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近況報告・10月

ファイル 285-1.jpgファイル 285-2.jpgファイル 285-3.jpgファイル 285-4.jpgファイル 285-5.jpg先週末に、プラハに帰ってきました。日本での滞在は、2週間とちょっとだったのですが、なんだかアッという間だったような、でも、思いだすと凄く遠い昔のような感じがしています。

直前の告知にも関わらず、「ゴーレム」や「Noha本×Yumi本」展にお越しくださいました皆様方、本当にありがとうございました。もっと、お話ししたい!!という瞬間しかありませんでした…。

「ゴーレム」再演―。

9月28日から10月1日まで座・高円寺にて上演された「ゴーレム」は、昨年KAATで上演されたものからさらにパワーアップされた仕上がりになりました。今回の一番の違いは、主役が寺十吾さんから元唐組の丸山厚人さんに変わったことでした。お二方のタイプが全く違うので、同じ劇でも、受ける印象が全く違うものになりました。

丸山厚人さんは、実力派の俳優さんで、私自身が書くまでもないのですが、回を重ねるごとに、毛細血管の先の先まで血が通いきるような感じで、劇場の空間自体を隅々まで掌握されるような圧倒的なパワーがありました。偶然にも同じ学年で本当に頼もしいなあと感じました。

そして、一糸座さん。昨年に引き続き、チェコチームとして呼んで頂き、本当に大感謝です。天野天街さん版「ゴーレム」は、日本でもチェコでも見られない本当にいい作品だと思います。また、別の形、場所でゴーレムが蘇ることを願ってやみません。

「Noha本Yumi本」
2日日間という短い間でしたが、お越しいただいた皆様本当にありがとございました。今回、福音館書店さんから出版させて頂いた「つくってあそぼう!あやつりにんぎょう」は、私自身、初めての出版本でした。日本滞在中、本屋さんで見かけたときは、「わわわー!!!」となりました。多くの知り合いから、実際に作った人形の写真や、福音館さんを通して、幼稚園で実際人形劇場を作ってあやつってみるという写真を頂きました。ただただ、嬉しいという気持ちでいっぱいです。

「ペトル・マターセク追悼企画」
惜しくも、7月25日に永眠された舞台美術家ペトル・マターセク氏の追悼企画です。

チェコの人形劇黄金時代の立役者であり、世界に代表する舞台美術家であり、チェコ国立芸術アカデミー劇場学部(DAMU)人形劇舞台美術科に在籍していた時代、私の担当教授であり、私自身の運命を大きくかえてくれた恩師でした。

この秋に氏のワークショップをするという形で進めていた企画が、まさか追悼企画という形に変わるとは思いもよりませんでした。メールをたどると、私と氏とのやりとりでは、2015年から日本でのワークショップを企画しようという話が始まり、2016年から劇場間での調整をはじめ、2017年秋にできる手筈がやっと整った矢先の話でした。日本でのワークショップは氏の大きな願いであり、恩師への恩返しできるチャンスだったのですが、一足遅かったのが悲しくて仕方ありません。

ただ、2010年に卒業してから、年明けや行事等では氏に会っていましたが、日本でのワークショップというプロジェクトが動いてからは、本当に数えきれないほど打ち合わせをする機会を得ました。学生の頃からでしたが、氏はいつも現状の力では乗り越えることではできない大きな課題を絶えず与えてくる方でした。同じ場所に立っていたり、同じことを繰り返していたり、思考が停止していると、いつも足元をすくわれました。卒業して数年間実際に現場でやってきて、今度は恩師と仕事をするという機会を得て、改めて学ぶ瞬間が多々ありました。

一生、緊張して向き合わなければいけない師がいるということは、本当に幸せな出会いだったのだと心から思います。

追悼企画という責任の重い企画を、諸先輩をさしおいて若輩者の私が背負うことについては、眩暈を感じずにはいられませんでした。が、この状況すらも、いつも大きな課題を与え続けてきてくれた氏からの課題なのかなとも感じています。天国から、「Udělej!!(やってみろ!)」と言われているような。心して臨めたらと思います。

