゾルデ」の演出家ミハルが劇場支配人になった劇場です。彼が支配人になる前までは10年間1作品も新作が作られず、レパートリー作品の繰り返し上演という感じだったようです。昨年トップになってから、6作品の新作と、劇場のリフォーム、前回沢さんと行ったフェステバルやワークショップなど、かなり精力的、革命的に盛り上げています。

「長靴下のピピ」
物語の存在は知っていたのですが、実際に読んだことなかったのです。そして、読んでみてビックリ!!凄く素敵なお話で、子供の頃読んでいたかった本だなと。アイデアの話につきあってもらうため、役者の谷口さん(チャークさん)に電話でそのことを話したところ「ゆみさん(チャークさんには、ゆみさんと呼ばれています)向きのタイトルやね!」と言われて、「そー言われれば、たしかに!?」と。そんな部分も含めて、ミハルにどういう経緯で新作作品がピピに決まったのか聞いたところ、私に向いているからだよとサラッと言ってくれて。演出家から言われていたタイトルが、劇場側の意向で変更したことは多々ありましたが、舞台美術の人間がタイトルに影響することはほとんどない事なので素直に嬉しかったです。頑張らないとだなと!

演出家のJacek Popławski氏(以下、ヤチェック)とは、5月中旬あたりから打ち合わせを初めています。ヤチェックとは数年前から顔みしりではあったのですが、実際に会って話したことがあるのは3回ぐらいなので、お互いのバックグランドもわからない状態での初タグです。

週2,3回のスカイプでの打ち合わせが続いていますが、最初の頃は慣れない英語とお互いのペースになれるのに時間がかかりましたが、先日スウプスクで直接打ち合わせができて、ストンと落ち着いたような気がします。

ファイル 276-5.jpg人形作家としての仕事と、舞台美術家としての大きな違いは、人形作家は個人の世界で完結できること。舞台美術家は、演出家の哲学、コンセプトに寄り添い共同制作をしていくことだと思います。人によっては現場では演出家(夫)を支える美術家(嫁)みたいな関係性をいいますが、私自身のイメージでは、武将と馬みたいな感じです。言い方が極端ですが、演出家の戦いに自分も全力で挑めるか、一緒に突っ走ていけるかみたいな。「仕事」なのだからと言われても、感覚的に突き動かされる動機、感動がなければ、本気で動けないものだと思うのです。

まだまだ立ち上げ段階で、これから一山二山どころでない山が待っていると思いますが、演出家ヤッチェクの感覚は、十分に私の感覚を突き動かしてくれています。いい作品になるのではないかと思っています。
 

写真・1 ピピスケッチ
写真・2 チビ人形
写真・3 チビ人形2
写真・4 Ruměnice pospolnáという背中が骸骨っぽい面白い虫。春になると沢山出てきます。
オマケ漫画・初めての趣向ですが、文章にできない日常生活の一コマを漫画にしてみました。


母の日

ファイル 275-1.jpgファイル 275-2.jpgファイル 275-3.jpgファイル 275-4.jpgプラハに先週末、帰ってきました。

日本滞在は毎度のことですが、バタバタしていまして、なんだかあっという間の1か月でした。普段、引きこもって仕事をしているので、沢山の人に会えて本当にうれしかったです。また、今回時間の調整がうまくいかず会えなかった皆様方、次回はぜひ会いたいです!

今回「ドールアート展 in うつくしま2017」に制作した作品は、「不思議の国のアリス」をベースにしました。アリスは、私にとっては、ちょっと因縁な作品で、今まで2回ぐらいアリスのパフォーマンスの仕事の話が来ては、助成金の関係だったり、劇場側の意向で別のタイトルになったりと、制作までには至らなかったので、ずっと作りたいという気持ちが沸々としていたテーマの一つだったのです。

福島の展覧会に招待してもらえるということで、何を作ろうかと考えたときに自然とアリスを作ってみようという気持ちになりました。もっと、今の段階から作り込んで、またどこかで昇華した形で発表できればと思っています。

「ハートの女王」

私が人に会うとき、人からインスピレーションを受ける形は2通りあります。1つは、ダイレクトにビジュアル面が。2つ目は、存在自体の強さとか印象などが。ビジュアルや存在の印象が強くて大きく影響を受けてしまうと気を付けないと無意識に作る形が、繰り返す傾向にあります。その中の一人が、私にとっては、「ハートの女王」のモデルにもなっている母の存在です。

もうすぐ、母の日ですし、そんな母のことを少し書ければいいかなと。

築地生まれの築地育ちの母は、江戸っ子気質なのか、とにかく曲がったことが嫌いで、亥年ということも影響してか、本当に猪のごとく猪突猛進な性格をしています。母は厳しく、小言もかなり多いので、私は子供の頃より、ある種の防衛本能かもしれませんが、母の言うことをほとんど聞かない感じに育ってしまいました。

自分の興味をひくことしか頑張らない次女気質や、変に頑固な面もあったので、学業においても家の中のことにおいても、母が叱責するチャンスはいくらでもありました。それでも怒られ慣れると、怒られていることさえほとんど気にならくなり、これまで、数千と浴びてきた母の叱責のほとんどは、馬耳東風といいますか、石の城壁に拒まれた弓矢のごとくパラパラと落ちていく感じでした。

でも、それでも、その中でも、私の人生の中で2、3本の矢が脳天を突き抜ける威力を持ったものがあります。その矢の威力が、「強い女性=母」という私の印象を決定づけ、強い母親や女王を作る時に必ず母のビジュアルが大きく影響しているのだと思います。

