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2018!!!

ファイル 294-1.jpgファイル 294-2.jpgファイル 294-3.jpgWelcome in the year 2018! I wish you, enjoy this year, have a many happy moments! Very soon we will celebrate coming of Chinese New Year. The DOG will be king of year! I like dogs like a animal a lot! All my grow up time in Japan (long 17 years) I could be in friendship with KOGO - smart, funny and fearless shizu. This year is for me dedicated for him!

Last three months of 2017 I was pretty busy. I designed and made hand puppets for the Theatre 501 and Naoko Taniguchi performance. It is Ukrainian tale about animals living in the hut. To manufacture the Plush hand puppets was for me a good experience and I had a lot of fun.(>web

Then I designed and realized big painting on the wall of local library in polish Slupsk. The painting was dedicated to the great writer - Astrid Lindgren to celebrate 110 years anniversary of her born.

During November I took place in the international exhibition Art Doll Prague 2017. The world of art dolls is very close to the world of puppets, but also different. To know personally Dolls makers around the world and to see directly their work, was really amazing. I could see a lot master art dolls with all details.


2018!!!

ファイル 293-1.jpgファイル 293-2.jpgファイル 293-3.jpgMáme tu nový rok 2018! Ať se Vám daří! Podle čínského zvěrokruhu Rok Kohouta vystřídá Rok Psa. K psům, těm čtyřnohým, mám velmi pozitivní vztah. Celké mé mládí, celkem 17 let, mě provázel v Japonsku můj kamarád KOGO, nebojácný a veselý šizu. Pro mě, je to také jeho rok!

Na konci minulého roku jsem vyrobila loutky pro Divadlo 501 pro sólo představení japonské herečky Naoko Taniguchi(>web). Jedná se o ukrajinskou pohádku o zvířátkách v rukavici. Zajímavostí je, že loutky jsou plyšové. Práce mě moc bavila!

Dále jsem navrhla a realizovala obraz na zdi veřejné knihovny v polském Slupsku k stodesátému výročí narození spisovatelky Astrid Lindgrenové.

Na konci listopadu jsem se účastnila mezinárodní výstavy Art Doll Prague 2017.Světy uměleckých panenek a loutek jsou si velmi blízko. Poznat tvůrce panenek a jejich práci bylo pro mě velmi zajímavou zkušeností. V životě jsem neviděla na jednom místě tolik krásných a dokonalých panenek! Rozumím, proč existuje tolik sběratelů a příznivců. Dál budu tento speciální svět pozorovat.


2018!!!

ファイル 292-1.jpgファイル 292-3.jpgファイル 292-4.jpg2018!!!

ブログアップが遅れてしまいました。現在は、プラハで制作の日々です。昨年後半は、ほとんどプラハにいなかったので、家で自分のリズムに戻して制作するのにちょっとかかりました。制作ペースは、悪くはないと思います。いい具合に、感覚的に内に入っている状態といいますか。こういう状態の時は、なかなか感情をアウトプットできないので、どうもブログが遅れがちです。今年は、もう少しブログを定期手的に書けたらなと思っていますが。。

昨年、チェコへ来て10年目で、今年は11年目になります!

新たな章の始まりな気がしてます。

チェコへ来てからの10年間は、劇場での仕事を中心に、外で仕事を最優先にしてやってきましたが、今年は、数年間ずっと、やりたいと感じていたこと。やりたいけど、時間不足や経験不足等で挑戦できていなかった事をもっと取り組めたらと思います。

思い描く世界は、日々変化し取り止めとなく溢れていきますが、それを具現化するには、ドスっとした時間が必要になってきます。感覚的目標ですが、プロジェクトとは別に、自身の制作にもっと時間をあてられたら、なんて思っています。

昨年末にお知らせできなかったことですが、ちゃーくさんこと、谷口直子さんの新作「てぶくろ」の人形を制作しました。詳しくはDivadlo 501のウェブを!(>web

実験的ですがInstagramで、写真をアップしていこうと思っています。ユーザーネーム:yumicherをチェックして頂けると嬉しいです。

今年は日本に(今の見通しでは)3回ぐらい行く予定です!仕事でバタバタしているかもですが、皆さまに会える日を楽しみにしています!2018年も皆さまにとって幸せな年でありますように!!