11月には、氏の2作品が上映されます。詳しくはこちらを。(>webΧ)また、私と同じくマターセク氏の生徒だったアントニーン・シィラル氏とともに、11月3日から14日までシアターΧにてワークショップを開催予定です。最終日は劇場舞台にて発表があります。

2016年より準備を進めていたマターセク氏のワークショップのコンセプトを引継ぎ、私とアントニーン氏が氏から学んだことを活かしながら、舞台美術家という立場から、いかにアイデアを出し、舞台を構成・実現していく過程を学べるワークショップです。人形・舞台美術製作者、パフォーマー、ダンサーを対象としていますが、興味がある未経験者も大歓迎です。告知が遅くなってしまいましたが、ぜひ多くの皆様の参加をお待ちしています!(参加お申込みは、シアターΧまで)

写真・1 「ゴーレム」リハ風景。好きなシーンです!
写真・2 全体集合写真。「パベルだよ~」
写真・3 マターセク追悼企画、3企画あります。
写真・4 ワークショップ「Memory Hole」のチラシです。
写真・5 ワークショップのタイムスケジュールです。


News from the Summer End and Autumn Beginning

ファイル 284-1.jpgファイル 284-2.jpgファイル 284-3.jpgファイル 284-4.jpgファイル 284-5.jpgThe biggest events from this hectic time is the finish of theatre performance PIPI in polish Slupsk! The first appearance was on 16.th September in Teatr Lalki Tęcza.
It was not easy time, not only a lot of work with the stage and puppets, communications difficulties (I cannot speak polish), but also travel distance between Prague and Slupsk (700 km, two buses, one train, 14 hours of ride). We could rich our goal at time with good result! I thank very much to performance director
Jacek Popławski, organizations support of theatre director Michal Tramer, young and talented Music composer Pawel Sowa, excellent actresses and of course all my coworker in Slupsk stage design workshop. I´m satisfied with the presented performance! I´m happy, Pippi was born and started to live her own life on the stage. I think this story can touch all open people, not only children, and bring them back to the childhood, to the source of nicest memories! I wish, the performance will visit other places not only in North Poland and we can share our theatre joy and passion with many spectators. Then it makes sense!

Immediately after first appearance of Pippi I went to Japan. There I had to switch completely to a different story about Golem. I prepared also stage and puppets. The Czech-Japanese performance Golem we presented for first time last year in theatre KAAT, in Yokohama. Now we played changed version in theatre Za Kouenji in Tokio. The Czech-Japanese team worked very close, very well. It was very nice to see the actress team again together! The communication was more deeply, more friendly, what is to see to the performance quality. I hope, we could play one day in Europe, especially in the home of Golem, in Prague. One young actor started to learn Czech language and I was surprised, how good he could communicate with basics of this complicate language. I was very glad for it! We were been good team!

In between, together with photographer Nohagi Naka, we prepared small exhibition "Noha hon, Yumi hon" in Tokio. We presented our a new books. Gallery was very small and cute, but still we could see our friends and supporters! For me it was a nice experience to walk around bookstore and to see in the show window a book, which I wrote and illustrated. It is big joy for me! And of course big piece of responsibility to the readers.

Now, I´m back in Prague, and I prepare workshop "Farewell with Mr. Prof. Matasek" with my former fellow student, Antonin Silar. We planed to be only assistant of him, but the destiny changed our first proposal. We prepared all long time from 2016 and we are very sad, that Mr. Matasek on 25th July 2017 passed away.


Zprávy z konce léta a začátku podzimu

ファイル 283-1.jpgファイル 283-4.jpgファイル 283-2.jpgファイル 283-3.jpgファイル 283-5.jpgNejvětší událostí bylo dokončení představení PIPI v severopolském Slupsku! Premiéra byla 16. září v Teatr Lalki Tęcza. Nebyla to jednoduchá práce nejen množstvím, ale i jazykově (neumím polsky) a 700 km vzdáleností z Prahy (jedna cesta autobusy a vlakem trvala 14 hodin). Ale díky výbornému režisérovi Jackemu Popławskému, podpoře ředitele Michala Tramera, milé spolupráci se skladatelem hudby Pawlem Sowou, nastudování moc šikovnými herečkami a nakonec dobré spolupráci s dílnou, se povedlo udělat krásné představení!! Mám velkou radost, že se Pipi postavila na vlastní nohy a začala žít na divadelním jevišti svým životem. Myslím, že je to dobře srozumitelný příběh, který budou moci vidět diváci během divadelního turné i na jiných místech.