そのうちの1本の矢。

私がまだ高校1年生の頃、部活動で所属していた剣道に夢中になっていた時期でした。私は、出鼻小手や、出鼻面が得意だったので、思った瞬間に体が動くよう、とにかく瞬発力を意識的に伸ばすよう稽古を続けていました。その甲斐もあり、高校に上がりたてでも試合で順当に勝てるようになり、そのことで益々、足にかかる負担を考えず練習に励んでしまったのです。そのことも原因で、左足を大きく負傷してしまったのです。

色んな整形外科に通った結果、慢性コンパートメント症候群と診断され、剣道を続けるのであれば手術。やめるのであれば、手術はしなくても大丈夫という診断を下されたのです。高1の私には、「手術」という聞きなれない言葉に大きくビビッてしまい、どうしたもんかなぁ、、と結構悩む事態に陥ったのです。

またそれと同じく、高校生になり、進路希望を美術大学にしていたので、部活動の後、美術大学受験のための予備校(デッサンなどを習う)に通いだしていた頃でもありました。子供の頃から、美術方面にいくのを疑ってはこなかったのですが、美術部や絵を学べる教室に通ったことがなかったので、本格的に美術の事が学べる状況にかなり舞い上がっていた時期でもありました。

周りくどく書いてしまいましたが、高1の私には2つの選択肢があったのです。

1つに、足の手術をして、剣道を続けること。この時、部では、関東大会出場を悲願にして、一丸となって稽古していたので、その目標に信念をささげること。

2つに、足の手術もしないで、剣道をスパッとやめて、自分の人生をかけて戦いたい分野である美術の世界に専念すること。

これには、なかなか悩みました。美術方面の先生は、浪人したくなければ部活動なんてやっている場合ではないと、脅しをかけてきましたし、大切な剣道部の仲間との悲願もありますし。また、「手術」しなければいけないという重みが、誰も私に強く意見を言える状況でなくしてしまったため、自分でどうすべきか決断しなければいけない状況でした。そんな、いったいどうすればいいか悩んでいた私に母が放った一言。

「あんた、剣道をこのまま中途半端に終わらせていいの?」

今考えても、しょせんは高校生の部活動。自分の子供が手術してまで続けるほどのことがあるのかどうか、母がどういう気持ちで放った言葉なのかわかりませんが、高校生の頃の私にとって最後まで部活動を続けることが、中途半端なところで終わるよりよっぽど大事だったのです。それでも、しなくてもいい道がある「手術」を決断しかねている私には、母自らが、手術して剣道ちゃんとやり続けろ!って言ってくれたのは、目から鱗の事態だったのです。

その言葉のおかげで、手術も無事成功し、目標にしていた関東大会にも出場でき引退まで続けることができました。

ファイル 275-5.jpg普段は口うるさいと思ってしまう母。私の年の頃の母は、もう私が6歳で、4つ上の姉が10歳。今の自分が、そんな大きな子の親になっているなんて想像もできないですし、人の子の親になっていない私には、母の持つ強さには到底及びません。でも、いつかもし子供ができたとして、自分も母と同じような状況になったとき、同じようなことを言えるかな?なんて想像します。以前、撮影していただいた「グっと!地球便」でも話しましたが、葛藤している場面でいつも母が厳しく強い言葉を投げかけてくれたんだなと。厳しさも含めて親の愛なんだなと思います。

なんだか、長ーーーくなってしまいました。思い出話を書くのは、文章能力の低い私には至難でしたが、全くもって孝行者ではない娘からの、母の日の記念になればいいなと思い書きました。ここまで読んでくださいました皆様方、本当にありがとうございました。

日本の仕事が一区切りし、これからは演劇のプロジェクト達が待っています。気持ちを切り替えていこうと思っています。

写真・1 チェコは菜の花満開です。
写真・2 どんどん巨大化していくうちのサボテンは、今年も満開です。
写真・3 ハートの女王
写真・4 ハートの女王。
写真・5 今の私と同じ年の頃(もうちょっと上かもしれませんが)の母。昭和感満載な写真だなと。


「二度目の旅」プラハ編!!

ファイル 272-1.jpgファイル 272-2.jpg福島県、Max福島にて開催されていた「ドールアート展 in うつくしま2017」は、4月22日をもちまして、大盛況のうちに無事終了いたしました。8日間の開催期間で、13000人を超す方に、ご来場頂きました!!作家さんも全国津々浦々より、お客様も九州・北海道から、お越し下さった方々が沢山いました。本当にありがとうございました。

この展覧会に参加させて頂き、多くの刺激を受けることができました。何より沢山の人形作家さんに会えたことが、勇気づけられました。展覧会主催者である大竹京先生をはじめ、福島のドールアート展実行委員会の皆様方に厚く御礼申し上げます。

日本滞在記は後日書けたらと思っていますが、今回は告知を!

5月2日、22時よりNHK・BSプレミアム「二度目の旅」プラハ編が放送されます!詳しくは、>webを!どんな放送内容になるか全くわからないのですが、チョローっと出演していると思います。撮影中、どんな感じのものを撮影しているかディレクターさんに伺ったところ、かーーなりデイープな、私も全く知らないような情報がわんさか出てくるみたいなので、プラハ旅行をお考えの方はおすすめです!!!お時間ある方はぜひご覧頂けたらと思います。

日本滞在もあと1週間になりました。アッという間だとは思いますが、残り滞在日楽しめたらと思っています。


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