写真・1 犬年!!
写真・2 昨年参加した、Doll Art展覧会
写真・3 Pipi壁画、文字が入り完成!


「Memory Hole」

ファイル 291-1.jpgファイル 291-2.jpgファイル 291-3.jpgファイル 291-4.jpgファイル 291-5.jpg日本におけるチェコ文化年、シアターΧ25周年企画「ペトル・マターセク追悼企画」で、11月2日から16日まで、日本に一時帰国していました。2週間の間に、マターセク教授が美術を手掛けた作品「命の歌」と「ピノキオ」の上映。シアターΧにて10日間にかけて行われたワークショップ「Memory Hole」と成果発表、ワークショップにて一緒に講師をしたアントニーン・シィラル氏の監督作品「Menandros & Thaïs」の上映など盛りだくさんでした。

かなり濃い2週間だったので、どこから書いていいのかわからない状態です。が、第一に予期しない形で、マターセク氏のワークショップという企画から、氏の追悼企画になってしまい、時間のない中で、チェコセンター、シアターΧのスタッフの皆さんを初め、多くの人の協力を得て形にすることができました。この場を借りて厚く御礼申し上げたいと思います。

「Memory Hole」
10日間かけてシアターΧにて、行われたワークショップです。色々と本当に大変でしたが、代えがたい経験になりました。マターセク氏の発案があってから、実現するにあたり2年近くの時間が経ってしまい、さらには、氏の不幸があってからは、実際にこのワークショップをする意義を考えなくてはならない事態になりました。その際、シアターΧの芸術監督の上田さんより「マターセク氏に学んだ生徒として、氏の意思を引き継いで、ワークショップをしたらどうか」との強い発案がありました。私一人でマターセク氏の代わりにワークショップを引っ張ることは難しいと思い、DAMU時代に同級生で、私とは全く違う方向性の舞台美術をやっているアントニーン氏に協力を得る形で話を進めていきました。

アントニーン氏とは、学生時代から知っているので10年以上の知り合いですが、こういう形でタグを組むのは初めてで、2週間かなり話し込むことになりましたが、ここまで長いこと深いこと話したことはなかったので面白かったです。興味のある方向性、活動の場は、ちょっと違いますが、演劇における仕事の仕方、哲学、物事のとらえ方は、ペトル・マターセクという同じ親・師を持った共通点といいますか凄く似ていて、一緒に組んで仕事をするのにズレがなくとても楽でした。とても頼りになり、多くの刺激をもらう形になりました。

ワークショップのタイトル「Memory Hole」は、マターセク氏が1年半以上かけて決断した言葉でした。決断にいたるまで、かなりの読書家のマターセク氏ですが、イタリアの小説家イタロ・カルヴィーノやヤロミール・エルベン、フランツ・カフカなどチェコを代表する作家の作品、「古事記」を初めとする日本の伝説や昔話まで、かなりの本を読まれました。

マターセク氏とのワークショップに関する打ち合わせはかなりの時間を費やし、ひな形も制作しましたが、実際に私とアントニーン氏がその意思を引き継いでやるとなると、氏が考えたものをベースにし、自分たち自身で考え直さなければならない点が沢山ありました。それでも、マターセク氏が決めたタイトルに関しては、私もアントニーン氏も両者即決でこのタイトルを残そうとなりました。

本ワークショップの、私自身のコンセプトでは、マターセク氏の教え「人 自身 他者、人形 物体、メディア、空間、視点、ループ 関係性、時間、光」それらを総括して考えること-を基に、ミニDAMU(チェコ国立芸術アカデミー劇場学部)を再現することでした。毎日テーマを決め90分間の講義、そのテーマにそった90分2回の実技をすることでした。テーマを決めて講義をすることで、自身の仕事を介しながら、マターセク氏から学んだことを。実技では、コンセプト、「First impression」のイメージやアイデアスケッチ、ストーリーボードなど、実際にアイデアを人に絵で伝えることから、アイデアの実現化―チェコで日常に繰り広げられているリハ風景、制限された物の中でどれだけアイデアが出せるか、形にしていけるか、「アイデアの即興性」を体感体現することを目標にしていました。