Bezprostředně po premiéře jsem odletěla do Japonska. Tam jsem připravovala scénu a loutky pro obnovenou premiéru česko-japonského představení Golem!! Loni jsme představení uvedli v divadle KAAT v Jokohamě, nyní jsme hráli v divadle Za Kouenji v Tokiu. V česko-japonském týmu herců vládla pohoda, bylo znát, že se již viděli před rokem a komunikace byla výrazně lepší. Dokonce jeden mladý herec pod vlivem začátku spolupráce před rokem začal studovat češtinu. Měla jsem z toho radost! Diváci mohli vidět zajimavé představení a herci mezi sebou mohli navázat nová přátelství.

Během shonu kolem Golema jsme měli spolu s fotografkou Nohagi Naka malou výstavu "Noha hon, Yumi hon" v Tokiu, kde jsme obě představili své nové knihy. Galerie byla malinkatá a moc roztomilá. Měli jsme jí pronajatou jen na dva dny, přesto přišlo hodně lidí a mohli jsme se sejít a popovídat. Pro mě to bylo poprvé, kdy jsem všude v knihkupectví viděla prodávat svou knihu. Měla jsem z toho opravdu velkou radost!!!

Nyní se připravuji na workshop "Rozloučení s Prof. Matáskem", který budeme mít společně s mým spolužákem Antonínem Šilarem příští měsíc v Tokiu v divadle X. Workshop měl mít jiný název a měl ho vést přímo náš učitel z DAMU, pan Prof. Petr Matásek. Akci připravujeme již od roku 2016 a je nám moc líto, že pan Matásek zemřel 25.července.


PIPI初演!!!

ファイル 282-1.jpgファイル 282-2.jpgファイル 282-4.jpgファイル 282-5.jpgファイル 282-3.jpgかなり困難なプロジェクトでしたが、9月16日「長靴下のピピ」は、スウプスクのTęcza人形劇場にて無事にプレミアを迎えることができました。良い作品に仕上がったので、本当に苦労が報われたなあと…。

初めて競演したJacekは本当に素晴らしい演出家でした。作曲家のPavelが作曲した音楽も劇全体を非常に盛り上げたと思います。今回、彼らとチームとして仕事ができたことは、とても良い経験となりました。

とにかく、実演までが短期間であったこと。「ピピ」のお話自体が凄くシーンも登場人物も多く、どうまとめても、作り物が多くなってしまうこと。劇場側の照明のリフォーム工事により、慣れない機材でスタッフ側のミスが増えてしまったこと。工房で作った大道具も何度も修正が必要だったことなど、多方面で、越えるべき課題が多々あった現場でしたが、一緒に乗り越えられた達成感は大きかったです。

プレミア後、Jacekと「こんな無理な現場、初めてだね…」と、話しました。これまで、どの現場でも、色々な困難がありましたが、今回の「ピピ」も私の経験の中でも大変だったという意味では、3本指に入ると思います。

今回の「ピピ」は、演出家Jacekの統率力と、女の子が主人公ということも影響してなのか、女性が活躍したことが成功に大きく影響したと思います。本公演に出演している女優5人や、工房における女性3人は目覚ましい活躍をしてくれました。

私自身は、工房に勤めている6人に仕事を割り振りながら大道具・人形・小道具・衣装を制作・準備を行う必要がありました。その中で、バーシャさんというおばあさんの人形職人さんは、素晴らしい技術と忍耐力、完成度を上げてくださる方でプラハに連れて帰りたいぐらいでした。他の女性達も、短期間で物凄い量の仕事量でしたが、全力でバックアップしてくださいました。

男性たちも頑張ってくれましたが、私自身仕上がりに対して満足できないこともあり、ここまで、厳しくダメ出しを言うのも初めての現場でした。10年間、こちらの劇場で働いて、出来上がった大道具を、壊させて作り直すという指示をだしたのも初めてでした。

もう、ここに書けないぐらい様々な舞台裏の人間ドラマがありましたが、いい作品に仕上がったことで、全部の気持ちが昇華されたといいますか、良かったなって本当に思います。この夏は、ずっとポーランド生活も続き、劇場の人達とも仲良くなり、結構ポーランド語も覚えだしましたが、ここで一区切りです。ピピが、これから沢山の場所で上演されることを祈っています。

ちょっと感傷気分でプラハに(1日かけて、、この移動も今回大変でした)帰ってきましたが、1日おいてバッタバッタのまま日本に来ました。気持ちを休める暇もなく次は「ゴーレム」(9月28日―10月1日座・高円寺)です!!!

ぜひ、お越しください!!!

写真・1 Photo by Magda Tramer
写真・2 Photo by Magda Tramer
写真・3 Photo by Magda Tramer
写真・4 ピピ・ワンシーン
写真・5 今回制作した人形達


お知らせ!

ファイル 281-5.jpgファイル 281-1.jpgファイル 281-2.jpgファイル 281-3.jpgファイル 281-4.jpg今月の陸路の移動距離は、自分自身の人生の中で一番と確信もてるぐらいアチコチに移動しています。色んな現場が重なりかなり混戦模様でして、お知らせが遅れてしまいました。。

最初に、ポーランド、スウプスクのTęcza人形劇場にて9月16日にプレミア予定の「長靴下のピピ」は現在最後の仕上げに向けて修羅場と化しています。今まで色んな現場で色んな人達と仕事をしてきましたが、Tęcza人形劇場の工房の方々はその中でもそれぞれの個性がかなり強いです。プレミア後書けたらいいなと思いますが、本当に舞台裏で起こっていることのが、ザ・人間ドラマといいますか、実際の舞台よりも劇場的な時といいますか。とにかく、初演まであと数日ですが、いいプレミアを迎えられるよう全員で突っ走らないとです。

2つ目に、福音館書店のかがくのともより「つくってあそぼう!あやつりにんぎょう」という本をださせて頂きました!!!私にとっては、初めての本です!!最初に編集者の田中さんと会ったのは2014年の秋でした。その頃から、日本帰国時の度に打ち合わせをして、やっと1冊の本が完成しました!ぜひ、皆様お近くの本屋さんで見つけてみてください!!!

絵を描かないわけではないですが、イラストを作品として発表していない私としては、多方面で勉強になる経験でした。そんな全くもってど素人な私を辛抱強く導いていってくれた田中さん、ものすごく頼りになったデザイナーのたかのはしまいこさん、この場を借りして御礼申し上げます。

本誌は、5歳から6歳に向けての本だったので技術的な制約が沢山ありました。なるべく多くの種類の人形の作り方を載せて、作った人形で、実際に操って遊んでもらえることを願って制作しました。一番のモチベーションだったのは、もうすぐ5歳になる天使な姪っ子が読んでくれる本を作れたらいいなという事でした。本誌に登場するタコ、いぬ、キリンの人形など実際に作ってくれて写真が送られてきたときは、嬉しくてホロっときました。また、福音館書店さんあてに、本の感想のお手紙が届き読ませて頂きました。こういう形で読者の方から反応があるというのは、私自身初めての体験なので本当にドキドキしています。

また、本の出版を記念して、中乃波木さんこと、のはちゃんと、「Noha本×Yumi本」と題し、2日間限定のイベントを企画しています。偶然にも今年、のはちゃんも初の絵本を出版したので、これは何かの縁だし楽しいことができたらいいねといった感じで話が始まりました。いつもであれば、のはちゃんは写真、私は人形の展示をしていますが、今回はいつもとは違った絵本の世界を楽しんで頂ければと思っています。9月23、24日 会場:ギャラリーおばあちゃん家 世田谷区北沢2-27-15フラットしもきた1F 時間:10時から19時まで(DMご希望の方は、ご連絡下さい)