時系列を追って書いていきたなと思ったのですが、到着した2日のことを思いだすとかなり昔のことに感じてしまうぐらい濃い2週間でした。それでも、10日間という長いワークショップ。会社で働かれている方もいたので、参加するにはもの凄く難しいスケジュールでしたが、本当に個性豊かな人が集まり、10名の参加者さんの全員、私もアントニーン氏も涙がホロリと出てしまいそうなぐらい、全力でついてきてくれました。

さらには、ワークショップという形で10日間は長いですが、実際に成果発表という枠で何かを掲示するには、10日間ではかなり短いのも事実です。「Memory Hole」というかなり抽象的な言葉から得る各参加者さんの個人のイメージ。実際の記憶。そういった物を探りながら、全体で繋げていくこと。時間、技術面、素材等、多くの制限があり、その中でどう作り上げていくかも大きな課題でした。実際に成果発表の当日に出来上がったシーンも3か所ぐらいあり、通してできたのは1回。そんなプロでも困ってしまうような環境下でも、皆さん堂々とむしろリハーサルの時よりも生き生きしてやられている姿を見て、本当に心がドキドキしました。演劇の持つ不思議な力だなと。

また、個人の繊細な記憶部分にかなり関わりのあるテーマだったこと、10名という人数もあり、かなり密にコミュニケーションすることができました。最後の方は感覚共有といいますか、アントニーン氏のチェコ語を、参加者さんが理解する瞬間が多々あり、逆も然りで面白かったです。

長々となってしまいました。書いても、書ききれない濃い体験でした。若輩者ですが、講師という形で10日間やらせてもらえる機会を得て、実際に多くを学んだのは私やアントニーン氏だったのではないかと思います。日本にいる間、マターセク氏の存在を感じる瞬間が多々あり、全ての物事ひっくるめて、氏からの最後の課題だったのではないかと感じずにはいられませんでした。どういう形でできるかわかりませんが、マターセク氏から学んだことは、私自身の人生の中で誰かに伝えいかなければと思っています。

そして、今回こういった形でワークショップの機会を用意してくださいましたシアターΧの皆様、チェコセンターの皆様、ワークショップ中、多大な協力をしてくれました通訳バーラ・シェフチーコヴァーさん、アントニーン氏の映画「Menandros & Thaïs」の字幕を訳してくれた川島さよ子さんを初め、本当に多くの人の協力により今回の企画が成立しました。重ね重ね御礼申し上げます。

気持ちが、フワ――――っとしていますが、来週、プラハで2年に1回開催されている第4回国際アート・ドール展覧会に参加します。11月24日から26日まで、Slovanský dům (住所:Na Příkopě 22 PRAHA 1)にて。会期中会場におりますので、ぜひぜひお越しください!!世界中から、著名な人形作家さんが大集合されます!詳しい情報はこちらより!(>web


Memories to Prof. Petr Matásek

ファイル 290-1.jpgThis year in Japan is dedicated to the Czech culture. Czech Center in Tokio in co-work with Theatre X organised a Workshop with lectures with the main topic: „World of Prof. Petr Matásek - Theatre, Puppet Stage Design“. I came to Japan with my DAMU classmate Mr. Antonin Šilar to join special Workshop and to have a few lectures about Petr Matasek Theatre philosophy and his way of teaching. We meet there a lot interesting and inspiratory people and could finish with experimental theatre performance. Many thanks to all!


Vzpomínka na Petra Matáska v Japonsku.