そしてそして、最後のお知らせは、昨年KAATにて初演を迎えた「ゴーレム」が、また座・高円寺で再演が決定しました!!9月28日から10月1日です。チケットのお問合せは、一糸座さん(>web)か私にメールを頂ければと思います。また、再演を記念して、チケットをご購入された先着50名様から抽選で「Noha本×Yumi本」のイベント内で、チェコお土産、またはゴーレムグッツをプレゼントします。特賞としてご用意していますのは、ゴーレムの絵本2冊、シナゴーグでユダヤ人のおばあさんから買ったお皿3枚。プラハで購入したファティマの手です。(抽選はあみだくじでいきたいと思っています!)もう、ネットで買ってしまったよ!という方がいましたら、ぜひご連絡頂ければと思います。

ピピの初演が終わったら、すぐに日本です。沢山の方に会えるのを楽しみにしています。


September News!!

ファイル 280-1.jpgファイル 280-2.jpgファイル 280-3.jpgファイル 280-4.jpgSummertime will unfortunately soon finish and I have a different News.

My biggest Project now is a performance Pipi Longstocking (Pippi Pończoszanka) for Theatre: Teatr Lalki Tecza in the north polish city Slupsk(>web)At 16.th September will held first Performance. Please come to see it! This Project is complicate only for the basic Reason, that Slupsk is from Prague very far away, around 700 km! When I use buses and train, then I need around 14 or 15 hours for one way trip. The another complication is the communication wit a polish colleagues. We cannot use every time English and then we try communicate half Polish and half Czech. It´s interesting, how the both languages are at once similar and different.

Pipi - Teatr Lalki Tęcza(>web)

For the fist time I collaborate with the polish director Jacek Poplawski. He is also art director of Teatr Maska Rzeszów. I think, we did our best and our performance will be interesting and good not only for children but too for adult.

Second main information is, that for the first time in my life, I wrote and illustrated book for children with the Title: "Let´s make marionette and play". The book was published by Japanese well known Publishing House Fukuinkan Shoten. All the process from the idea till realization took three years!! I´m very glad for this important and big experience.

We prepared with my Friend and Artist Nohagi Naka collective new books Presentation with the name "Nohagi´s book, Yumi´s book", in Japanese "Noha hon, Yumi hon". It´s a coincidence, that with both have a new book just fresh published and released for the bookstores. The Books presentation or opening party will held two days from 23.rd till 24.th September in Shimokitazawa (Tokio area). I look forward to see you all!(>web)

Last News is, that we continue with a performance Golem in Japan! In the days from 28th September and 1.st October you can see a reworked premiere in the beautiful theatre Za kouenji!!!! You are welcome to join us and meet again with the magical and strong Golem!


Babí léto je tady

ファイル 279-1.jpgファイル 279-2.jpgファイル 279-3.jpgファイル 279-4.jpgMám různé zprávy ze září.

Největším projektem je nyní představení Pipi dlouhá punčocha (Pippi Pończoszanka) pro Teatr Lalki Tecza v polském Slupsku. (>web)

V sobotu 16. září bude premiéra. Ten projekt je těžký jen tím, že z Prahy je Slupsk velmi daleko - 700 km! a když používám veřejnou dopravu (autobusy a vlaky), tak potřebuji 14 až 15 hodin na jednu cestu. Dalším oříškem je komunikace, protože místní neumí tolik anglicky a tak se musíme domluvit polsky a česky. Je moc zajímavé znát rozdíly mezi češtinou a polštinou.

Pipi - Teatr Lalki Tęcza(>web)

Poprvé spolupracuji s polským režisérem a zároveň úměleckým ředitelem Teatru Maska Rzeszów - s Jackem Popławskim. Myslím, že Pipi bude dobré představení.

Další zprávou je, že mi vyšla poprvé nová kniha! Kniha je určena pro děti a jmenuje se "Vyrob si loutku a hrej" - "Let´s make marionette and play". Kniha vyšla v japonském nakladatelství Fukuinkan Shoten. Celý proces od nápadu po realizaci trval tři roky! Byla to pro mně opravdu velká zkušenost! Při této příležitosti budeme mít v Japonsku s kolegyní Nohagi Naka společnou vernisáž, kde představíme naše nové knihy s názvem "Noha hon, Yumi hon", kde hon je japonsky kniha. Je to náhoda, že i Nohagi představí svou novou knihu. Akce se koná od 23. do 24. září v japonské Shimokitazawě (Tokio). Moc se na všechny hosty těším!(>web)

Třetí a poslední zprávou je, že pokračujeme s představením Golem v Japonsku! Od 28.září do 1.října budeme mít obnovenou premiéru v divadle Za kouenji!!!! Moc vás vítáme!


「長靴下のピピ」

ファイル 278-1.jpgファイル 278-2.jpgファイル 278-3.jpgいつも、どうにもならないような忙しい状況の時や、様々な事が同時多発的に起こっている時、そういう状況を切り抜けながら走っている自分は、「ダンス」をしているみたいだなと感じます。踊るといっても、フィジカル的ではなく、精神的に踊っている感じだなと思います。状況と時間と共に踊っていたり、一緒に仕事をしている人とつかの間ではありますが、仕事の完成に向けて、互いに精神的にダンスをしているような感じ。特に今回の現場は、色んな人間模様があり、いつもより一層強くそう感じさせるなと。

私を取り巻く状況は、日々変化していますが、現状では9月16日初演予定の「長靴下のピピ」に向けて、まっしぐらです。今回の現場は、ポーランドということもあり、言語の問題も大きいです。(遠さも大きな問題ですが…)

Tęcza人形劇場では、英語・ポーランド語・チェコ語が飛び交う混戦した現場になっています。当劇場は、30人ぐらいが働いているのですが、英語が話せない人が結構いるので、チェコ語とポーランド語で。両言語の間で似ている言葉だといいのですが、コミュニケーションを図る上で、全く異なる大事な言葉は、結構覚えたなと…。とにかく、精神的に歩み寄りながら、私のペースについてきてもらうしかない!といった感じです。ポーランドの現場の方々とお互いに慣れるのに少し時間がかかりましたが、工房の人達と舞台成功へ向けて、気持ちがまとまった感覚になったのではないかと思います。8月16日からリハーサルがスタートし、現在ではリハーサルと、制作物―大道具・人形・小道具・衣装、フル活動で準備しています。

色々と書きたいことがありましたが、渦中にいるときは感覚が全くまとめられません。。越えるべき山は、沢山ありますが、いい作品になると確信しています!

おまけ小ネタですが、ポーランド滞在中前半は風邪をひいてしまい、かなり体調を崩しながら仕事をしていたのですが、ミハルの奥さん、マグダがGrzaniec(グジャニエツ)という、ホットビールを作ってくれました。温かいビールと聞いて、ビール好きの人には、あああ、、って思われるかもしれませんが、ショウガやシナモン、カルダモンなど、ホットワインにいれるスパイスを沢山いれてくれて、驚くほど効きました。味は、ビールと考えると気持ち悪くなりますが、ホットワインのようなノリで飲めばそこそこな味でした。


追悼

ファイル 277-1.jpg「運命」という凄く魅惑的で夢想的な言葉は好きですが、何でも物事を運命で片づけてしまうのは個人的には好きではありません。なんか、運命という言葉を使ってしまうと、その過程まで歩んできた小さな1歩1歩が全部消去されたみたいな気がしてしまって。

それでも、今まで歩んできた道、考え方を、全く別の方向、違う視点へと持って行ってくれるような大きな分岐点を作ってくれた人、自分の人生にとって激しく大きな影響を与えた人との出会いは、「運命」の出会いだっただろうとも思ったりもします。

そんな、私自身の人生を大きく動かしてくれ、一生尊敬する対象であり、0から演劇の世界のいろはを教えて頂いた師であり、DAMUの教授であり、世界中の舞台美術家達から賞賛を集め、チェコの人形劇の黄金時代の立役者であった、舞台美術家ペトル・マターセク氏が7月25日19時半に永眠されました。

悲しすぎて、寂しすぎて、何をどこから書いていいのかわからないような気持ちです。

謹んで哀悼の意を表します。


近況報告・6月

ファイル 276-1.jpgファイル 276-2.jpgファイル 276-3.jpgファイル 276-4.jpg前回ブログをアップしてから、だいぶ大分時間が経ってしまいました。