ファイル 289-3.jpgU příležitosti Českého roku v Japonsku připravilo České centrum v Tokiu ve spolupráci s tokijským divadlem Teatre X společnou akci „Ohlédnutí za prací divadelního scénografa Petra Matáska“. Na akci jsme byli pozváni spolu s mým spolužákem Tondou Šilarem a měli jsme za úkol udělat Workshop a několik přednášek o divadle a o práci našeho profesoru z DAMU, Petra Matáska. Měli jsme možnost potkat spoustu zajímavých lidí a mohli spolu vytvořit experimentální představení. Děkujeme všem!


壁画「PipiとAstrid Lindgren」

ファイル 288-1.jpgファイル 288-5.jpgファイル 288-2.jpgファイル 288-3.jpgファイル 288-4.jpgここ数年、立て込んだ仕事が続き移動も多いので、目が覚めると自分がいったいどこにいるのだかわからなくなる感覚によくなります。先月、座・高円寺で再演があった「ゴーレム」の中で『おれは、いったいここで何をしているんだ』という台詞が繰り返し使われていたのですが、まさにそんな感じで。

一昨日まで、ポーランドはSlupskuにて壁画を描いていました。今年は、本当に沢山この街に来たなあといった感じで。片道14時間の移動は、何往復しても全く慣れませんでした。Slupskuは10万人規模のポーランドでは中都市。カソリック教徒が多いポーランドですが、市長がゲイであることを告白し、一躍有名になった街でもあります。街中には古い建造物も沢山残っていて綺麗ですが、この街の面白い特徴はとにかく教習車が多いことです。朝から晩まで外に出て見かけないことはないぐらい走っていて、私が現在泊っている劇場のゲスト用アパートから劇場まで、徒歩5分もかからないのですが、その間に調子がいいと(どんな調子だかよくわかりませんが…)10台ぐらい見かけたこともありました。とにかく書かずにはいられない、どうもいい特色です。

今年の秋、Slupskuでは、「長靴下のピピ」の作者であるAstrid Lindgrenの生誕110周年を祝うイベントが企画されていました。9月16日にTęcza人形劇場にて初演を迎えた「長靴下のピピ」をはじめ、イベントが盛りだくさんだったようです。その一環で、Astrid Lindgrenとピピをテーマに壁画の依頼があったわけです。スウェーデン人であるAstrid Lindgrenを、ポーランドのSlupskuで生誕を祝い、プラハに住む日本人が壁画を描くという、ちょっとカオスなプロジェクトではありましたが、人生で初めてこのような大きな絵を描かせてもらって楽しかったです。

描く前は普段大きくても図面として等身大サイズ。ポスターやイラストでは大きくてもB3ぐらいまでの絵しか描いてない私が、壁画なんて大丈夫かなという不安はかなりありましたが、実際の問題は大きさではなく、制作環境にありました。あきらかに、この企画事態、夏ものといいますか、バルト海に隣接したSlupskuで、1日中外で作業をしていると本当に寒いといいますか、さらには霧雨、小雨も降ったり、最終日は白い息まででました。体力はあるほうではありますが、毎日ヘロヘロというか、ボロボロでした。。(この時期になってしまったのは、私のスケジュールの問題だったので文句は言えないのですが…)最初は、3人ポーランド人のアシスタントについてもらったのですが、中盤からは自分のタッチで仕上げないなので、一人で朝から日暮れまで作業していて、さらには小雨が降っている寒い日なんかは、壁に向かいながら、『おれは、いったいここで何をしているんだ…』なんてゴーレム現象が起こっていました。

それでも、チェコ人より感情表現が大きいポーランド人。壁画制作中、道行く人、子供から大人(結構ロックな恰好した若者まで)、おじいちゃん、おばあちゃん、とにかくみんな、「凄く綺麗!」とか「凄くいい仕事だね!」とか「人形劇で見たピピだー!」とか感想を本当に大声で叫んでくれて。チョコレートを差し入れてくれたおばあちゃんもいたりして、凄く励まされました。