日本から帰国後は、今秋に向けてのいくつかのプロジェクトに動いています。この夏はその中の1つ、9月16日ポーランド・スウプスクTeatr Lalki Tęcza(Tęcza人形劇場)にてプレミア予定の「長靴下のピピ」がメインの仕事になりそうです。先日、顔合わせもかねて劇場に打ち合わせに行ってきました。

この劇場へは昨年、沢さんのワークショップの際にも行ったのですが、とにかく遠いのです。昨年は、沢さんが所属するプロダクション・マネージャーが運転する車で行けたので、最短距離、最短時間で行けましたが、それでも700キロ。今回は私一人でたどり着かないと行けなかったので、公共の交通手段を使い3回乗り換えて、14時間。早朝にプラハを出て、夜スウプスクに着いた時には、北島三郎さんの「はるばる来たぜ 函館~(ならぬスウプスク)」のコーラスが、なんとなく頭にこだましていました。乗車時間だけでいけば、日本へ行くのと同じだなあと。

Tęcza人形劇場。2013年に制作した「トリスタンとイゾルデ」の演出家ミハルが劇場支配人になった劇場です。彼が支配人になる前までは10年間1作品も新作が作られず、レパートリー作品の繰り返し上演という感じだったようです。昨年トップになってから、6作品の新作と、劇場のリフォーム、前回沢さんと行ったフェステバルやワークショップなど、かなり精力的、革命的に盛り上げています。

「長靴下のピピ」
物語の存在は知っていたのですが、実際に読んだことなかったのです。そして、読んでみてビックリ!!凄く素敵なお話で、子供の頃読んでいたかった本だなと。アイデアの話につきあってもらうため、役者の谷口さん(チャークさん)に電話でそのことを話したところ「ゆみさん(チャークさんには、ゆみさんと呼ばれています)向きのタイトルやね!」と言われて、「そー言われれば、たしかに!?」と。そんな部分も含めて、ミハルにどういう経緯で新作作品がピピに決まったのか聞いたところ、私に向いているからだよとサラッと言ってくれて。演出家から言われていたタイトルが、劇場側の意向で変更したことは多々ありましたが、舞台美術の人間がタイトルに影響することはほとんどない事なので素直に嬉しかったです。頑張らないとだなと!

演出家のJacek Popławski氏(以下、ヤチェック)とは、5月中旬あたりから打ち合わせを初めています。ヤチェックとは数年前から顔みしりではあったのですが、実際に会って話したことがあるのは3回ぐらいなので、お互いのバックグランドもわからない状態での初タグです。

週2,3回のスカイプでの打ち合わせが続いていますが、最初の頃は慣れない英語とお互いのペースになれるのに時間がかかりましたが、先日スウプスクで直接打ち合わせができて、ストンと落ち着いたような気がします。

ファイル 276-5.jpg人形作家としての仕事と、舞台美術家としての大きな違いは、人形作家は個人の世界で完結できること。舞台美術家は、演出家の哲学、コンセプトに寄り添い共同制作をしていくことだと思います。人によっては現場では演出家(夫)を支える美術家(嫁)みたいな関係性をいいますが、私自身のイメージでは、武将と馬みたいな感じです。言い方が極端ですが、演出家の戦いに自分も全力で挑めるか、一緒に突っ走ていけるかみたいな。「仕事」なのだからと言われても、感覚的に突き動かされる動機、感動がなければ、本気で動けないものだと思うのです。

まだまだ立ち上げ段階で、これから一山二山どころでない山が待っていると思いますが、演出家ヤッチェクの感覚は、十分に私の感覚を突き動かしてくれています。いい作品になるのではないかと思っています。
 

写真・1 ピピスケッチ
写真・2 チビ人形
写真・3 チビ人形2
写真・4 Ruměnice pospolnáという背中が骸骨っぽい面白い虫。春になると沢山出てきます。
オマケ漫画・初めての趣向ですが、文章にできない日常生活の一コマを漫画にしてみました。


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