電車の遅れもあり15時間かけてSlupskuに到着後、そのまま現場に連れていかれ、クレーン車に乗せられて、プロジェクターで投影した絵を「はい!スプレーでなぞって!!」と言われた時は軽い眩暈が起きました。さらには、愚痴に思われると良くないですが、当初、壁画サイズは、高さ16メートル×横11メートルと言われていたのですが、なんとなく壁画は横長なイメージが強かった私は、縦、横の単語をあまり注意してみなくて、高さ11メートル×横16メートルと勘違いしてデザイン画を作成してしまいました。その後、オーガナイズサイドから「反対だよ!」と言われて、急遽デザイン画を再度修正して提出したのに、実際の現場にきたら言われていた壁のサイズが全くもって違い、むしろ最初に間違えたサイズでデザインしたものの方が壁にマッチするという不可思議な現象も起きました…。言われていたサイズよりも実際の壁のが、小さかったので私的には助かりましたし、まあ、ご愛敬かなと…。

が、それでも話がまとまってからのステップはいい意味でヨーロッパ的で早く、面白い企画に呼んでもらって感謝です。そして、この壁画を描いた場所も、図書館の壁でそんなところも嬉しかったです。コーディネーターのパワフルなオラ、アシスタントでついてくれた本当に女性3人衆カーシャ、エヴァ、カロリーナ、本当に感謝です!!

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写真・1 壁画完成(白い部分には後から、本の引用文章が入ります。)
写真・2 アップ部分
写真・3 デザイン画
写真・4 初日、、
写真・5 初日、、、(顔がもう白いです)


Slupsk Library's wall with Astrid

ファイル 287-1.jpgファイル 287-2.jpgYesterday I went back from Slupsk to Prague. I spent there one week painting on the wall. This year I visited Slupsk very often. Slupsk city is celebrating 110 years anniversary of the Birth of writer Astrid Lindgren (14.th November 1907 - 28.th January 2002). Teatr Lalki Tecza opened the autumn season with the puppet show Pippi Pończoszanka.

Now I painted Astrid Lindgren with her books and her heroes on the wall of local Library. My biggest painting in my life! I´m happy for this opportunity! Thanks to my painting helper, thanks to the Slupsk city and all organization! Special thank to Michal Tramer! Cheers Astrid, your stories are beautiful!

>news Kanal6.pl


Zeď knihovny ve Slupsku

ファイル 286-3.jpgファイル 286-4.jpgVčera jsem se vrátila z týdenního pobytu ve Slupsku. Tento rok jsem tam díky spolupráci s divadlem Teatr Lalki Tecza jezdila docela často. Astrid Lindgren
(14. listopadu 1907 - 28. ledna 2002) letos bude mít výročí 110 let od svého narození.

Město Slupsk slaví a na začátku podzimní divadelní sezóny uvedlo v divadle Teatr Lalki Tecza premiéru loutkového představení Pippi Pończoszanka. Nyní jsem dostala úkol vymalovat zeď na její počest. Je to pro mě největší obraz, který jsem malovala a jsem ráda za takovou zkušenost. Chtěla bych poděkovat mým pomocnicím a vůbec všem, kteří celou akci organizovali!!!

>reportáž Kanal6.pl


近況報告・10月

ファイル 285-1.jpgファイル 285-2.jpgファイル 285-3.jpgファイル 285-4.jpgファイル 285-5.jpg先週末に、プラハに帰ってきました。日本での滞在は、2週間とちょっとだったのですが、なんだかアッという間だったような、でも、思いだすと凄く遠い昔のような感じがしています。

直前の告知にも関わらず、「ゴーレム」や「Noha本×Yumi本」展にお越しくださいました皆様方、本当にありがとうございました。もっと、お話ししたい!!という瞬間しかありませんでした…。

「ゴーレム」再演―。

9月28日から10月1日まで座・高円寺にて上演された「ゴーレム」は、昨年KAATで上演されたものからさらにパワーアップされた仕上がりになりました。今回の一番の違いは、主役が寺十吾さんから元唐組の丸山厚人さんに変わったことでした。お二方のタイプが全く違うので、同じ劇でも、受ける印象が全く違うものになりました。

丸山厚人さんは、実力派の俳優さんで、私自身が書くまでもないのですが、回を重ねるごとに、毛細血管の先の先まで血が通いきるような感じで、劇場の空間自体を隅々まで掌握されるような圧倒的なパワーがありました。偶然にも同じ学年で本当に頼もしいなあと感じました。

そして、一糸座さん。昨年に引き続き、チェコチームとして呼んで頂き、本当に大感謝です。天野天街さん版「ゴーレム」は、日本でもチェコでも見られない本当にいい作品だと思います。また、別の形、場所でゴーレムが蘇ることを願ってやみません。

「Noha本Yumi本」
2日日間という短い間でしたが、お越しいただいた皆様本当にありがとございました。今回、福音館書店さんから出版させて頂いた「つくってあそぼう!あやつりにんぎょう」は、私自身、初めての出版本でした。日本滞在中、本屋さんで見かけたときは、「わわわー!!!」となりました。多くの知り合いから、実際に作った人形の写真や、福音館さんを通して、幼稚園で実際人形劇場を作ってあやつってみるという写真を頂きました。ただただ、嬉しいという気持ちでいっぱいです。

「ペトル・マターセク追悼企画」
惜しくも、7月25日に永眠された舞台美術家ペトル・マターセク氏の追悼企画です。

チェコの人形劇黄金時代の立役者であり、世界に代表する舞台美術家であり、チェコ国立芸術アカデミー劇場学部(DAMU)人形劇舞台美術科に在籍していた時代、私の担当教授であり、私自身の運命を大きくかえてくれた恩師でした。

この秋に氏のワークショップをするという形で進めていた企画が、まさか追悼企画という形に変わるとは思いもよりませんでした。メールをたどると、私と氏とのやりとりでは、2015年から日本でのワークショップを企画しようという話が始まり、2016年から劇場間での調整をはじめ、2017年秋にできる手筈がやっと整った矢先の話でした。日本でのワークショップは氏の大きな願いであり、恩師への恩返しできるチャンスだったのですが、一足遅かったのが悲しくて仕方ありません。

ただ、2010年に卒業してから、年明けや行事等では氏に会っていましたが、日本でのワークショップというプロジェクトが動いてからは、本当に数えきれないほど打ち合わせをする機会を得ました。学生の頃からでしたが、氏はいつも現状の力では乗り越えることではできない大きな課題を絶えず与えてくる方でした。同じ場所に立っていたり、同じことを繰り返していたり、思考が停止していると、いつも足元をすくわれました。卒業して数年間実際に現場でやってきて、今度は恩師と仕事をするという機会を得て、改めて学ぶ瞬間が多々ありました。

一生、緊張して向き合わなければいけない師がいるということは、本当に幸せな出会いだったのだと心から思います。

追悼企画という責任の重い企画を、諸先輩をさしおいて若輩者の私が背負うことについては、眩暈を感じずにはいられませんでした。が、この状況すらも、いつも大きな課題を与え続けてきてくれた氏からの課題なのかなとも感じています。天国から、「Udělej!!(やってみろ!)」と言われているような。心して臨めたらと思います。

11月には、氏の2作品が上映されます。詳しくはこちらを。(>webΧ)また、私と同じくマターセク氏の生徒だったアントニーン・シィラル氏とともに、11月3日から14日までシアターΧにてワークショップを開催予定です。最終日は劇場舞台にて発表があります。

2016年より準備を進めていたマターセク氏のワークショップのコンセプトを引継ぎ、私とアントニーン氏が氏から学んだことを活かしながら、舞台美術家という立場から、いかにアイデアを出し、舞台を構成・実現していく過程を学べるワークショップです。人形・舞台美術製作者、パフォーマー、ダンサーを対象としていますが、興味がある未経験者も大歓迎です。告知が遅くなってしまいましたが、ぜひ多くの皆様の参加をお待ちしています!(参加お申込みは、シアターΧまで)

写真・1 「ゴーレム」リハ風景。好きなシーンです!
写真・2 全体集合写真。「パベルだよ~」
写真・3 マターセク追悼企画、3企画あります。
写真・4 ワークショップ「Memory Hole」のチラシです。
写真・5 ワークショップのタイムスケジュールです。


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